11:45 (ballock)   11:45 (ballock)   11:45 (ballock)   11:46 (ballock) アランとの会話の後、隠しては居たかったがやはり言ってはおかないといけない。そう考えギルドマスターの部屋を訪ねようと通る一つの影 11:47 (ballock) 【スリア】「……(居るかな…今)」そして扉の前に立ち 11:47 (ballock) コンコン、と静かにノックをする 11:47 (ballock) (というわけでどうぞ 11:48 (ballock) 【スリア】「リーシュヴァルさん、フェリアードさん…居ますか?」 11:49 (misutan) 【リーシュ】「あら。その声は、スリアさん……でしたかしら?」小さな声と、微かな気配が、返ってくる 11:49 (Fake_) 【フェリィ】「はい――その声は、スリア? 2人とも居るけど、どうしたの?」扉の奥から聞こえてくる声と足音、扉の前で止まって 11:50 (ballock) 【スリア】「えっと…今大丈夫かな?」扉の向こうから声をかける 11:51 (misutan) 【リーシュ】「そうですね……ええ、問題無いかと」短く、何らかのやり取りが交わされる気配 11:52 (Fake_) 【フェリィ】「……うん、わかった」声と同時にかちゃり、と扉が開く音。栗色の髪をした少女が顔を覗かせ――「どうぞ、いらっしゃいませ――かな?」部屋に招きいれようと 11:53 (ballock) 【スリア】「お邪魔します」ぺこりと小さくお辞儀して 11:53 (ballock) 招き入れられて中に入る 11:54 (misutan) 【リーシュ】「いらっしゃいませ。そちらに掛けて、お待ちくださいますか?」奥に、3人分のカップを準備している姿が見え 11:56 (ballock) 【スリア】「あ、うん…ありがとう」少し迷いが出たりしている様子で席に座り 11:57 (Fake_) 【フェリィ】「わざわざこうやって来たってことは…何か話すことがあったの、かな?」椅子が足りなくなるので、自分はベッドの端に腰掛けて 11:58 (ballock) 【スリア】「うん…私の事で報告しておかないといけない事があって」少し視線を落として 12:00 (misutan) 【リーシュ】「報告、ですか?」二人の前に、コースターと湯気の立つカップを置いた後、席につき。カップを両手で握って 12:01 (Fake_) 【フェリィ】「…スリアのことで――報告って…何かあったっけ? 以前の話は報告書で受け取ってるし――何かあるの?」首を傾げ…カップを手を伸ばして持ち上げ…スリアを見つめる 12:02 (ballock) 【スリア】「うん…私の身体の事なんだけど…今、邪悪化…の、傾向が少しある…の」最後のほうは区切り区切り言い難そうに二人に話す 12:04 (Fake_) 【フェリィ】「邪悪化の傾向――私より姉様の方が、そういうのには詳しいかな…。どうして、って言う理由は聞かない方がいい?」 12:04 (ballock) 【スリア】「必要…なら」>理由 12:05 (ballock) あまり思い出したくは無いのかそんな雰囲気は出しつつ 12:06 (misutan) 【リーシュ】「傾向であるうちは、まだ戻れるはず、ですけれどね。成ってしまうと、どうしようもないですけれど」と、多少困惑したように 12:07 (Fake_) 【フェリィ】「なら、その理由は追々話してくれるとして――今はおいとこ。それで…止める手立てとか、そういうのはみつかってるの?」 12:08 (ballock) 【スリア】「多分…だけど聞いた話しでは原因の魔族を倒せば、とは聞いたことなら」 12:09 (misutan) 【リーシュ】「原因の魔族、ですか。ここに? それとも、嵐の外に? それで、随分と対応は、変わってきますけれど」と、頭の中に、幾つもの解決案を構築して 12:09 (Fake_) 【フェリィ】「邪悪化の原因となった魔族を倒せば、って言う話は聞いたことがあるな。私も――でも、その魔族がここに居る…の?」 12:10 (ballock) 【スリア】「原因の魔族は…外のはず…此処に来たりしないのなら…こうなったのは3年くらい前だから…」 12:13 (misutan) 【リーシュ】「それでは、進行の抑制、が対処となりますね。他の浄化する手段があれば、最善ですけれど」と、頷いて 12:15 (Fake_) 【フェリィ】「そうだね、進行を遅らせる手段って何があるんだろう――」考え込み、あまり多くはないはずの自分の知識を探って 12:17 (ballock) 【スリア】「それと…もし手遅れになった場合の事もお願いしたくて…」視線を再び落とし、それだけは絶対に想定したくない可能性でも想定してしまって 12:18 (misutan) 【リーシュ】「憎悪、恐怖、嫉妬、猜疑、傲慢、虚栄、欲望。これらの感情をあまり起こさぬこと。或いは、瘴気、妖魔邪神の力を避ける事、となりますが。それほどまでに、進行が?」 12:19 (ballock) 【スリア】「進行自体は瞳の色が変わる…くらいしかないんだけど…三年間それ以上進まなかったのが…逆に怖くて…ね」 12:19 (Fake_) 【フェリィ】「手遅れになった場合って…そうなったらまず、アランが悲しむよ。なったことを考えるより…ならないことを考えようよ――」 12:21 (ballock) 【スリア】「それは、もちろんなんだけど…手遅れになったら多分、最初に私が襲うことになるのはアランだから…」一度想定してしまうとその可能性が否定できず、戻る可能性を模索しながらもその想定を振り切れず 12:22 (misutan) 【リーシュ】「弟想い、なのですね」恐らく、自分がそうなったら、同じ選択をするだろう。フェリィを襲うくらいならば…… 12:23 (Fake_) 【フェリィ】「邪悪化した後…最初に襲ってしまうのは、強く想っていた人。だったっけ――」 12:25 (misutan) 【リーシュ】「どの邪神に属するか、にもよりますけれど、ね。概ねは、その感情の原因へと向かう事でしょう」頷いて 12:25 (ballock) 【スリア】「もう一つ…アランには狙われる理由があるから…」 12:27 (Fake_) 【フェリィ】「……始祖の紋章――かな、戦ってるときに何度か見たことがある。手の甲が光るの」 12:27 (misutan) 【リーシュ】「なるほど。それならば確かに……もっとも、アランさんだけが、持っているわけでは無さそうですが」 12:30 (ballock) 【スリア】「うん…二人に報告しておく事はこんな所…ほんとはもっと早く言いに来るべきだったんだろうけど…」 12:31 (Fake_) 【フェリィ】「ん……隠しておきたいって思うのは良くわかる。私もそうだったしね――でも、ありがとう。信頼してもらってる証って受け取っていいんだよね」沈んだ表情のスリアに、笑顔を向けて 12:32 (misutan) 【リーシュ】「いえいえ、言い難い事ですし……それに、下手な方の耳に入れば、それこそ、ね」冗談めかせて、人差し指の先が、首を横切って 12:33 (ballock) 【スリア】「うん」その二人の言葉に肯定の意を出す 12:35 (ballock) 普段とは打って変わって少し頼り無さそうな、今までの不安を押し隠して今まで居たように 12:35 (Fake_) 【フェリィ】「…大丈夫、私たちで広めないようにはするよ――アランには、そのことは伝えてるの?」 12:37 (ballock) 【スリア】「うん、アランには…傾向が出てるっていうのは先日伝えた。それ以上の事は頼んでないけど…ね」 12:38 (Fake_) 【フェリィ】「そっか。うん――間違っても、大事に想ってる家族にはそんなこと頼めないかな――」姉の方をちらりと見て…自分ならどうするだろう、と考え 12:39 (misutan) 【リーシュ】「そうですね。生涯付きまとう傷にもなりかねませんし、ね」フェリィに、そんな事はさせる時が来ないように。目を閉じ、小さく祈る 12:41 (Fake_) 【フェリィ】「うん。スリアの言いたい事はわかった。そんなことがないと信じてるけど…万一、あったら。止めるから――ギルドマスターとして、周りに被害が及ぶ前に」それは、自らに言い聞かせるかのように……小さく、声を発し 12:42 (ballock) 【スリア】「ありがと…」寂しげに、それと申し訳無さそうにぎこちなく微笑み 12:44 (Fake_) 【フェリィ】「むしろ…言ってくれてありがとう、かな? 変な言い方だけど――言われないよりは、色々出来ることがあるし。こっちでも…何かあれば伝えられるんだから」 12:45 (misutan) 【リーシュ】「それも私達の仕事ですから。ですから、そうですね……早く、私達がギルドマスターをしなくても良くなるよう頑張ってくださると。恩返しには丁度よいかと」と、くすりと笑い 12:46 (ballock) 【スリア】「ん、私も頑張るよ。色々してもらうからには」ほんとに、優しい人達だと思いながら少し明るめの声になって 13:00 (Fake_) 【フェリィ】「なることを考えるより、ならない為にどんな手があるか――どんなことが出来るかを考えたいかな。さっきはそう言ったけど、仲間だって思ってる人を傷つけるのは嫌だもん」その明るくなった声を聞いて、にこりとこちらも笑う 13:01 (ballock) 【スリア】「ん、そうだよね私自身がしっかりしないとね。二人に話してよかったと思う」微笑みを向けて 13:02 (misutan) 【リーシュ】「多少なりともお役に立ちましたら、幸いです」笑みを浮かべ、一礼して 13:05 (ballock) 【スリア】「今日はほんとにありがとう。それじゃ、そろそろ戻るね」と、静かに立ち上がり 13:05 (Fake_) 【フェリィ】「大変になるのはこれからだと思うけど――頑張ってね、いつでも相談とかには乗るよ」 13:06 (misutan) 【リーシュ】「どう致しまして。それでは、今日も貴方にとって、良い日でありますよう」と、席を立って 13:06 (ballock) 【スリア】「うん、その時は相談に来るね」 13:06 (ballock) と、ドアの方に向かい 13:08 (ballock) 【スリア】「それじゃ、お邪魔しました」ぺこりとお辞儀をして退出する 13:08 (Fake_) 【フェリィ】「それじゃ、またね――」 13:09 (misutan) 【リーシュ】「いえいえ、あまりお構いもできませんで」と、カップを、トレイに集めながら 13:10 (ballock) 【スリア】「それじゃ、また後で」と軽く手を振って廊下に出て行く 13:11 (ballock) そして廊下をしばらく歩き 13:12 (ballock) 【スリア】「さて…と、私もしっかりしないとね。決着は自分でつけたいし…もっと強くならなきゃ」ぐっと自分の手を握り決意を胸に秘め 13:12 (ballock) そして再び歩き出す 13:12 (ballock)   13:12 (ballock)   13:12 (ballock)