21:52 (akeno )   21:52 (akeno )   21:52 (akeno )   21:52 (akeno ) コンコン 21:53 (akeno ) 軽い音を立てて扉をノックする 21:53 (zero_cp ) 入れ… 21:54 (akeno ) 静かに扉を開いて部屋の中へと入り、一青の前へと歩む 21:54 (akeno ) 「おじさん、呼び出しが会ったけど・・・一体どうしたの?」 21:55 (zero_cp ) 「忙しい所悪かったな」 21:55 (akeno ) 「ううん…。でも、私を呼び戻すって・・・本当、一体何が?」 21:56 (zero_cp ) 「先日の答えを聞きたくてな」 21:56 (akeno ) 「せ、先日の答えって・・・?」 21:57 (zero_cp ) 「言っておいたはずだ…自分で答えを探せ、と」 21:58 (akeno ) 「け、けど…私は、やることがあって…家族もある、これ以上望むのは、欲張りだと思うから…望めない」 21:59 (zero_cp ) 「…何故欲を求めてはいけないのだ?」 22:00 (akeno ) 「…今でも十分に恵まれているのにこれ以上望むのは……」 22:01 (zero_cp ) 「自分が幸せを掴むことに何故怯えている」 22:01 (akeno ) 「…怯えて、いない。それに一人じゃないというだけで私は十分に幸せだから」 22:02 (zero_cp ) 「…そうとは思えないな」 22:03 (akeno ) 「…どうして、そう思うの?」 22:04 (zero_cp ) 「幸せの青い鳥は待っていても手に入らない…自分で掴むものだ」 22:05 (akeno ) 「自分で掴んで・・・それで、殺してしまったら?」 22:06 (zero_cp ) 「それでも、他のものにはなるまい」 22:07 (akeno ) 「……他のものになっても、殺してしまうより…マシだ」 22:07 (zero_cp ) 「…偽善だな」 22:08 (akeno ) 「……それでも、それでもいいんだ…」 22:08 (zero_cp ) 「奇麗事を言うな」 22:09 (akeno ) 「…けど、死んでしまったら二度と手にはいらないじゃないかっ!」 22:10 (zero_cp ) 「…お前の中には残るだろ」 22:11 (akeno ) 「……冷たい躯が?物言わぬ、物体が?…そんなの、いらない」 22:12 (zero_cp ) 「ならば、人にとられていいのか、それで満足なのか」 22:13 (akeno ) 「………その人が幸せなら、良い。それで、いいんだ」 22:14 (zero_cp ) 「そして、自分に「相手は幸せだ」と言い聞かせるのか」 22:16 (akeno ) 「…そ、そんなことは」 22:16 (zero_cp ) 「…もう1つ、聞こう・・・もし、想定外の相手がお前を求めたら…どうするのだ?」 22:17 (akeno ) 「……想定外の?」(首を傾けて 22:18 (zero_cp ) 「あぁ…そいつが自分の幸せの為にな」 22:18 (akeno ) 「……私の存在が幸せなんて、ありえないよ」(軽く首を振る) 22:19 (zero_cp ) 「そうかな?」(薄く笑って 22:21 (akeno ) 「……う、だ、だいたい…誰が、そうだって言うの?いないだろう?」 22:21 (zero_cp ) 「世の中は、広いからな」 22:22 (akeno ) 「……ひろいから?」 22:23 (zero_cp ) 「何時、そんな奴があわられるかも知れんぞ」 22:24 (akeno ) 「……いたら、その時考える。けど、そんな人いるわけないよ」 22:24 (zero_cp ) 「…その時考える・・・か」 22:25 (akeno ) 「……だって、ありえるわけがないのに考えられないよ」 22:27 (zero_cp ) 「なら…お前の地上勤務を解く」 22:27 (akeno ) 「お、おじさん!?」 22:28 (zero_cp ) 「立候補しようというんだ…お前を力ずくで手に入れようとな」 22:28 (akeno ) 「り、立候補って・・・?」 22:29 (zero_cp ) 「…俺が、だ」 22:29 (akeno ) 「い、一体どうして!?」 22:29 (zero_cp ) 「待つのもいいかげん、飽きたからな」 22:31 (akeno ) 「……飽きたって…待つって……」(呆然としている) 22:32 (zero_cp ) 「思い出したのさ…愛とは待つ物ではない…奪うものだとな」 22:33 (akeno ) 「………愛って?な、何を言っているんだ・・・?」 22:34 (zero_cp ) 「言葉どおりだ」 22:35 (akeno ) 「………私を、どうしたいの?」 22:36 (zero_cp ) 「…どこに行こうと…最後には俺の元に帰ってもらう」 22:38 (akeno ) 「け、けど…私はすぐに死んでしまうよ?」 22:39 (zero_cp ) 「何…すぐに目覚めるだろう…秘められたちがな」 22:39 (zero_cp ) 「何…すぐに目覚めるだろう…秘められた血がな」 22:39 (akeno ) 「……そ、そんなことは…多分、ない」 22:40 (zero_cp ) 「お前の兄はどうだ?」 22:40 (akeno ) 「……あ、あれは…犬神に憑かれた、から」 22:41 (zero_cp ) 「…美門の血は妖を呼ぶ」 22:42 (akeno ) 「け、けど…私は、人でいたい 22:42 (zero_cp ) 「そして…お前を失いたくない」 22:42 (akeno ) 「わ、私を・・・?」 22:43 (zero_cp ) 「お前が言っただろ…先にいなくなると」 22:45 (akeno ) 「そ、そうだけど…別に、私など」 22:45 (zero_cp ) 「お前でないと駄目だ…そう言ったらどうする?」 22:46 (akeno ) 「……信じられない…」 22:47 (zero_cp ) 「なら、何故お前を留めようとしているのだ?」 22:48 (akeno ) 「………わからない、わからない・・・わからないっ!!」 22:49 (zero_cp ) 「…何をだ?」 22:50 (akeno ) 「なにも・・・わからないっ」 22:52 (zero_cp ) 「…ならば、お前は受け入れればいい」 22:53 (zero_cp ) 「自分が…愛されているという事をな」 22:54 (akeno ) 「愛されている…?誰、に・・・・・・?」(信じられないとゆるく首を振りながら) 22:54 (zero_cp ) 「誰からも…だ」 22:54 (akeno ) 「そんなこと、ない……」 22:55 (zero_cp ) 「どうして…決め付ける?」 22:56 (akeno ) 「だって…ありえない、ことだよ」 22:57 (zero_cp ) 「理由は?」 22:58 (akeno ) 「………理由って、だって…私は愛されたことなんて、殆どない」 22:59 (zero_cp ) 「それはお前が、瞳を閉じているからだ」 23:00 (akeno ) 「……そんなこと、していないっ!」 23:01 (zero_cp ) 「素直に…俺の温もりを受け取れ」(胸にかい抱き 23:02 (akeno ) 「……ぁ、っ」(びくりと震えて体を硬くしながら大人しくなっている 23:03 (zero_cp ) 「これが・・答えだ」 23:03 (akeno ) 「……答え…?」 23:03 (zero_cp ) 「…これでも、愛されていないと…言うか」 23:06 (zero_cp ) 「…この温もりを感じても…」 23:06 (akeno ) 「………わからない、よ。だって、いつか、なくなるもの、だから・・・だから、わからない」 23:07 (zero_cp ) 「…ならば…俺の温もりを冷まさせない」 23:08 (akeno ) 「……そういっても、きっといつか…」(軽く瞼を伏せて 23:09 *zero_cp quit ("Leaving...") 23:11 (zero_cp ) 「お前を…一人にしない」 23:12 (akeno ) 「………信じ、られないよ」 23:12 (zero_cp ) 「…信じろ」 23:12 (akeno ) 「……」(泣きそうな顔でフルフルと首を振る) 23:12 (zero_cp ) 「…どうした?信じられないのか」 23:14 (akeno ) 「……」(コクッと) 23:14 (zero_cp ) 「…今まで、約束を破った事は?」 23:15 (akeno ) 「……ない、よ」 23:16 (zero_cp ) 「ならば…今後もだ」 23:16 (akeno ) 「…………」(軽く瞼を伏せる) 23:17 (zero_cp ) 「…聞き分けたか」 23:18 (akeno ) 「……う、うん」(不安に瞳を揺らしながらも小さく頷いて) 23:19 (zero_cp ) 「それとも…行為で示そうか」 23:20 *zero_cp quit ("Leaving...") 23:22 (akeno ) 「こ、こ・・・行為って!?」 23:22 (zero_cp ) 「…嫌か」 23:22 (zero_cp ) 「お前の体に…温もりを移す」 23:22 (zero_cp ) (ちょっとまっていてね 23:22 (akeno ) 「え、え、えんりょする!」 23:22 (akeno ) (りょうかい〜 23:39 (zero_cp ) 「何を照れている」 23:40 (akeno ) 「て、てれていないっ!」 23:41 (zero_cp ) 「まぁ、いい…時間は幾らでもある」 23:42 (akeno ) (手を出されないと思ってホッとした表情になる) 23:42 (zero_cp ) 「それにこれから忙しいからな」 23:44 (akeno ) 「……これからが、忙しいって・・・どうして?」 23:45 (zero_cp ) 「まずはここにお前の荷物を運ぶ必要があろう…地上での引継ぎもある」 23:46 (akeno ) 「こ…ここに!?」 23:46 (zero_cp ) 「あぁ…問題あるのか」 23:47 (akeno ) 「わ、わたしには…屋敷があるし…それに、地上に仕事はまだまだ残っているから」 23:48 (zero_cp ) 「言ったはずだ…もう待たないと」 23:50 (akeno ) 「……でも、ここにいて、私は何をすればいいの?ただ、養われるだけは嫌だ」 23:51 (zero_cp ) 「仕事はある…俺はお前を籠の鳥にするとは…言っていないしな」 23:52 (akeno ) 「う、うん……。分かった、よ・・・・・。」 23:53 (zero_cp ) 「ただ…最後に戻れば…翼をここで休めれば…いい」 23:54 (akeno ) 「だから、一緒に住めって?」 23:54 (zero_cp ) 「そうだ…いつでも求められるしな」 23:55 (akeno ) 「求められる・・・?」 23:57 (zero_cp ) 「あぁ…お前を」 23:57 (akeno ) 「………いやだって、言ったら?」 23:58 (zero_cp ) 「…待たないと告げたはずだ」 00:05 (akeno ) 「………で、でも…求められるの、慣れてないから」 00:06 (zero_cp ) 「慣れさせてやるさ」 00:06 (akeno ) 「け、けど……」 00:07 (zero_cp ) 「口答えする口は…これか」(光の顎をつまみ 00:08 (akeno ) 「や…やめっ」(フルリと首を振ってつまむ手からのがれようと 00:08 (zero_cp ) (意にも解さず、光の唇を自分のそれで塞ぐ 00:09 (akeno ) 「ン……ンつっ!?」 00:09 (zero_cp ) (強引に唇をこじ開け、舌を絡ませ 00:10 (akeno ) 「ふ…んぁっ」(背筋にゾクゾクとは汁物を感じながらも緩く首を振ってその下から逃れようとする) 00:11 (zero_cp ) (体をきつく抱きしめ、逃がさないように 00:13 (akeno ) 「やぁ・・・っ」(抱き締める力に痛みを感じて眉根がよる) 00:15 (zero_cp ) 「…少しは、黙る気になったか」(唇だけ放し、荒い息で 00:18 (akeno ) 「あ…ハァ……ッ」(膝から力が抜けながら荒い呼吸を何度も何度も) 00:19 (zero_cp ) 「・・どうした、声もでないのか」 00:20 (akeno ) 「う・・・る、さい・・・・」(目元を紅く染めたままフイッと横を向く) 00:20 (zero_cp ) 「…口の中が良いのか」 00:21 (akeno ) 「……そんな、ことっ」 00:21 (zero_cp ) 「ならば、幾らでもしてやるさ」 00:22 (akeno ) 「しなくてもいいから…離して・・・ッ」 00:22 (zero_cp ) 「苦しいのか?」 00:23 (akeno ) 「うん…」(コクッと 00:23 (zero_cp ) 「少し、強かったな」(腕の力を緩め 00:25 (akeno ) 「…あ」(腕の力が緩んだ瞬間ずるりと膝から力が抜けて座り込みそうに) 00:25 (zero_cp ) 「腰が…抜けたか」 00:26 (akeno ) 「……う、うるさい」 00:26 (zero_cp ) 「…立てるか」 00:27 (akeno ) 「……できるっ」(そう言って勢い良く立ち上がろうとするが立ち上がれずに) 00:27 (zero_cp ) 「ほら…手を貸してやる」 00:28 (akeno ) 「いらないっ」 00:30 (zero_cp ) 「…そうか」(背筋を指でなぞり 00:30 (akeno ) 「ひぁぁっ」(ゾクリと走るものに体を震わせて) 00:31 (akeno ) 「な、何を・・・」(ジト目で見上げて) 00:31 (zero_cp ) 「腰が抜けたようだな」 00:32 (akeno ) 「う…うるさいっ!!」 00:32 (zero_cp ) 「そういう姿を見ると…もっと色々としたくなるよ」 00:33 (akeno ) 「……い、色々って・・・?」 00:33 (zero_cp ) 「知りたいのか?」 00:34 (akeno ) 「…し、しりたくないっ!」 00:34 (zero_cp ) 「おいおいと・・教えてやるさ」 00:35 (akeno ) 「…教えなくても良いからっ!」 00:36 (zero_cp ) 「…嫌でも・・な」 00:37 (akeno ) 「……っ」(フイッと顔を背けて 00:37 (zero_cp ) 「だが、今はお預けだ」 00:38 (akeno ) 「…今じゃなくても、いらないからっ!」 00:40 (zero_cp ) 「部屋はあるから、まずは地上からの荷物スペースの確保だな…ドロイドを使え」(セキュリティーキーを渡し 00:41 (akeno ) 「…はい。でも、でも……すぐには、離れられない、から…。」(キーを受け取りながら) 00:42 (zero_cp ) 「書類上の手続きはすぐに終わる」 00:43 (akeno ) 「……で、でも…実務の引継ぎは少し、時間かかるから」 00:43 (zero_cp ) 「所詮口頭だ。DAKを使えばいい」 00:44 (akeno ) 「さ、さすがに…そういうわけには行かないよ」 00:45 (zero_cp ) 「構わん、許可する」 00:46 (akeno ) 「……け、けどっ!」 00:46 (zero_cp ) 「…判ったな」 00:47 (akeno ) 「……」(フイッと) 00:48 (zero_cp ) 「いい子だ…」 00:49 (zero_cp ) 「部屋の間取りは任せる…2、3日で終わらせておけ」 00:49 (akeno ) 「……は、はい…」(沈んだ声で返す) 00:51 (zero_cp ) (と、ここらでシーン終えよう、眠くなってきた(w 00:51 (akeno ) (だね(笑