22:15 (Fake_)   22:16 (Fake_) まだ春休みが続く――2年生としての1年が終わると同時に引越し、新たな場所での生活が始まってそれなりに経つ。 22:18 (Fake_) ロイヤルガードの隊員として、活動をはじめてからもそれなりに経つ。今日も一通りの訓練を終えて―― 22:19 (Fake_) 休憩室でゆっくりと時を過ごす。自動販売機のスポーツドリンクをかって…椅子に座ってのんびりと。 22:23 (Fake_) 【春奈】「…ふぅ――今日も訓練は終わり。これからご飯の材料買って、帰りかな」誰に聞こえるわけでも無く、ポツリと呟く。時計は午後の4時過ぎを指していて 22:33 (tsuku-yo_) 【ノエル】「あ゛〜〜〜…めんどっちー。ケンカはいいけど訓練って響きがヤだよなー」あーやれやれ、と首をコキコキさせつつ。ふわふわのプラチナブロンドを揺らしながらのそのそとした足取りでやってくる、ちびっ子が1人。先客、春奈の存在にも気付かないほど実に億劫そうに休憩室に入り、近くの椅子に座ってテーブルに突っ伏した。 22:36 (Fake_) 【春奈】「…?」近くの椅子に座り込んだ彼女に視線を移して、同じ部隊の人かなと思って言葉をかける。「お疲れ様です、大丈夫ですか?」 22:42 (tsuku-yo_) 【ノエル】「…あ゛ぁー?」 机に突っ伏したまま、ぎぎぎぎぃ、と軋んだ音が響きそうなブキミにぎくしゃくした動きで首だけを声のした方向へ向ける。 気付かなかったが、なんかこっちを見てる少女が1人。 折角ぐったり突っ伏していたのによくも話しかけやがったな、と非常に自分勝手な理論を構築、即座に口を開き、鈴を鳴らすような可愛らしい声で精一杯の抗議を行う。「この見目麗しくぷりちーなボクがグロッキーに突っ伏してんのが見えねーのかよーいっ 22:42 (tsuku-yo_) ぺん眼科でその目の玉の中身隅々まで見てもらって………ん?んんー??」 ワンブレスでそこまで言い募った後、ふと目の前の顔に何か見覚えが在るような気がしてきた。じーっと凝視すればするほど、記憶が鮮明になっていくような気が…よってmさらにじーーーっと見つめ。「じーーーーーーーーーー……ん、んんんー…なんだ、なんかすぐソコまで出てきてるのになー…つーかどっかで見た顔なんだけどどっこだったっけなぁ…?」 22:44 (Fake_) 【春奈】「突っ伏してるのが見えたから、それくらい疲れてるんじゃないかと思ったんですけど――ご迷惑でしたか?」差し出した手には、スポーツドリンクの新しいペットボトル。一息で出てきた言葉と、言葉遣いに少し驚きながらも…ジーっと見られている視線に少しびくっとして「何処かで、見た…? 貴女とは初対面だったと思いますけど…」記憶を探る、けど…彼女のような人に逢ったことはなくて 22:52 (tsuku-yo_) 【ノエル】「何てーの? ほら、訓練ってこー馴染まなくってさー。ボクとしちゃ訓練なんてするよりケンカしてたほーがいいっていうか、なぁ? てな訳で肉体疲労じゃなくて精神的疲労だっつーの……ってそーじゃねーって」呻くようなソプラノボイスという実に謎な発声でぶちぶちとツマラナイ訓練への文句を言い続け、最後に吉本ばりの裏拳ツッコミを真横の空き空間に放ち。 もう一度春奈をじーーっと見る。 どこかで見た顔。 そう、確かつい最近。 会った 22:52 (tsuku-yo_) 事が無いし見たことも無いが見覚えがある…なら何だろう、と考え続け。 「……あー、あーはいはいはいはいはい、モデルのねーちゃん――のそっくりさんか」 22:55 (Fake_) 【春奈】「……訓練より、ケンカですか――私には判らないです、そういうの」小さく笑いながら、彼女の傍にペットボトルを置いて…対面の椅子に座る。気付かれてるのか、と思うけど…次の言葉に小さな安堵を漏らして「そっくりさん、って言われるのもなんだろう…不思議な感覚」ぽつ、と小さく呟く 23:02 (tsuku-yo_) 【ノエル】「なんてーかほら、訓練、ってのは所詮「訓練」だろ? 何て言えばいいんだろうなー…こう、臨場感?ってのが足りねーんだ、これが。高揚感がないっつーか。 その点、ガチで殴り合うケンカ、ってのはスリリングで興奮すっぜー。 たまに制服がボロ布になっちまうけどなー」しゅしゅ、と空中にパンチを打ちながら、おほほほ、と笑う。「ん、何だ何だー?フツーの女の子ってのは、モデルとかに似てるーって言われると喜んだりするんじゃねーの? ボ 23:02 (tsuku-yo_) クのクラスメートの女どもはそんな感じだったぜー?」 喜色はなく、何か安堵している風にも見える春奈の反応に、くき、と小首を傾げて。 23:05 (Fake_) 【春奈】「そういうものですか……うーん。やっぱりわからないなぁ」不思議な子だなー、と思う。言葉遣いがそうでも、言葉が途切れたときの表情は綺麗な可愛い少女のもので。「そう、ですか? モデルって言われると…確かにそうかも――」普通の女の子、らしい反応を返すべきなんだろうなぁ、と思っても…それも難しいなぁ、と再確認しつつ 23:11 (tsuku-yo_) 【ノエル】「ま、こればっかりはやってみねーとわかんねーだろうな。 とはいえ、あんたはそーいう荒事にゃ向かなさそうだし気乗りもしなさそーだけどなー」頭のてっぺんから爪先まで、しげしげと春奈を観察し分かった事は、「なんか優等生タイプの匂いがする」であった。「そそ、モデル。 っても、ボクがエ○ゼロとト○ブル全巻買い込んだ時、前の客がたまーったま持ってた雑誌に1ページの隙間でグーゼン見えた、ってだけだし。なんか小難しい英語のタイト 23:11 (tsuku-yo_) ルのファッション雑誌だったと思うけどナー」 ようやく思い出した「見覚え」の詳細を口にしながら、ちらっと見ただけの割に似てるよなー、と。 23:15 (Fake_) 【春奈】「うーん…私はそういうの、苦手…ですね。やっぱり」自分がそういうことをするのが想像できない。自らの手を見ても、そんなことがとても出来るようには思えなくて。「あー…似てるって言われたこと自体が少ないので。でも、全巻買い込むって凄いですね」似てる、という言葉を言われるたびに心臓が僅かに跳ねる。あまり広がって欲しくないな、と思いつつ話題を変えようとして 23:20 (tsuku-yo_) 【ノエル】「だろーなー。なんか優等生ッポイ匂いがするし。優等生オーラがエフェクト付きで見えそーな気がするぜ」こんな感じでももわもわーっと。と、ゆらゆらと身体から揺らめく燐光のようなモノを再現しようと、手が海中で踊るワカメのような動作を行い。 「んー、似てるんだよなー。ちらっと見ただけだけど、ボクの記憶力が確かにクリソツだって……ん、フツーは全巻購入は基本だろ基本。 なんつーんだっけ、ええと、大人買い、ってヤツ? ま、運ぶ時 23:20 (tsuku-yo_) 地味に嵩張るんだけどな」 23:26 (Fake_) 【春奈】「なんだか、手付きが……」その彼女の手の動きに笑いつつ、次の言葉に小さく首を傾げる。「そんなに似ていますか? 見間違いとか――。私はそんな風に買ったことないから…重たそうですね、でも」何冊も本を抱えていると、嵩張って重そうだなというのは容易に想像がついて。人から物事を隠すのって大変だなぁ、と変なところで感心しつつ 23:31 (tsuku-yo_) 【ノエル】「むっ、何だ何だ一体。 折角このボク様がわざわざあふれでる優等生オーラとはどういうものかというのを再現してやってんのに。そんな海中で踊るワカメを見たよーな顔しやがって…むぅ」自分で言ってから改めて眺めると、コレではワカメかコンブ、もしくはクラゲだなと思い、眉根を寄せてしかめっ面。「いーや、見間違いじゃない……ってか、案外当人だったりとかしてなー、お約束的に」 どうよ、どうなのよ?と春奈を直視する視線にこめて訴える 23:31 (tsuku-yo_) 。 23:37 (Fake_) 【春奈】「だって、クラゲみたいな動きでしたもん…判ったと思いますけど」彼女の仕草に思わずこぼれる笑み。面白い人だな、と思って「…う。えっと、なんですかその目線は……当人だったら、どうなんですか?」じっと、先ほどとは違う視線で見つめられ思わず身を引く。隠せないかなぁ、と思い始める自分が少し居て。 23:43 (tsuku-yo_) 【ノエル】「ち、違うぞ、断じてクラゲでもワカメでもない。溢れ出る優等生オーラの視覚エフェクトの再現なのだーだから素直にはいって頷いて納得しておけ!」うがーなどという叫び声と共に暴れ出しそうな雰囲気。子供っぽいどころか愛らしい子供そのものの容貌は真っ赤になり、頭上から今まさにぷしゅー、と湯気が噴き出しそうな感じである。「いや別に。 まーこのギョーカイ、色んなヤツがいるしなー。 アンゼロットの年増ロリばーさんだって、見た目だけ 23:43 (tsuku-yo_) なら可愛い子供だって言うし、ぶっちゃけ外見なんてどーとでも取り繕えそうだし。 そもそもモデルだろーが大統領だろーがボクにとっちゃ一括りで『人間』ってだけだから。 まー、からかえるネタにはなりそーだけどな?」くけけけけ。意地悪く笑う顔は小悪魔そのものであった。 23:48 (Fake_) 【春奈】「わかりました、じゃあはいってことにしておきます――」子供っぽい仕草に、噴出してしまいそうになる。流石に失礼だなと思っていても、笑みは隠しようも無く。「…んー。やっぱり隠すのって苦手です。もうちょっと校内では上手く過ごせるようにならないといけませんね。騒がれちゃったら迷惑になりますし、私だけじゃなく他の人にも」天井のライトを見て、小さくため息を。そのまま言葉を続け…辺りに誰もいないのを確認してから「私がその当人ですよ。天宮  23:48 (Fake_) 春奈といいます。これから、宜しくお願いしますね――できれば、内緒で」柔らかな物腰で、彼女へ自己紹介をする。 23:57 (tsuku-yo_) 【ノエル】「笑うな笑うな、わーらーうーなーっつーの!!」机を両手でばむばむと叩きながら猛抗議。訓練でうけたグロッキーさなど既に遥か彼方へ吹っ飛んでしまっていたが、それはそれ。 とりあえず今は笑われた事に対する抗議活動が最優先であるからして、くりくりの青い瞳の端にくやし涙までちょっぴり浮かべつつじとーっとした目で睨むのであった。「堂々としてりゃー良いと思うんだけどな、別にこそこそしなきゃならねー理由なんてねーじゃん。 そりゃ 23:57 (tsuku-yo_) アタシモデルやってるのよー、っつーカンジだったら面引っぱたいて地面舐めさすくらいムカつくけど、そーいうんでもないんだし、気にしてたらそれこそメシも碌に食えなくなっちまうぜー?」 とりあえず一端抗議の手を下ろし、自分なりに思ったことを言い返す。 ゲーノー人って、めんどくせーなーと思いつつ。「あ、ボクは枢木ノエルだぜ、く・る・る・ぎ、な。 間違ってもキョーダイにスザクなんてのはいねーし親父もゲンブなんて名前じゃねーからな」 00:04 (Fake_) 【春奈】「ごめんなさい、でも――そうやって居られるのがちょっと羨ましかったりもしますから」猛抗議、とは言うものの…何だか可愛いなぁと思ってしまって、笑いが零れてしまう。その後の言葉に笑うのをやめて…「付き合う友達とかに、迷惑をかけてしまうようなこともありましたから――難しいですよ、気にしないって言うようにしても」んー、と悩んでいるのか…顎に指を当てて、首を傾げる。「枢木ノエル…ノエルさん、ですね。あ~…何だか以前聞いたことのあ 00:04 (Fake_) るアニメに同じ苗字のキャラが居ましたね。そんなのはないってわかってますよ?」名を教えてもらえたことに感謝しつつ、笑顔で言葉を返す 00:13 (tsuku-yo_) 【ノエル】「ボクはそーやって笑っているテメーのほっぺをとてつもなくむしょーに摘んで伸ばしてこね回したい気分だぜ……!」くわっ、と瞳を見開き、両手はわきわきと所謂「揉み込むぞ」的な動きを繰り返す。わきわきわきわき…途中自分で指の動きが訳分からなくなったりもしつつ。「ホントにダチだってんなら、そんくれー笑って流しちまうモンだろ。ヘンに遠慮して気ィ使うだけがダチってんじゃねーんだからさ。つーかそんな細かい事にしてっから優等生属性 00:13 (tsuku-yo_) になっちまうんだっつーの」ぱたぱた片手を振りながら、もちっと気楽にしろよ等とのたまい。「そーそー。コードギアスっつーののウザクと同じ名字なんだよなー。まァ拾われた先が偶然そういう姓だったからしゃーねーんだけどなー」コレはコレでからかわれるんだよ偶に、とげんなりしつつ。 00:17 (Fake_) 【春奈】「あぅ、ごめんなさい――でも、何だか…こうやって笑ったのも久々な気がして」瞳の端に僅かに浮かんだ涙を拭って…「ん……そうですね、友達ってそういうものでもありますよね――だから、優等生属性ってなんですか、もー」優等生という言葉には僅かに声を上げ、抗議する。丁寧な言葉遣いは崩れてはいないものの、僅かに残っていたであろう警戒心が消える。「私も、人によってはサインくださいとか…服のコーディネートとかで迫られますけどね――そう詳しくも 00:17 (Fake_) ないのに、私だって」はふ、とため息。前にいた高校ではそうやって騒ぎになってしまったことがあったから。 00:25 (tsuku-yo_) 【ノエル】「何だ、日常的にお笑い要素に飢えてんのか? だったらあれだ、綾小路きみまろの漫談CDとか聞くと良いぜ。アレなかなか笑えっから。通学中のBGMにもオススメだ。 もっとも、通学中いきなり笑い出して周囲から白い目で見られても責任とれねーけどな!」 何故か偉そうに踏ん反り返り、小柄の割りに育ちすぎな胸がぽよん、と揺れた。優等生は優等生だ。オススメはメガネだな。三つ編みもあると理想的なんだがその場合委員長属性も兼ね備えねー 00:25 (tsuku-yo_) といけねーからめんどくせーんだ」うんうん、と数回頷き。何時の間にか怒りの矛先が消えて属性談義に摩り替わっていた。「なんだ、そんな連中にはな、「知りません」「分かりません」「あいどんとのー」っつってテキトーにケムにまいとけばいーんだ」 そうやっておちょくった返事をしているから不良達とトラブルが絶えない小娘はのたもうた。 00:29 (Fake_) 【春奈】「ん……何時も気を張ってたから、笑うことが少なくなっちゃってたんですよ、きっと。通学って言っても、私は寮ですからそんなに聞いてる時間無いですよ?」なんだろう、自分と凄い両極端にいそうな子だからこそなのか。気楽に話せるなぁ、と思って。「眼鏡はありですね…度の入ってない眼鏡でもかければ、ちょっとは変装になるかも…? 三つ編みは、髪の毛がちょっと……」と、自分の髪に触れて。あまり髪形を変えると癖がついちゃうかも、と言われているから 00:29 (Fake_) 。「そう言ってると、余計に酷い目にあいそうな気がします。そういう返事と、真面目な返事を使い分けられればいいんですけど」 00:39 (tsuku-yo_) 【ノエル】「なんだ、優等生属性のみならずツンツン属性まで持ってんのか。 複数属性もちは色々と苦労するぜー。 ってか、通学中に聞いてる時間がねーなら授業中に聞いてりゃいーじゃん。教師の催眠言波聞かされるよかよっぽどマシだぜー?」ものすごくダメな事を堂々とのたもうた。 しかし当の本人は授業中大抵マンガを読んでいたりする。「視覚情報ってのは割と大きいからなー。髪型ちょこっと変えるだけでも案外わかんねーもんだぜ?編みこみとかしねー 00:39 (tsuku-yo_) で、ポニーテールとかなら問題ねーだろ」自分のふわふわなウェーブヘアを指先でくるくる弄りつつ、こうなっちまったらまぁ問題なんだろーけどなと。「酷い目には別にあわねーぞ。 むしろこっちが遭わせるだけで…ああ、でも制服がダメになって一日ブルマで過ごした時は色々うっとーしかったけど、そんくれーだし?」 00:46 (Fake_) 【春奈】「ツンツン属性って言うか……あーうーん。なんて説明すればいいんだろ……一応授業は真面目に受けないと、困るのは自分ですし」流石に授業中にそんなことは出来ないな、と思って。でも、自分がその属性云々で言われるとは思わなかった。「そうですね…ポニーテールとか、一部分を縛ってみるとか…それくらいなら平気ですよね。髪に癖がついちゃうと元に戻すのに時間とお金がかかりますからね――でも、ノエルさんは似合ってますよね、ウェーブ」自らの髪を指で 00:46 (Fake_) 梳いて見せつつも、ノエルのウェーブが綺麗だなと思い。「えっと、私はノエルさん見たくは出来ませんよ――それに、制服駄目にするとか…ブルマで過ごすとか、余計に目立っちゃうじゃないですか」 00:58 (tsuku-yo_) 【ノエル】「まー、ようはアレだ、そつなく無難に受け答え、ってワケだ。そしてそれがツンツンな態度として世の中の男どもの脳内で勝手に変換されちまうんだぜ。 ま、モデルっつーかゲーノー関係ってだけで勝手にそういうフィルター通してみちまう奴等は多いからなー……あん、何言ってんだよ。 人間生きていくのに微分とか積分とか特殊そーたいせーりろんとか必要かよ。古文漢文が読めたって街中の看板も新聞も問題なく読めるっつーの。買い物の計算でグラ 00:58 (tsuku-yo_) フ関数なんてつかわねーだろ、足し算引き算掛け算割り算ができりゃ十分だって。 イコール授業なんてテキトーでいいんだって、テキトーで」けらけらと笑いながら、割と世の中を舐めくさった事をあっけらかんと言ってのける。たとえテストの答案が真っ赤でもキニシナイ、それがノエルクオリティ。「んー、似合ってる似合わねーってか、ガキの頃からこの髪型だからなー、特に変えようともおもわねーし」くいくい、と自らの髪の一房を引っ張ったりして弄り。「お 00:58 (tsuku-yo_) ー、目立ったってーか男どもの視線がひじょーにウザくてな。とりあえず伸びてた鼻の下に一発ずつかましてやってたんだが、途中でめんどくさくなって止めたんだ。 ま、イメージ大事なゲーノー人にゃ向かねーよな、うん」 01:05 (Fake_) 【春奈】「そつなく無難に受け答え、ですか――というか、それですらも駄目ってもう割とどうしようもなくなってます。そうやって見られること、多いもんなぁ……」肩を落とし、はぁ…とため息。それでも、何だか自分らしくという言葉に説得力を自分の中で得て。「うーん……生きて行く分には必要ないですけど、それで補修とかになって変に時間を裂かれるよりは、真面目にやっておいて後で楽をした方が――って思うけど、なぁ…?」テキトーでいけないと思う理由は、そこ 01:05 (Fake_) 。優等生で居ようと言うつもりは全くなくて「…私も、昔からこれですから。少しだけイギリス系の血が混じってるせいか、茶色が出てるんですよね――それは、目立ってるって居うんですよぅ。視線が集まるってことは、そういうことだと思いますけど…うわ、何だか殴られた人のほうが可愛そうに思えてきます。イメージは…凄く大事なのでそういうところで変に気を使っちゃってるだろうけど」 01:13 (tsuku-yo_) 【ノエル】「自分らしくー、って良く言うけど、あれって割と難しいからなー。何をしたって外見からの、立場からのイメージってのはついて回りやがるし、周囲はソレを強制しようとしやがるし。 必ずしもそうとばっかとは言わねーけど、そんな中でらしく生きる、ってのは大変だぜー? 世渡り上手なヤツってのはその辺上手い事立ち回るんだろーけど、テメー…春奈にゃそんな器用さなさそーだしな」ちなみにボクは力づくでぶち壊す派なんだぜ、などと不穏当な事 01:13 (tsuku-yo_) を言いつつ、ピョン、と椅子から立ち上がる。「補習なんてサボっちまえばいいんだ、モウマンタイモウマンタイ…ってかイギリス系かよ、ボクはフランス人…だと思うから似たもの同士だな、そこだけ。 さて、ちぃーっと汗もかいちまってたし、シャワーでも浴びて酒でも飲むとするぜー。 春奈はどーすんだ?」 01:17 (Fake_) 【春奈】「そう考えられるのがある意味羨ましいです――でも、私も私なりに頑張ろうとは思ってますよ、それなりには。世渡りできるくらいに器用にやれたら…いいなって考えることはたくさんありますけど」椅子から立ち上がった彼女に視線を移し、時計に目をやる。まだ時間はあるかな、と思って「補修サボったら、学年上がれなくなっちゃいますよ? それは流石に困ると思うんですけど……あ、ノエルさんは外国の方ですかやっぱり。なんだろ、そこだけ似てるって思うと面 01:17 (Fake_) 白いかな……私も行こうかな――汗はかいちゃってるし、シャワー浴びてから買い物行って、寮に帰ろうっと」同じように立ち上がって、ノエルの後について行く。そのまま二人して、談話室を後にした。 01:20 (tsuku-yo_)   01:20 (tsuku-yo_) 春も間近なとある日の、とある時間。 01:21 (tsuku-yo_) ロンギヌス訓練室で発生した、この妙に噛み合っているんだか噛みあっていないんだか分からない内容の会話が。 01:22 (tsuku-yo_) 枢木ノエルと、天宮春奈の第一の出会いなのであった……―――