13:31 (zero_cp ) セキュリティーが反応する事無く、重い扉が開かれる 13:32 (zero_cp ) 抵抗無く、この館へ入れる者は数は少ない 13:32 (akeno ) 反応しないセキュリティ……だからこそ、扉が開かれたことに気付かず自室で本を開いている。 13:32 (akeno ) まともに、活字が頭の中に入らないまま…… 13:33 (zero_cp ) 仮面だろうか、犬の顔をした人間?が書斎のドアを空けた 13:33 (zero_cp ) 【?】「仕事だ…」 13:34 (akeno ) 【光】「……誰だ!?」(天塵刀に手を伸ばして立ち上がり、用心深くその人物を見つめて) 13:35 (zero_cp ) 【?】〈手には一青の指令書。外では霧雨が降っていたのか、全身がうっすらと濡れて 13:36 (akeno ) 【光】「私は…お前が誰かと、問うている。それが…本当の指令所か分からないからな」 13:37 (zero_cp ) 【?】「俺に名謎無い。必要なのは、ただ指令を果たす事。本当か嘘かは、これを見れば分かる」(種類を投げ捨て 13:37 (zero_cp ) 書類 13:39 (akeno ) 【光】「……」 眉を寄せながらその書類を拾い上げ、警戒を解かないままにその書類を軽く流し読みする 13:40 (zero_cp ) 【?】「怪しい所はあるか」 13:42 (akeno ) 【光】「……こ、これは?」 13:43 (zero_cp ) 【?】「そこに書いてあることだけが現実…」 13:44 (zero_cp ) 【一青@手記】「一族の裏切り者、美門涼を抹殺する事。」 13:44 (akeno ) 【光】「……美門涼、彼の抹殺を私に…か」 13:45 (zero_cp ) 【?】「問題があることか?」 13:45 (akeno ) 【光】「いや、まさか私にくるとは思わなかっただけだ。上にしてみれば、コレの成功率が一番低い人間は私だと、判断するだろうからな」 13:46 (zero_cp ) 【?】「命は伝えた。以上だ」(振り向き出て行こうとする 13:47 (akeno ) 【光】「……了解」 13:48 (akeno ) 出て行く相手を止める事もせず、ただ…渡された指令書をじっと見つめる 13:48 (zero_cp ) 【?】「何を悩んでいる?」 13:49 (akeno ) 【光】「―――悩んでなど、いないさ」 13:50 (zero_cp ) 【?】「ならば、一刻も早く行動に移ればいい」 13:51 (akeno ) 【光】「……了解」 13:51 (akeno ) 何処か遠くで軋む音を感じながらも頷き、天塵刀を強く握る 13:52 (zero_cp ) 【?】「いいカタナだな」 13:53 (akeno ) 【光】「……自分の命を託すものはそれなりのものにはするさ」 13:54 (zero_cp ) 【?】「それなら斬られる相手も苦痛を感ぜずに死ねる」 13:58 (akeno ) 【光】「………それは、相手次第だ」 13:58 (zero_cp ) 【?】「斬りにくい相手なのか?」 14:00 (akeno ) 【光】「―――――そういうわけじゃ、ない」 14:02 (zero_cp ) 【?】「少なくとも、お前には迷いが見受けられる…違うか」 14:04 (akeno ) 【光】「迷ってはいない。それが…クグツだろう」 14:05 (zero_cp ) 【?】「わかっているのなら話は早い」 14:06 (akeno ) 【光】「それで、美門涼の現在位置は?」 14:06 (zero_cp ) 【?】「この街の中…以上だ」 14:12 (akeno ) 【光】「……それだけか?上であれば、もっと情報は在るだろう?」 14:13 (zero_cp ) 【?】「この街の闇は深い…だから、お前を指名したのだろう」 14:14 (akeno ) 【光】「…そうか。それで、お前は誰だ?」  柔らかな笑みを浮かべて再び誰何する 14:14 (zero_cp ) 【?】「犬…」(感情も無く 14:15 (akeno ) 【光】「……違う。お前の名を聞いているんだ」 14:16 (zero_cp ) 【?】「昔の名は捨てた…犬が今の名前だ」 14:18 (akeno ) 【光】「……なら、何故お前はここに入れた?ここには、私以外の人間はフリーパスの発行はできない。そう、美門一青であっても。なのに、入れたお前は誰?」 14:19 (zero_cp ) 【?】(答える事はせず、瞳をそらすだけで 14:20 (akeno ) 【光】「……だから、言え」 14:21 (zero_cp ) 【?】「……この館を立てた資金は何処から出ている」 14:22 (akeno ) 【光】「…美門、しかし……これは、私の「家」の持ち物だ」 14:22 (zero_cp ) 【?】「……一青がそうでないとしても、軌道の手は思うより長い」 14:23 (akeno ) 【光】「それでも…私は、この家の管理者としてはっきりさせなければならない」 14:24 (zero_cp ) 【?】「…おれは上からの命に従っただけだ…詳しいことは分からん」 14:25 (akeno ) 【光】「……それは分かっている。けれど、お前の昔の名は?」 《天罰》→《真実》相当 14:25 (zero_cp ) 【?】「…答える義務は無い」《霧散》 14:28 (akeno ) 【光】「……っ、何故義務がないと!?」 14:28 (zero_cp ) 【?】「俺の飼い主で無いからな」 14:30 (akeno ) 【光】「……なら、私がここでお前を切るが?」 14:30 (zero_cp ) 【?】「構わん」 14:32 (akeno ) 【光】「…・・・ならっ!」 《死の舞踏》 14:33 (zero_cp ) 【?】「ぐっ…」(避ける事もせず、太刀を受け 14:33 (akeno ) 【光】「……何故、避けない?」 14:34 (zero_cp ) 【?】「それが、お前が望む事なら」 14:35 (akeno ) 【光】「…犬であるお前が、私の飼い犬でないお前が何故そんなことを考える必要がある?」 14:36 (zero_cp ) 【?】「今の俺は美門の犬だ。お前に従うのではない。美門の名を汚さないだけだ」 14:37 (akeno ) 【光】「……しかし、お前は「私の」望むことだといった」 14:37 (zero_cp ) 【?】「この太刀は美門だ、振るう人間にはかかわりが無い」 14:40 (akeno ) 【光】「……それだけでは、納得できない響があったが?」 14:40 (zero_cp ) 【?】「それこそ…気のせいだろう」 14:43 (akeno ) 【光】「……そうか、なら行け」 14:44 (zero_cp ) 【?】「止めはささないのか?」 14:45 (akeno ) 【光】「……いけっ!」 14:46 (zero_cp ) 【?】「…」(無言で扉を閉める。痛みに堪えかね膝を付き、アヤカシの顔が人へと戻っていく 14:48 (zero_cp ) 【涼】「相変わらず鋭い太刀捌きだ…だが甘い」 14:50 (zero_cp ) 【涼】「迷わず…切り捨てるようにならなければな」 14:50 (zero_cp ) 【涼】「それが…俺のできる最後の事だ」(弱々しく体を起こし