14:19 (rouge)   14:19 (rouge)   14:19 (rouge)   14:21 (rouge) 昼下がり。 理想的な昼下がり。 仕事もなく、いい陽気。 スリーエースのギルドハウスの中にまで、ぽかぽかとした陽気が染み渡るよう。 14:21 (rouge) 屋敷のあちこちで欠伸がかみ殺されるような、そんな時間だった。 14:23 (rouge) 【リア】「…んー……何か面白い事ないかしら…?」 リアはそんなギルドハウスの中を彷徨うように歩く。 誰かいるのならいいのだが。 14:25 (Fake) 【シルフィ】「そんなに毎日が面白いことでは――気疲れしてしまいますよ?」廊下の角から姿を見せたのは、一人の女性。その言葉を聞いていたのか、くすりと笑って 14:27 (rouge) 【リア】「あ、シルフィじゃない。 でも、退屈何なんだもの、しょうがないじゃない?」 相手をしてくれそうな人間を見つけ、若干表情を明るくしながら彼女に駆け寄っていく。 14:29 (Fake) 【シルフィ】「ええ、確かに言い方を変えれば退屈ですが…ゆったりと過ごせる時間があるのはいいことですよ。心にも余裕が出来ますから」駆け寄ってくるリアを見、笑顔を返しつつ…リビングへの扉を開けて。 14:32 (rouge) 【リア】「そうかしら。 ゆったりって言われても、身体を動かしていた方が楽しいもの。 何処かに遊びに行きたいんだけれど、月奈はあんまり一人で出歩くなって口うるさいのよ。」 ぷう、と頬を僅かに膨らませ。 共にリビングの中へと入っていく。 14:34 (Fake) 【シルフィ】「月奈さんは、皆をまとめる立場の方ですしね――仕方が無いと思いますよ。一人でなければ、いいのではないですか?」ソファに座り、小脇に抱えていた本をテーブルにおいて、読み始め 14:37 (rouge) 【リア】「じゃあ。」 ささ、と、シルフィの前に立ち、読み始めた本を横から掠め取って。 「シルフィが、リアと一緒にお出かけしてくれる?」 本をひらひらと振りながら、意地悪げに微笑んでみせる。 14:39 (Fake) 【シルフィ】「あら…リアさん」掠め取られた本。続いた言葉に小さく笑う――「私は構いませんよ? 何処へお出かけしますか?」軽く首をかしげつつ、立ち上がる。 14:41 (rouge) 【リア】「え…あれ…」 少し、困らせてやるつもりだったのに、あっさりと受け入れられ、多少拍子抜けしたように。 だが、直ぐに笑顔を取り戻し。 「それじゃあね…それじゃあね…」  何処へ行こうか、と。 振って沸いたチャンスを有効活用するべく、小さく唸りながら考える。 14:44 (Fake) 【シルフィ】「時間はたっぷりありますから、ね。少しゆっくり考えて、それからでいいでしょう」リビングに備え付けられた小さなキッチンへ向かい、お茶の準備をしつつ。 14:47 (rouge) 【リア】「ん…そうするわ。」 と、心ここにあらずといった様子で答えて、ぽふ、とソファーに腰を沈め。 ぱたぱたと足を振りながら、シルフィが戻ってくるのを待つ。  何処へ行こうか。 前にセリカの言っていた美味しいお店にしようか、それともウェンから聞いたファンシーショップにしようか。 美味しいアイスも食べたいし… 色々と、そんな想像をめぐらせる。 14:49 (Fake) 【シルフィ】(こと、と自分とリアの分の紅茶を入れ…カップを横に置く。そのままテーブルの対面に座り)「こんな気候なら、外へ出かけるのもいいかもしれませんね。過ごしやすそうですし」 14:51 (rouge) 【リア】「あ……。」カップを手に取りながら、何かを思いついたかのように目を輝かせる。 「そうだ、リア、行きたいところがあったんだわ。」 14:53 (Fake) 【シルフィ】「この前一緒に行った、シーホースランドですか?」その言葉を、首を傾げつつ補足して。以前依頼で行ったときに、今度行きたいと言っていた事を思い出しながら。 14:55 (rouge) 【リア】「うん、それよ。 シルフィ、記憶力がいいのね。」 そんなシルフィの言葉をにこにこと受け止め、お茶を一口、口にして。 14:56 (Fake) 【シルフィ】「確か、リアさんが入場券をもらっていましたっけ。私が代行をしたときですから、覚えてますよ」笑い返しながら、自分も紅茶を一口。 14:58 (rouge) 【リア】「じゃあ、行きましょう。 直ぐに。 ほらほらはやくっ。」 ソファーから立ち上がり、シルフィの元へ駆け寄る。 くいくいとその腕を引っ張り、早くいこう等と促して。 15:01 (Fake) 【シルフィ】「分かりました、それじゃ…参りましょうか。その前に、片づけをしてからですよ」自分のカップとリアのカップを持って、キッチンへ戻り。しばらくした後に戻ってきて…「自分で使ったものくらいは、片付けないと駄目ですしね。少しだけ時間を取らせてしまいましたが」にこり、と笑って… 15:06 (rouge) 【リア】「うー、判ってるもの、そんな事。」 当たり前の事を注意され、ちょっと頬を膨らませ。 「じゃあ、行きましょう。 リア、遊園地なんてはじめてだから、なんだか楽しくなってきちゃったわ。」 だが、直ぐに表情を期待に満ち溢れたそれに直して、シルフィの手を取り、今にもかけださんがばかりに引っ張りながら。 15:08 (Fake) 【シルフィ】「ええ、ならいいんですけど――」頬を膨らませるリアを、少し愛おしく思いつつ「私も遊園地なんて行ったことありませんよ、って…リアさん、そんなに急がなくとも平気ですよ?」引っ張られ、少し早足になりつつ…彼女の後を歩いて行き。 15:10 (rouge) 【リア】「あら、駄目よ。 時間は有限なんだもの、短縮できる行動は短縮しないともったいないじゃない。」 表情には都市相応の笑みを浮かばせ、早くはやくとせがみながら、ギルドハウスを出て、そのまま遊園地の方へと向かっていく。 15:12 (Fake) 【シルフィ】「ええ、わかりました――」リアの笑みに、笑顔で返し…もう少し歩みを速める。彼女が純粋に笑みを浮かべているのが見れると、少し嬉しくて。 15:13 (rouge)   15:13 (rouge)   15:15 (rouge) 【リア】「ううん……仕事で来るのと、遊びで来るのとじゃ、なんだか全然イメージが違うわね。 もっとずーっとわくわくするわ。」 そこは、一度訪れた場所。 しかし、今はいくらかの人でにぎわい、楽しそうな歓声に溢れている。 入り口の周りを眺め回しながら、感嘆の声を上げる。 15:17 (Fake) 【シルフィ】「そうですね、今日は純粋に楽しむためですし――」辺りを見回す。多くの人が笑顔で、過ごしている。こういう場所は、やはりいいところなのだな、と思い。「それじゃ、中へ行きましょうか?」 15:19 (rouge) 【リア】「ええ。 チケットもあるし、今日はシルフィに一日中、付き合ってもらうんだから。」 受付でチケットを見せ、パンフレットを受け取る。 そうやって振り向く表情は、輝いていて。 15:21 (Fake) 【シルフィ】「分かりました、お付き合いしますよ。体力が持てばいいのですけど」その表情に、なるべく応えて上げられたらいいな、と思う。同様にパンフレットを受け取り、中へと歩んで。 15:25 (rouge) 【リア】「シーホースコースターにメリーゴーランド…ふうん、他にも色々乗り物があるんだ? あ、ショーに…お化け屋敷もある。 …ううん、どれからいこうかしら。」 パンフレットを片手に、園内を歩き始める。  これからの、楽しい時間をどう過ごそうかと、そんな事を考えながら。 「ねえ、シルフィは、どれがいい?」 15:27 (rouge) そんな風に、彼女は笑う。  まだ、彼女たちの時間は始まったばかりである。 15:27 (rouge) #あたしは、今のところこんな感じでっ