22:50 (Fake_) AAAの訓練場。ギルドの仕事が無いときはここで能力を落とさぬよう訓練をするものが多い。 22:50 (Fake_) 既に時刻は夕方、日が落ち始めてきたその場所に姿を見せた少女は目的の人間を見つけ…声をかける。 22:50 (Fake_) 【フィア】「アズマ、こんばんわ。調子はどう?」 22:50 (Fake_) 【アズマ】「えっあっ…フィアさん、こんばんは」頭を下げて挨拶をし「ええとそうですね…如何にも何時もの通りです」手を振って答える 22:50 (Fake_) 無論手には異形の残滓がこびり付き、その一撃が見た目どおりで無い事を表しているが 22:50 (Fake_) EF@残酷な現実を 凛と生きる為に の発言: 22:50 (Fake_) 【フィア】「…」少しの間。逡巡の後に…顔を上げて、声を出す。「アズマ、聞きたいことがあるんだけどいいかな。今、時間平気?」 22:50 (Fake_) 【アズマ】「えっ聞きたい事ですか?」意外な申し出にきょとと首をかしげて 22:50 (Fake_) 【アズマ】「ええと……はい、良いですけど?」僅かに考えた後了承の答えを出す 22:50 (Fake_) 【フィア】「アズマって、何処の出身? 名前だけだと…東方の人なんだと思うのだけど。リンネとかと服は違うし…東方は東方でも、色々あったりするの?」と、前からの小さな疑問をぶつけてみる。 22:50 (Fake_) 【アズマ】「そっそうですよ?えっえっと僕は東のほうの人間ですよ、ええとシノノメてっ文字もアズマって名前も東って言葉が入るんです」慌てたように手を振って身振り手振りで答える 22:50 (Fake_) 【クレイル】「へえ。 なるほどなるほど…まあ、世界は広い、わよねえ。 おひさ、アズマ。」 フィアの嵌めた腕輪。 そこからアズマをからかうような女の声が漏れる。 22:51 (torazou) 【アズマ】「えっえっえっ…あ、確かクレイルさん、お久し振りです」見えない姿に驚いて当たりを慌てたように確認してから、そうで有ることを思い出す 22:52 (torazou) 【アズマ】「……あの?何か?」からかう声に何かを感じて問い返す 22:53 (Fake_) 【フィア】「クレイル…。ん、私が聞きたいこともあるし…クレイルも、聞きたいことがあったっけね」 22:54 (rouge) 【クレイル】「いや、別に。 根堀葉掘りー、ってのはあたしの趣味じゃないんだけど…。 まあ、そうね。 興味深い人間かも、ね?」 口笛など吹いて、調子よく言葉を並べながら。 22:54 (torazou) 【アズマ】「……ええと?クレイルさんも?」相手の質問の意図が益々理解できずに 22:56 (rouge) 【クレイル】「フィアは、何が聞きたいんだっけかな?」 22:56 (Fake_) 【フィア】「私は、アズマが…何処から来たのか知りたい。そして、アズマの知ってる世界…を、教えて欲しい。色んなことが知りたいから」 22:56 (Fake_) 真っ直ぐにアズマを見つめ、答える。 22:58 (rouge) 【クレイル】「…あらら、まっすぐだわ。 …こたえられる? アズマ?」 何かを試すように、…姿形は見えないくせに、視線を送り。 22:59 (torazou) 【アズマ】「でっですからっ!僕は……」東方生まれだと答え様として止まる、その視線に嘘をつくのが躊躇われて「……むぅ…えっと…」暫く悩んだ後 23:00 (torazou) 【アズマ】「皆さんには内緒にしてくれるなら…此処を追われたら行く場所無いですから…」 23:01 (rouge) 【クレイル】「まー、この子は追求しようとしてるわけじゃなくて、唯純粋なんでしょうけれど、ね。 相手が悪かった、のかしらね?」 23:04 (torazou) 【アズマ】「ええと、それでフィアさんは何が知りたいんですか?」多少おどおどするがまっすぐにフィアを見返して 23:05 (Fake_) 【フィア】「内緒にはするよ。私は…世界が知りたいから――アズマが、エリンディルじゃない場所から来てるなら。アズマの居た場所のことを、教えて欲しい。もちろん、アズマがいいなら、だけれどもね」 23:08 (torazou) 【アズマ】「ええっと…そうですね。僕が来たのは確かに別世界です…こっちの世界の様に魔法とかは有りませんでしたけど魔導具みたいなものが主流を占めてて」言葉を選びながら 23:10 (torazou) 【アズマ】「魔物とかは居ませんでしたけど平和では無かったですね、僕が生まれた時には戦争してましたから……」 23:11 (Fake_) 【フィア】「…魔法が無い世界なんだ――魔導具、ってどんなものなんだろう」アズマの言葉に首を傾げ、興味を覚え…続いた言葉に少しだけ眉をひそめる「戦争……」 23:13 (rouge) 【クレイル】「世界のあり方には無数の可能性がある。 ま、そういうところもあるわよね。 エリンディルがどの程度の部類に当たるかは、ノーコメントにしておくけれど。」 予想はついていた事、そんな世界か、と軽く納得しつつ。 アズマの言葉に耳を傾け。 23:14 (Fake_) 【フィア】「何処の世界でも、戦争はあるもの…なのかな、私みたいな人間の存在も、あるのかな…」クレイルとアズマを交互に見ながら、呟く。戦争があれば、その裏では自分たちの仕事があった。アズマの世界でもあったのかな、と思って 23:15 (torazou) 【アズマ】「こっちの世界のキャリバーみたいな銃とかですね…」 23:15 (torazou) 【アズマ】「えっとですからあの声を伝える水晶の様な物とかは普通にあるんですよ…形も方法も違いますけど」 23:16 (torazou) 【アズマ】「私みたいな?」きょととフィアの言葉に首をかしげ 23:18 (Fake_) 【フィア】「……うん、私みたいな。暗殺って、わかるわよね。アズマも」首を傾げるアズマに、声を返す。 23:19 (torazou) 【アズマ】「暗殺……」軽く息を呑むその言葉が何を意味するかぐらい充分で… 23:21 (torazou) 【アズマ】「だっ大丈夫です、僕だって軍属だったぐらいなんですからっ!」自分の態度を不味いと思い慌てたように声を出し 23:21 (Fake_) 【フィア】「私は、そういうことをしてきた…ってこと。今はもう、関係はないけど…全てを断ち切れは、してないか…」 23:22 (torazou) 【アズマ】「今はしてないんですよね?…だったら大丈夫です…フィアさんは怖くないですから」 23:22 (rouge) 【クレイル】「ん……」 口は挟まず、唯二人のやり取り、紡ぐ言葉をを黙って見守る。 23:24 (Fake_) 【フィア】「…今は、してない――それで大丈夫なのかな。アズマは軍に居て、何をして他の?」 23:27 (torazou) 【アズマ】「ええと…だって…今は今です少なくとも僕は過去のフィアさんを知らないから何もいえません」 23:28 (torazou) 【アズマ】「軍に居てですか…えっと…さっきも言いましたよね魔法は無いって…」 23:29 (Fake_) 【フィア】「うん、でも…アズマの使ってる力は、魔法じゃないの? 私にはそう見えてる」首を傾げつつ 23:30 (torazou) 【アズマ】「こちらにキャリバーとかが一般的でないように、そういった力を目指した人が居るんです…ですから」 23:31 (torazou) 【アズマ】「僕が使ってるのは魔法じゃないです、その人が僕の世界のカミサマに似せて作った科学の結晶です…でも扱える人が僅かで直ぐに研究されなくなった技術ですけど」 23:32 (torazou) 【アズマ】「最も神様なんてお話の中だけですけど」 23:33 (Fake_) 【フィア】「神様に似せて作った…だから、アコライトの能力に似てるんだね」 23:33 (rouge) 【クレイル】「どんな世界でも、構成や積み重ねに差はあれど、根源の現象ってモノはそんなに変わらない。 吐き出される結果は同じでも、そこに至るまでは無数の道がある。 …ま、だから楽しいのかしらね。」 23:34 (torazou) 【アズマ】「クレイルさんの言葉は難しいです…その先生と同じ感じがします…」うむと唸ってから 23:38 (Fake_) 【フィア】「アズマも、色々あってここに来たんだ、ね」はふ、とため息を吐く。自分と似たような感じを受け…じっとアズマを見て 23:39 (rouge) 【クレイル】「人生十人十色、って奴ね。」 どんな気持ちでアズマを見ているのだろう、と、そんな事を想像しながら。  23:40 (torazou) 【アズマ】「それで僕はその研究の手伝いに借り出されたんです、軍人としての才能は無かったんですけどね、性格に有ってないって仲間からもよく言われましたし……えっと?」 23:40 (torazou) 他に何を答えたら良いのかと悩みながら二人を見る 23:42 (Fake_) 【フィア】「ううん、ありがとう。でも…アズマが軍人向きじゃないのは事実かなって思った。優しいものね、アズマ」 23:44 (torazou) 【アズマ】「臆病なだけですよ……自分でも治したいんですけど……中々上手くいきません」はふぅとフィアの言葉に溜息を付き 23:45 (Fake_) 【フィア】「いいこと、だと思う。私も…今はこう過ごせてるけれど――」目を閉じて、自分の中にある意識を少し変える。昔の自分に、近づけるように… 23:48 (torazou) 【アズマ】「フィア…さん?」 23:53 (Fake_) 【フィア】「私みたいに、なるよりは――」瞳をそっと開く。一切、光を移さない瞳…冷たいオーラを放ちつつ、アズマを見て 23:54 (torazou) 【アズマ】「えっえうっ!?」怖くは無いとは言ったが…その視線に射竦められて自然間合いを取るように足が一歩後ろに下がり 23:56 (torazou) 【アズマ】「フぃフィアさん?」それでも息を吸い込んで…今の仲間に声を掛ける 23:57 (Fake_) 【フィア】「…これが、昔の私だから」そう小さく呟いて、目を閉じ…もう一度瞳を開く。先ほどのような冷たさは消え、いつもの彼女に戻り 00:00 (Fake_) 【フィア】「…本当は忘れたかったんだけど――こんなこと」目を伏せて、小さく声を出す。 00:02 (torazou) 【アズマ】「えっと…今のフィアさんの方がずっと良いと思います…。でも、でもです、昔の自分はちゃんと自分で覚えていて上げなくっちゃいけません……自分すら覚えて置くのが嫌だなんて…寂しいですよ」 00:04 (Fake_) 【フィア】「昔の私があって…今の私がある、のかな――そう、思う?」寂しい、という言葉。アズマに問い返し… 00:06 (torazou) 【アズマ】「だって、そうじゃないとフィアさんと此処でお話なんて出来ませんし……会う事だって無かったと思いますよ」口早に自分の思ったことを口に出す、間違ってるかも知れないけれど…思い感じた事は本当なので 00:08 (torazou) 【アズマ】「そんなのやっぱり寂しいです…」 00:08 (Fake_) 【フィア】「クレイルも、そう思う?」もう一人、会話を聞いている彼女へも尋ねる。 00:10 (rouge) 【クレイル】「そりゃ、道ってのは繋がってるものだからね。 フィアも、わかってるんじゃないのかしら、本当は。」 00:14 (Fake_) 【フィア】「…そうだね、ありがとう。二人とも」 00:15 (torazou) 【アズマ】「はいっ」その言葉に安心したように微笑んで 00:16 (rouge) 【クレイル】「ん……」 小さく頷き、その言葉を受け止めて。 00:23 (rouge) 【クレイル】「さて、と。」  いつの間にか、蒼い髪の長身の女性、その姿をとって二人の間に立ち。 二人の頭にぽんと手を置く。 「なんにせよ、色々これからなわけよ、あんた達も。 まだまだ、先は長いわよー?」 交互に視線をやって、試すように笑う。 00:25 (Fake_) 【フィア】「…クレイル――うん、まだ…これからなんだよね」笑顔をクレイルへと返し、目を閉じる。 00:25 (torazou) 【アズマ】「えうっ!?」唐突に現れた女性に驚き声を上げる「・・・・クレイルさん?」 00:27 (rouge) 【クレイル】「そそ。 あー、アズマは初めてだったか。 なら、初めて見られてよかったわねー、ってとこ? 色んな人間に出会う。 大いに結構なことよ。 楽しめ若者っ。」 00:30 (torazou) 【アズマ】「えっえっえっでも一体どう言う…?」そのことにはただ驚くばかりで 00:30 (Fake_) 【フィア】「…」ただ、クレイルの言葉を受け…目を閉じて。 00:33 (rouge) 【クレイル】(…とはいえ、最後の鐘は鳴らされた。今もそれは、鳴り続けている。 この子達は最後まで、自分の道を歩けるかしら…。 歩いて、貰いたいわね。 …感情移入…してるなあ。) 二人の少年少女に、交互に視線をやりながら、瞳を細め。 頭に描くのは、そんな言葉。 00:34 (rouge) …世界には無数の可能性がある。  どんな進化を遂げるのか、どんな技術を発展させるのか。 …滅ぶのか、栄えるのか。 このエリンディルという世界がどうなるか。 それはまだ、誰にもわからない。