21:24 >Hooky_<   21:24 >Hooky_<   21:24 >Hooky_<   21:24 >Hooky_< UGN水城市支部研究区画に付属する個人スペース。 21:24 >Hooky_< 宿泊、仮眠、緊急時のセーフハウス代わり等々、 21:24 >Hooky_< 様々な状況を想定して設置されたこの施設を訪れる少女が一人。 21:26 >Hooky_< 【真尋】「…号室…あったここだ」両手に大きなコンビニの袋をぶら下げたソラリスピュアブリードの少女、緒方真尋。 21:27 >Hooky_< ノックをしようとして両手が塞がってる事に気付く。足を一瞬持ち上げるが思い直し、 21:27 >Hooky_< 【真尋】「忌野センパ−イ?いるー?」大きな声を張り上げる。 21:28 【きの】「……ふむ? その声は真尋さんですか?」と、声に気付き、部屋の入り口のドアを開く 21:30 >Hooky_< 【真尋】「もう。急に買い物とか言われてビックリしちゃった。はいこれ」ガサガサと音を立て、袋を見せ、部屋の中へ入ろうとする。 21:30 【きの】「すいません、今、こんなことを頼める関係者の知りあいが、真尋さんしか居なかったもので」ドアを大きく広げ、部屋の中へと導いて 21:32 >Hooky_< 【真尋】「わぁ、結構綺麗なんだね。謹慎中とか聞いたから、もっと凄いところ想像してた」備え付けのベッドの上に袋を置きながら周りを眺める。 21:33 【きの】「今の扱いは謹慎中、という名目で、研究所の手伝い、となっていますからね」軽く説明して「それ故、ある程度まともな扱いをしてくれている、という所です 21:36 >Hooky_< 【真尋】少し声を潜めつつ「…まともじゃない場合もあるのかな…」と眉を寄せるも、思い出したように「でもさ、下着まで頼むこと無いじゃん。すっごい恥ずかしかったよ!?」袋の中身をより分けながら抗議。 21:37 【きの】「外出可能区域に、購入可能な場所もありませんので。先手を打つ必要がありましてね、いやはや、本当に感謝しています」と、柔らかに受け流して 21:38 >Hooky_< 【真尋】「そんなあっさり流さないでよ」ブツブツ言いながらも、ベッドの上にブリーフ、トランクス、ボクサーパンツ、ビキニと様々な形状の男性用下着が並べていく。「サイズとかMで良かったよね?」 21:40 【きの】「ええ、それで問題ないです。しっかり、注文通りの品を買ってきてくれたようで何よりです」と、その買ってきたものを眺めつつ「と、これが代金です」と、かかったであろう費用を手渡し(にとべさん 21:42 >Hooky_< 【真尋】「『まいど、おおきに』」怪しげな関西弁で返答「あと、これはサービス」もう片方の袋を差し出す、中身にはティッシュの箱がぎっしりと詰まっている。「男の人って大変なんでしょ?」真顔で。 21:45 【きの】「別に、ある程度は我慢出来るんですよ?」くす、と笑いつつ「どこの誰に聞いたんです、そんなこと」と、鼻で笑うような笑い方をしつつ聞いてみて(は 21:47 >Hooky_< 【真尋】「べ、別にどこの誰とか、って…クラスの子だって皆知ってるよ?」どこと無く慌てながら「と、ところでさ。なんで謹慎になっちゃったの?」と。 21:49 【きの】「まともな知識があれば、そんなことにひっかからないのですが……からかわれた可能性が高いですね」ふふ、と笑いつつ「……そうですね、スケープゴートになった、という所でしょうか。それが一番しっくりきますね」 21:51 >Hooky_< 【真尋】「もう、馬鹿にして。あたしもう『子供じゃない』んだから」頬を膨らませつつ「スケープゴート?」 21:54 【きの】「まあ、かいつまむと……任務で、命令違反して、情報を持ち帰った。この一言に限りますね」 21:56 >Hooky_< 【真尋】「まーた、そんなことしたんだ」クスクス笑いながら。「でもみんな無事でよかったね」ニコリと微笑む。 21:59 【きの】「ええ。まあ、隠し通すことは出来たのですが、皆の無事を得るには、これが一番確実な方法だったもので。まあ、おかげで色々と表だって諜報活動が出来ていますが」 22:01 >Hooky_< 【真尋】「あれからまた何かわかったの?」きのの言葉に勢い込み「その…MOTHERへの適性についてとか、さ」 22:01 【きの】「それに関しては、例外は存在しない。……支部長にそう言われましたね」 22:03 >Hooky_< 【真尋】「…『例外はない?』…でも司馬センセイは、あたしには『適性が無かった』って…」きのの言葉を受け、試験用紙がそこにある、とでもいった風情で中を睨む。 22:04 【きの】「…―――…ほう? ……真尋さんに、適正がないと。……はっきり、そう言ったんですね?」その言葉を聞いて、目を開き、真っ直ぐに見つめて 22:07 >Hooky_< 【真尋】「う、うん。だから赤ん坊の頃にUGNに引き取られた、って…」まっすぐな視線に少し怯んだように弱々しく答える。 22:08 【きの】「……ふむ、さて、僕が例外なく感染する、どんな人物であっても、最終的には力を引き出すことが出来る。と支部長に聞いています。……司馬さんとは面識がないのですが、どのような方ですか?」 22:10 >Hooky_< 【真尋】「ど、どんな人?」少し考え込むように「えーと、優しいけど怖くて、真面目そうだけど何考えてるかちょっと判らない人、かなぁ」と、答えになってないようなことを。 22:14 【きの】「……ええと、僕が聞きたかったのは、人物像ではなく、UGNでの立場、ですね。ご存じですか?」 22:16 >Hooky_< 【真尋】「あたしの教官してた人で…あ、今も任務とかは司馬さんから受けてる。多分、少しは偉いんじゃないかな?」 22:16 【きの】「……なるほど。……ある程度の立場のある人間、ですか。……さて、どう考えるべきか……」と、ぶつぶつと思考を開始して 22:18 >Hooky_< 【真尋】「…その、どうしたの?」考え込んだきのの顔をマジマジと覗き込む。 22:19 【きの】「……いえ、この場合、二人から聞いた答えが違いますので。……どちらが偽りを言っているのか。……そこに悪意が存在しているのか。……そこを少し考えているだけです」 22:23 >Hooky_< 【真尋】「悪意…って支部長やセンセイが?」少し息を飲み、きのをまじまじと見つめ「そんなのありえないよ」ぽつりと主張。 22:26 【きの】「確かに、そうであることを信じたいですが。……こういうことを考える場合は、常に最悪の可能性だけは考えておくものです。……もっとも、三つめの可能性として、司馬さんから、その事態が支部長に伝わっていない、という可能性がありますが」 22:27 では、インスピレーション発動。支部長が、まひろに「適正がない」ことを知っていますか! 22:27 No 22:28 【きの】「…あの支部長の様子を見るに、その線が一番高いのですが……となると、今度は何故、支部長に伝わっていないのに、司馬さんが知っているのか。……そこが、色々な事柄の鍵になる気がしますね」 22:30 >Hooky_< 【真尋】「司馬センセイが…支部長に嘘ついてるの?」足元がぐらつく感覚に襲われながらも、恐る恐る尋ねる。 22:31 【きの】「その可能性が、極めて高いですね。……僕の見立てでは、どちらにせよ、司馬さんが何らかの形で嘘をついている可能性が高いです。……悪意にせよ、陰謀にせよ、善意にせよ、ですが」 22:33 >Hooky_< 【真尋】「そんな…こと、ないよ…きのセンパイの勘違いだよ」呆然とつぶやく様に言うと、ペタリと床に座り込む。 22:35 【きの】「ええ、その可能性もあります。ですから、この話は、僕の所で止めておきます。……真偽を見誤っては、見破る者としては失格ですからね。もう少し、この件について深く調べるつもりです」 22:37 >Hooky_< 【真尋】「…うん…」力なく頷き、ノロノロと立ち上がり「もう、帰るね」何とか笑顔を作る。 22:40 【きの】「あまり落ち込まないように。……この情報は、あくまで可能性です。……それと、今日、ここでこのことを僕に話した、ということは秘密にしておいてください。……僕の方に何かある分にはいいのですが、真尋さんの方に何かがある可能性も否定はできませんので。……この件の真偽は発覚次第、連絡します。それまで、精神的に辛いかとは思いますが……あまり気負わないよう、お願いします」 22:42 >Hooky_< 【真尋】「…秘密が増えちゃったね…センパイも気をつけて」泣き笑いのような表情を浮かべながら、扉へ。 22:43 【きの】「僕は、常に気をつけていますよ。だからこそ、信頼のおける真尋さんを、今日呼んだんですから」にこり、と微笑みつつ「……それでは、お気を付けて」 22:45 >Hooky_< 【真尋】「うん。バイバイ」なんとか笑顔を保ったまま、きのに背を向ける。細い方を震わせながら扉の外へ(そして締めをお願いしていいですか? 22:48 【きの】「……さて、色男なら、ここで抱きしめる行為に走ったりするのでしょうが……やれやれ、僕はそういうのは柄じゃないですしね。……それにしても、ここ数日で更に情報が増えましたね、《見破る者》として興味深い情報が。……それも、新しい友人となり得る人達に深く関わるものが。……ふふ、全てが終結に向かっているのか、或いは、まだ始まってすらいないのか……後者であることを祈って、調査を進めるしかないでしょうね」そう、これから起こるであろうことを色々予想しつつ 22:48 、とりあえずは、仕入れた情報について、思考を廻す。 22:48 こうして、セーフルームは、再び孤独な部屋に戻る。 22:48 そこは城、そこは牢獄、そこは……? 22:49 全ての情報が結ばれる時、事件は終結しているのか、それとも…… 22:49   22:49