【OP2】水原玲&蓮見桐子 21:41 (kunashi) アーリア清掃センター中心部。その中でもUGN水城支部として活動している関係者のみが立ち入れるレクリエーションルーム。 21:42 (kunashi) そこは全く被害にあわなかった数少ない場所のひとつであり…今、その部屋には一人の少女がコーヒーを手に休憩している所だった―― 21:42 (kunashi)   21:43 (kunashi) 【桐子】「ふぅ…しかし、疲れた……」 誰もいないためか、少しの弱音を口から漏らしつつ湯気の立ち上るコーヒーの表面を見つめ。あの襲撃の日の事を思い出し――まんまと連れ去られた仲間を想い、臍を噛んで。 21:49 (Fake_) 【玲】「は、ぁ……」ディオスクロイに語られたこと。誰か、手伝ってくれそうな人はいないかと…人を探していて。 21:50 (Fake_) レクリエーションルームに入って、探し…見知った顔を見つけ、近づく。 21:51 (kunashi) 【桐子】「忌々しいファルスハーツ…ここを襲撃しただけじゃ飽き足らないって事…?」 拳をぎゅっと握り、そのUGNに敵対する組織を考えながら闘志を燃やしており。そこに、ふと人の気配が近づくのを感じて顔をあげると――そこには、見知った友達が、近づいてきていて。 「あ、玲。どうしたの?何か、探し物?」 先ほどまでの気配はなりを潜め、親交の深い相手に見せる笑顔を持ってその少女を迎えて。 21:55 (Fake_) 【玲】「桐子さん、こんにちは。いえ……表情が少し硬かったので…どうしたのかなって」手には紅茶の缶を持って、桐子の傍の椅子に座る。彼女の表情にも疲れが見えるが…笑顔を見せて、それに返し 21:58 (kunashi) 【桐子】「あぁ、玲は中心部の守りだったね…私は、殆ど目の前でひなたを浚われたから。」 だから、悔しくて。と少し表情に顔を落し――けれど、すぐに表情をもどす。既に過去の事であり、他の人と慰めあうには時間はとうに過ぎてしまっているのだから。それよりも、とこちらから更に口を開いて。 「そういう玲も顔色は余り良くない気がするが。」 と、顔を少し見つめて眉をハの字に。 22:00 (H16_Rei) くなー、ごめんよ。侵食率1d増やしてしまうが(。。 22:00 (H16Kiriko) 気にしない。と言うわけでシーンイン 22:00 (hika-dice) 桐子 -> 侵蝕率が[1]上昇しました(0%→1%) 22:01 (H16Kiriko) #cnt 39 22:01 (hika-dice) 桐子 -> 39 = 39(カウンタ:1→40) 22:03 (H16_Rei) 【玲】「ええ、私もちょっと…それ関係で疲れちゃってるみたいで。ひなたさんが浚われてしまったのは…私も聞いています。」ほぅ、と息を吐く。いろんなことがここ最近で置き続けていて、疲れがどうも抜けてないな…というのは自覚できていて。 22:06 (H16Kiriko) 【桐子】「そう…情報がまだこちらに来てないから確認したいのだけど、あの≪アイ・オブ・ダーク≫を捕獲した、みたいに聞いている。」 そうまめい、と名乗っていた邪悪な気配を発していた少女。それは、あれから1度も出会っていない自分にはまだ『敵』の認識が残っており。故に――少し、尖った気配を出しつつ、確認する。 「本当?」 と。 22:11 (H16_Rei) 【玲】「ん、と……」どう答えたらいいものかな、と考える。それでも、自分を手伝ってもらう事があるかもしれないなら、話すべきなのかな…と思考を回しながら「…ええ、でも。彼女はもう戦う力は残っていないみたい、です――」自分もその場に居たのに、理由も一応説明がつくのに。嘘をついている自分が少し、卑屈な人間な気がして 22:17 (H16Kiriko) 【桐子】「……。」 悩む仕草。返事がすぐには、かえって来ないが――玲や友華、爾に対して懐いているともいえる信頼があるので、急かしたりはせずに待ち。 「――そう。彼女、FHのエージェントだったのよね?…投降というか、暴走でもしたのかな。」 仇敵であるFHの人間が居る事に我慢がならない自分。でも、殺したり尋問をしていないのならば、それは自分より上位の人間がそう決めたからだろう。と自分の中だけで納得し、少しの憤りを感 22:17 (H16Kiriko) じながら玲の言葉を噛み締めて。…無論、嘘偽りなどは全く思考の外であり。 22:19 (H16_Rei) 【玲】「ええ――私も全部を聞いたわけじゃありませんが…もう、ほぼ戦力にならないレベルになっているって感じらしいです。それと、最近の噂って…どう思います?」と、話を変えるような感じで最近支部に流れる噂を。 22:21 (H16Kiriko) 【桐子】「そ――っか。…まぁ、流石にあんな小さい子供に尋問するのも人道に劣る気はするから仕方ない、かな。」 あの脅威とも思える能力がないのならば、ただの盲目な少女に違いないのだろう。ならば、と諦めるように首をふり。 「…ん、噂?って?…あぁ、襲撃で切り替えしたから、今度は反撃にでるって話?」 噂、といわれると最近の噂といえばソレで持ちきり。となれば間違いないだろうが、一応確認に。 22:23 (H16_Rei) 【玲】「ええ、実際どうするんでしょうね。いつ、とか…まだ、そういう話も結局噂ですしね」苦笑して、自分の言葉に間違いがないか、情報を不必要に出していないか考えつつ…言葉を続ける。どう、これから言葉を続ければいいかなと思いつつ。 22:26 (H16Kiriko) 【桐子】「玲はどうする? 本当に、そういうセルへの進撃命令が出たら。」 特に他意があるわけではない。ただ、流れとして一応聞いておこうかな、そんなレベルの問いを出して…更に、自分の答えも出して見せる。 「私は、きっと志願すると思う。…FHの奴らは、許せないもの。」 と、今日初めて玲が見たのと同じ、怒りや悔しさの混じった表情になって再びコーヒーを見つめてしまった。 22:29 (H16_Rei) 【玲】「…そう、ですね。FHの人間が許せないのは――私も一緒、です。それでも――助けられる人は助けたいな、って思う私は。甘いのかな――」その、怒りや悔しさの混じった表情を見て…ため息と共に、天井を見つめて 22:33 (H16Kiriko) 【桐子】「あぁ…もちろん。FHに無理やり働かされてるような、そんな人は助けないと。甘くないと思う。間違いない。」 疑問に対して投げられた疑問。少し、懺悔にも似た玲の言葉を聴いて…くすり、と少し笑みを浮かべて返事をする。…だが、理解できるだろう。その言葉は、『FHに自発的に参加する相手には容赦しない』という意味にも取れる、と。 22:36 (H16_Rei) 【玲】「最近、少し自分のやっていること。自分の望むこと。それが誰のためになるのか、とか…色々考えちゃって。不安ばっかり、で――」桐子の方へ言葉を返す…力なく笑顔を見せて。 22:39 (H16Kiriko) 【桐子】「んん……悪い玲。私はカウンセリングの資格を持っているわけじゃないから。…ただ、友達として言うなら…そうだね、『玲がやりたいように』やればいいんじゃないかな、と思う。」 UGNとしては、非オーヴァードの人々の為に、とか言いたいんだけどね。と軽く冗談のように口にあげ。本来、こういう『人格』を尊重したことは言わない。だが、流石に今の玲を見ていると、そんな『責任』を感じるような言葉を告げたい、とは思えなくて―― 22:41 (H16_Rei) 【玲】「そうですよね、桐子さんに相談しても…これは自分で見つけなきゃいけない事だって分かってます。私は――お母さんや、友華さんや…私の周りにいる、大切な人を護るために。UGNの為に、じゃ…なくなってきてるのかもしれないです。チルドレンとしては失格…なんでしょうけど」は、ぁ…と。桐子の言葉に大きくため息。 22:43 (H16Kiriko) 【桐子】「そう…玲は、チルドレンとしての生活の外に、『幸せ』を見つけたの、かな。」 なら、仕方ないよね。と、悲しそうな、笑顔を浮かべて応援するように言って。 「まぁ…UGNの為にじゃなく、の部分は聞かなかった事にしておく。」 と、少し冗談半ば本気の口調でそれだけは言っておこうと。 22:45 (H16_Rei) 【玲】「と、そうですね――あ。そうだ…もし、FHへの襲撃で一緒に参加出来たら…お願いしたいことがあるんです」と、話をまたざっくりと切り替える。こちらが本題、と言うように…少しだけ、周囲を気にするような声で。 22:47 (H16Kiriko) 【桐子】「ん、と。…凄く、話がコロコロ変わるね?」 少し、肩をすかされたような感覚に陥りつつ苦笑を浮かべつつ、コーヒーを一口すすり。…熱っ、と小声で漏らして口を離す。…もう、湯気は少ないのに。 「お願いしたいこと?何かな、玲のお願いなら、できる限り頑張ろうと思う。」 きょとん、と首をかしげ。何のことだろうかと身を乗り出して言葉を続けさせ。 22:52 (H16_Rei) 【玲】「UGNとしての任務をおろそかにするつもりはありませんから――大丈夫ですよ」くすり、と笑みを浮かべて。「えっと、ですね……例のFHの施設を襲撃するかもしれないって話を、聞いたんです。私」と、言葉を続ける。 22:54 (H16Kiriko) 【桐子】「なら、よし。――で?」 笑顔には笑顔。冗談で言い合うような感じの空気を出しつつ、それは願いではないため、先を促し。 「…ふむ、なら、茜様に申告しておこうか。私も是非、と。…で、玲はその時に何を私に望むの?」 と、そのものずばり、質問をかぶせて。 22:58 (H16_Rei) 【玲】「多分、施設の破壊を私たちは命じられると思うんですけど――FHの施設に眠っているであろう、情報を。それを、UGNへ持ってくるためのお手伝いをお願いしたいんです――」目を合わせ、しっかりとした言葉で。 23:01 (H16Kiriko) 【玲】「何かと思えば…」 きっと、この話し方ならば『任務外』の頼みごとなのだろうと思っていただけに、少し拍子抜けし。 「流石に、それは普通に命令されると思うが? むざむざFHの残した情報を検証もせずに破壊するなど、奴らの行動を阻害する材料を失うだけだろうに」 23:14 (H16_Rei) 【玲】「この前聞いたことなんですけど…今回襲撃をかけるかもしれないセルは、MOTHERに関する研究を進めていたセルって話――です、貪るものって、覚えてます?」首をかしげながら、言葉を選び… 23:20 (H16Kiriko) 【桐子】「…なるほど、という事は、”MOTHER”に関する情報が手に入る可能性が非常に高い、ね」 ふむ、といわれた言葉を反芻し、意味を理解。つまりは、その情報を集める、という事かと。 「…えぇと、あの獣化するオーヴァードだったかな?それがどうかしたのか?」 急に出された名前は、ここでの初任務でであった強敵の名前。思わず顔を顰めつつ、たずね返し。 23:23 (H16_Rei) 【玲】「はい。その情報が手に入れば……色々と打つ手が増えるんじゃないだろうか、って。色んな人が、また助けられるかもしれないですから――私は、任務として言われなくても集めてみるつもりです。でも、一人じゃ限界があるから…誰かに、手伝ってもらえたらって」自分でも、何を言ってるのか…ちょっと自信がなくなってきて。本当に、ただ…物を頼むような、そんな…表情を。 23:25 (H16_Rei) 【玲】「後…は、そいつのことなんですけど――私たちで、倒しました。これは、伝えておこうと思って…伝わってたら、いいんですけど」はふ、をまたため息。 23:29 (H16Kiriko) 【桐子】「……。」 少し、悩むような仕草。それはただ、玲の言葉の意味を自分で納得するために噛み締めているだけではあるが… 「つまり、万が一任務外となっても…そう、例えば『情報など不要。セルを即殲滅せよ』といった命令であっても、情報を集める。そういうわけだね?」 と、噛み砕いた内容で、相違がないか確認を。 23:30 (H16Kiriko) 【桐子】「――あの、≪貪るモノ≫を。…それは、よくやったというべきか。…凄い。な。」 続く内容にはただ、驚きだけを示し。目も開いて本心から驚いているのが判る。 23:32 (H16_Rei) 【玲】「……はい、そのつもりです――」案に、命令の域を出る行動を取る可能性がある、事を告げて。 23:34 (H16_Rei) 【玲】「でも、私は…命令だからって、言われたことだけしかしないんじゃなく…自分に出来ることを、したい…から、そうしたいと思ったんです」桐子の反応が怖くて、目線を反らしてしまう 23:36 (H16Kiriko) 【桐子】「…命令に忠実であることは、いいエージェントの条件。」 少し悩んでから口に出すのは、それは拒否とも取れる言葉。だが、それには続きがあるように口を開き続け。 「でも、『友達』の願い事も聞けないようじゃ、人間としてはダメだな。…今回だけにしてくれよ?」 仕方ないな、という風に肩をすくめるジェスチャーをみせながら、協力の意思を伝える。 23:38 (H16_Rei) 【玲】「あ……」最後まで聞いた言葉、それは…協力してくれる、と言うこと。「いいん、ですか……?」顔を上げ、恐る恐ると言った風に聞きかえす。 23:41 (H16Kiriko) 【桐子】「"MOTHER"を調べるという事は、ここを最初に襲撃した≪マンイーター≫とかいうオーヴァードの正体を突き止める事にもなる。…ココを襲った代償を受けさせてやらねばならんしな。」 もちろん、の言葉に続くのはこの言葉。…何せ、襲撃者が誰か、という事はまだ聞かされていない。そうまめいは≪アイオブダーク≫というコードネームなら、仲間がいるのだろうと考えている様子で。 23:44 (H16_Rei) 【玲】「はい――」襲撃者が、誰かも。いずれは話したほうがいいのだろう、と思う――でも、今はこれ以上話せなくて。「ありがとう、ございます…」深々と、頭を下げる。自分だけでは、潰れてしまうかもしれなかったから。目的が少しずれていても、手伝ってくれる人が居るのはとてもありがたいこと、で。 23:46 (H16Kiriko) 【桐子】「気にするな。問題は無いはずだ。…まぁ、きっとそもそも情報収集も命令が下されるだろうし、その場合は約束を果たすどころではないしな。」 何か、苦しそうな表情に抱え込んでいるモノがあるのかと想い――だが、それは口にせず。きっと、考えている何かがあるのだろう、という信頼によって、だ。 23:49 (H16_Rei) 【玲】「……ありがとうございます、本当に――」顔を上げて、笑う。先程よりは、少し…疲れていた表情が和らいだような。そんな笑みを浮かべ… 23:53 (H16Kiriko) 【桐子】「…ん、気にするな。『友達』、だろう?」 何度も感謝されると、今度は少しむずがゆく。彼女の頭を撫でて、好意を示して・ 23:56 (H16_Rei) 【玲】「あ、はい……」頭を撫でられると、その手に視線を向け…少しだけ、恥ずかしそうに 00:00 (H16Kiriko) 【桐子】「よし、じゃあ…帰るか。時間もいい頃だろう。」 撫でていた手をもどすと、完全に湯気の消えたコーヒーを改めておいしそうに啜り。立ち上がって一緒に帰るかたずねてみて。 00:03 (H16_Rei) 【玲】「ふぇ、あ……はい、桐子さんがよろしければ」帰るか、と言う問いに…返し。自分も持っていた紅茶を飲み終えて。 00:05 (H16Kiriko) そして、二人は部屋を去っていく。残されたものは、ただ静寂のみ。 立ち去った影も、やがて、消え―― 00:05 (H16Kiriko)   00:05 (H16Kiriko)   【幕間0】水原玲 15:15 (Fake)   15:18 (Fake) 時刻は既に夜半。夕食を食べ終え、カレンダーを眺めた後。明日は休みだ、と言うことを考えながら、夕食の片づけをする。今日は爾も政次のところへ出かけていて、居ない。友華は芽衣の病室で今も過ごしているのだろうか。 15:18 (Fake) ふ、と。考えながら気づく。一人だと、寮の部屋がとても広く感じて――自然と、小さなため息が零れる。 15:20 (Fake) 【玲】「はふ……」聞こえるのはかちゃかちゃという食器を洗う音。いつ、二人が帰ってくるのだろうと思いながら…。 15:21 (Fake) 最近、ため息がまた増えた気がする。友華が芽衣を心配して、彼女に付きっ切りになるのは当然だと思うのに。もやもやした気分がどうしても、晴れなくて。 15:22 (Loststar) トントンとドアを小さくノックする音、静かに鍵を外しながらドアがゆっくりと開く…食器の片付ける音を聞きながら、洗い場の方に目を向けながら 15:24 (Loststar) 【友華】「――玲、ただいま。」台所の方に歩きながら、食器を片付ける姿を探し…少しだけ罰の悪そうな表情で眺めつつ。 15:25 (Fake) 【玲】「お帰りなさい、友華さん。夕食は…もう済ませましたか?」音と声を聞いて、そちらを見やる。沈んでいた表情を見せることなく、尋ねて。 15:28 (Loststar) 【友華】「うん、ご免ね――芽以がちゃんと食べられるか、心配でさ…爾や玲に迷惑掛けちゃってる、な――」向けた表情を見て、小さく息を吐きながら…視線を合わせたまま、目を細めて。 15:31 (Fake) 【玲】「やっぱり、芽衣さんの調子はよくないみたい、です?」MOTHERが失われることがどういうことか、知っているから。UGNの施設では限界がある、と言うのも聞いているし、そのための手段をディオスクロイから提示されている。微かな不安が、声にも表情にも出ていて。 15:40 (Loststar) 【友華】「そう、だね――オルクスの能力が低下して、視覚を失ってると言うのもあるんだけど…それだけ、じゃなくて――MOTHERを失った影響なのかな、生きているのが不思議だもんね、ディオスクロイから貰った贈り物のお陰で、今は持ち直しているけど――」少しだけ視線を逸らし、暗くなりながら「あの子は長く保たない、んじゃないかって…芽以の発した弱音を、鵜呑みにする訳じゃない、けど…だから、離れられなくて、さ――」その影響が玲に掛かっているのだと 15:40 (Loststar) 思うと、申し訳なくて。 15:44 (Fake) 【玲】「…そう、ですか――やっぱり、時間の問題なんですね。今のままではいずれ、ですか…」友華の答えは、ある程度予想していたとおりのものだった。ディオスクロイもそう言っていたし、彼女の表情が何より、事実を語っていたから。「取りあえず、お茶を入れますね。何か話すにしても…少しゆっくりしてからのほうが、いいです」背を向け、2人分のコップを準備し…お茶を入れていく。 15:47 (Loststar) 【友華】「うん、でもその前に、さ――」頷きながら、背を向けた玲の背中を眺めて…近づいて、自分よりも小さなその背中を抱きしめようと手を廻す。 15:48 (Fake) 【玲】「え…? あ――」その声に、振り返ろうと動きを止め…。直後、伸びてきた手に抱きしめられ…首だけを彼女の方へ回す。「友華、さん…?」 15:52 (Loststar) 【友華】「ああ、うん――やっぱり、玲は柔らかくて抱き心地がいいな、爾と違って胸元も大人しめ、だしね?」目を細めたまま、その身体を抱き寄せるように腕に力を入れる――顔だけを向けた玲を見つめて、微笑みながら「――だってさ、此処に玲が越してきてから、あんなに一緒に居たのにさ、会わない時間が長くなると――何だか、寂しいって言うか、落ち着かないって、言うか…ご免ね、情けない事言ってさ?」 15:54 (Loststar) 【友華】「ああ、折角だし…此処は、ご飯よりもお風呂よりも、玲が食べたい…とか、言う場面かな?…なんて、冗談だけどさ。」冗談めいた軽い口調を見せて、玲の表情を確かめながら―― 15:55 (Fake) 【玲】「……友華、さん」力の入る腕。その手にそっと、自分の手を重ね――「…でも、それは…仕方ないって思います。芽衣さんの事も、ありますし…私も、寂しくないって言ったら嘘です、けど…」少しだけ眉根を下げ、背中から伝わる温かい温度に、息を吐く。 15:56 (Fake) 【玲】「それは、冗談にして置いてください。流石に――」くす、とその言葉に笑い返して。 16:00 (Loststar) 【友華】「えー…玲可愛いし、本当に食べちゃおうと思ってたのに。」くすくすと、玲の笑い声を聞いて少しだけ安堵の吐息を吐き「――なんだ、玲も寂しかったんだ、やっぱり…いいんだよ、寂しかったら寂しかったんだって…玲って甘えるの苦手なのは分かるけど、さ?」自分の体温を少しでも伝えようとするように、玲の身体に密着するように…静かにその頬に口付けをして。 16:03 (Fake) 【玲】「寂しいのは…寂しいです。一緒に居られる時間が、減ってるのは――でも、私よりもっと…もっと、芽衣さんの方が、寂しい思いをします…友華さんが居ないと。だから――」言葉では、そう言うものの…身体は友華のほうへ自然と流れ、少しでも…傍に居たいと言う様に、動く。 16:09 (Loststar) 【友華】「全くもう、芽以も大事だけど、玲も勿論大事なんだよ?――物分かりが良すぎると損するんだから、さ?」淡々と呟きながら、それ以上は追求せずに…身体が流れてくるのを抱き留め、今はただ抱擁という形のみで答えて「――ん、玲…あの、さ――?」 16:12 (Fake) 【玲】「……」抱きしめられる身体。温かい、と…思う。軽く目を閉じ、そのままにしていて…続く言葉に「……え、なんですか?」 16:19 (Loststar) 【友華】「無理、しないでね――芽以を失うのも悲しい、けど…玲を失っても――私は凄く悲しむから、どんな理由があっても…ね――?」耳元で静かに呟く、冗談めいた口調でもなく…何か釘を刺すような淡々とした言葉で、諭すように――その表情は無表情に近く。 16:23 (Fake) 【玲】「……はい」その、友華の言葉にこくり、と小さく頷く。自分が傷ついても、みんなが幸せならそれでいい、と…願ってしまう自分。でも、友華や爾はそれでも駄目だといってくれる。 16:26 (Loststar) 【友華】「まあ――その、私が言えた義理じゃない、んだけどさ…ほら、芽以のMOTHERを隠し持ってたり、ね…少しだけ、共鳴みたいな現象を味わった――しさ。」ぼそりと、済まなさそうな声で…視線を逸らして。 16:32 (Fake) 【玲】「それは、私も一緒です。MOTHERに触れたこと…ちゃんと、伝えてなかったです。約束したのに――リボンを交換したときに、約束をしたのに…」沈んだ声で、返す。それは、お互い様だと…実際、最初に伝えきらなかったのは自分なのだから。 16:37 (Loststar) 【友華】「――うん、なかなかままならない、ね…玲、だけど――後ろを振り返っても、始まらないし…ね、無事で良かったよ――」 16:39 (Loststar) 抱きしめながら、けれど…ぼそりと、呟き「――折角だし、さ…何かあれば、今のうちに話しちゃおっか…この際、ね」 16:39 (Fake) 【玲】「…友華さん。はい」こく、とその言葉にもう一度頷く。何かあれば、話す――ちゃんと、今度はしっかり伝えておこうと… 16:45 (Loststar) 【友華】「知ってるかも、しれないけど――芽以は、あの子は…玲の何倍も、人を殺してると思う――あの時、あのビルのバスに溜まった人間の死体はきっと、芽以が遣ったんだと思うし…」 16:46 (Loststar) 【友華】「本当なら、私の我が儘で生かして貰ったもの、だけど――あの子、助けたいと思ったんだ…あの子は純粋で、一途で…芽以は、唯の事も覚えてた…」 16:47 (Loststar) 【友華】「――そっか、唯じゃ分からない、かな…《カストル》の事ね。」 16:49 (Fake) 【玲】「いえ、唯で…わかります。あの人は、私に…《蒼馬 唯》と…名乗ってくれていますから。芽衣さんは…確かに、たくさんの人を殺しました。けど、だからって――だからって、私は。見捨てられないです……助けられる人なら、助けたいです」 16:50 (Fake) 【玲】「助けられる人を助けずに、人殺しをしたから殺されてもいい、じゃ…私も、それならば。一緒です――私の考えは、凄く甘いと思います。UGNのチルドレンとしては、絶対に…失格なんです。けど、けど…」ぐ、っと手を握る。 16:53 (Loststar) 【友華】「そっか、うん――何だか、無理を言ってるかも、だけど――」苦笑しながら、そのまま言葉を続ける「あの子はもう、戦いたくないって――まま、とも…お姉ちゃん、とも…なんで、あの子は別れて戦う事になって、いまも敵対してるんだろうね――」 16:55 (Fake) 【玲】「…それは、もうじきわかると思います――この前、ディオスクロイに呼ばれて…聖母セルへの襲撃を計画していると、聞きました」自分がこの前、呼ばれて聞いたこと。それを友華に、伝えようと。 16:58 (Loststar) 【友華】「ディオスクロイ、かあ…あの人、玲は苦手だったっけ…」玲の表情を確認するように視線を向けて、首を傾げる…目を細めて、少しだけ困ったように「あの人はきっと、芽以には…悪いようにしない、と思う――理由なんか、無いけどさ…ううん、理由は要らない、と思うから」 17:01 (Fake) 【玲】「そのとき、言われたことがあります。芽衣を助けたいなら、聖母セルの襲撃に参加して…命令をこなしつつ情報を集めて来い、と――芽衣さんのMOTHERが、まがい物で副作用がとても大きいものだったって事も、教えてくれました」ゆっくりと、友華に語る。自分が、何を命令されたか、を。 17:04 (Loststar) 【友華】「――そっか、あの人もやっぱり、親なのかな…私の約束、もあるのかもしれない――けど」命令を聞いて、頷きながら――玲を眺めて「其れで、玲が行くことになったんだ――ご免ね、私の尻ぬぐい、をさせることになっちゃったのかな…」 17:06 (Fake) 【玲】「違います、尻拭いなんかじゃ…ないです。私も芽衣さんを助けたいから――友華さんや、爾さんが…出来ない分は、私が補おうって」友華の手を、強く握る。本当は、不安で押し潰されてしまいそうな心…でも、それを乗り越えなければ何も出来ないから。 17:10 (Fake) 【玲】「……親、ですか? え、親?」友華の言葉を脳裏で反芻する、自分が告げた決意の前に伝えられた、親と言う単語――きょと、と握った手を離し 17:12 (Loststar) 【友華】「有り難う――うん、じゃあ…お願いね、芽以を助けたいんだ、だから…力を貸して、欲しいんだ。」と呟きながら微笑んで、此方も強く握りしめて――頷く「ああ、今気付いたんだ――芽以が言うには、だけど…芽以にとって、ディオスクロイとアグリゲータは…まま、なんだって――其れが何を意味するのか、は知らないけどね。」 17:16 (Fake) 【玲】「…それも、いずれ判るんでしょうか。もしかしたら、聖母セルに情報があるかもしれないです――テオ・トコスのときと一緒ですけど。また、行ってきます…友華さんのためでもあるし、爾さんのためでもあるし、私のためでも…ありますから」 17:25 (Loststar) 【友華】「うん、分かった――無理はしない、って信じてるよ」頷きながら、目を細めて――玲を抱きしめながら、髪を撫でて。 17:30 (Fake) 【玲】「……はい。頑張ってきます。無理は、しないですけど――出来る限りのことを、してきます」抱きしめられ、髪を撫でられ…そのまま少しだけ、目を閉じて。