20070724 02:29 (Aroth) 【あらん】「じゃあ軽い何かを作るか…」(ぁ 02:30 (misutan) 【とろいで】「何を作るのじゃ?」 02:31 (misutan) 【とろいで】「軽いもの……分かった、フェザーアーマーじゃな?」 02:31 (Loststar) 囓るのかよっ!? 02:32 (misutan) 単に、ご飯を作るというのを知らないだけです 02:32 (torazou) 【シュヴァルぺ】「お嬢様のお好きなものを……お嬢様、厨房で防具を作るのは無粋かと思われます」 02:32 (misutan) 【とろいで】「ふむ、確かに。油臭くなるしのぅ」納得したような顔で 02:33 (Loststar) 【リーザ】「お腹、空いた…のよ…」食堂で、くてんと…テーブルに突っ伏しながら。 02:33 (Fake___) 【フェリィ】「…時間が時間だから…ほら、リーザ。そのまま寝ちゃわないでね?」 02:34 (torazou) 【シュヴァルぺ】「此処で作るものはお嬢様の御口に入れるものに御座います」焼き菓子と紅茶を用意しつつ 02:34 (misutan) 【とろいで】「このような夜中に、これ程の人数か。御苦労な事よ」 02:35 (Loststar) 【リーザ】「あ、フェリィ、さ…はい、なの…です、のー…」こくん、と頷きながら…微笑んでみせて。 02:36 (misutan) 【とろいで】「このような所で作っておったのか。であれば、さぞかし大量の素材が必要になるのであろうな」と、焼き菓子を頬張り「うむ、良い仕事じゃ♪」 02:38 (Fake___) 【フェリィ】「…まぁ、なんて言うか――みんな、休める時はちゃんと休んでよ?」少し苦笑を浮かべつつ 02:38 (torazou) 【シュヴァルぺ】「お嬢様の喜ぶ顔を見る為でしたら如何様にでも」 02:39 (Loststar) 【リーザ】「…ん、お菓子…」その菓子を食べる姿を眺め、少し羨ましそうに見上げながら…コップの水を飲み干して「ふに、じゃ…リーザは寝る、のよー…」フェリィに近寄りながら手を振り。 02:39 (misutan) 【とろいで】「顔なぞ、いくらでも見せてやるぞ。隠してはおらぬでな」にぱっと、笑顔を向けて 02:40 (torazou) 【シュヴァルぺ】「……………」溜息を付きその顔に見蕩れる 02:40 (misutan) 【とろいで】「休むか、それが良かろう。夜食に、持って行くか?」と、焼き菓子をひとつリーザに放り 02:41 (Fake___) 【フェリィ】「リーザ、うん。お休み――また明日もちゃんと仕事あるから、ゆっくりからだ休めてね」 02:43 (torazou) 【シュヴァルぺ】「お休みなさいませ」 02:43 (Loststar) 【リーザ】「あっ…ありがと、です…のよ」受け取り、嬉しそうに両手で抱えながら「…はい、ですの…よ、フェリィ、さ…も、無理は、めーなの、です。」 02:44 (Fake___) 【フェリィ】「うん、わかってるよ。もう少し書類確認したら、私も休むからさ」 02:45 (misutan) 【とろいで】「やれも、長というのも大変な物よのぅ。身体を壊さぬ程度に精進するが良い」 02:51 (Fake___) 【フェリィ】「壊さぬ程度に、頑張ってるつもりだよ。そうじゃないと、最近忙しくって仕事たまりそうだし――」 02:53 (misutan) 【とろいで】「それだけ働いてまだ溜まるか。手伝いの2・3人も使えぬのかえ?」 02:54 (torazou) 【シュヴァルぺ】「ではお嬢様のご心配を軽減する為に、必要なことはお手伝いします。何なりとお申し付け下さいフェアリード様」 02:54 (Fake___) 【フェリィ】「手伝ってもらってるのは、皆に仕事を毎日してもらってるからね。私は書類の方に割と専念できるのが…そのおかげだよ」 02:55 (misutan) 【とろいで】「どうじゃ、よくできたメイドじゃろ」と、腕を組んで胸を張り 02:56 (Fake___) 【フェリィ】「それで無理して倒れられても困るし――日々の仕事、ちゃんとやってくれれば私は問題ないと思うから」くす、と笑いながら 02:58 (torazou) 【シュヴァルぺ】「この身は存外強靭でありますからその様な懸念は無用かと思われますが。ではせめて薬湯をお入れします」 03:02 (Fake___) 【フェリィ】「ありがとう、それだけでも充分」手元の書類に、いくつかペンで書き込みして 03:03 (torazou) 【シュヴァルぺ】「はい、お嬢様の道具である以上よくできていなければ困ります」その視線は何所か懐かしいものを見るようにトロイデを見つめ 03:07 (misutan) 【とろいで】「うん? どうした」と、シュヴァルペの視線に気付いたのか見上げて 03:12 (torazou) 【シュヴァルぺ】「…………いえ……頬に食べかすが」何か重苦しいものを閉じ込めるとお嬢様のメイドに戻り頬を柔らかな布で拭く 03:13 (misutan) 【とろいで】「そうか、済まぬな」と、拭き易いように立ち上がり、顔を持ち上げ 03:17 (torazou) 【シュヴァルぺ】「この程度の事で過分なお言葉を」その二人の姿は傍から見ればまるで姉妹のようで 03:18 (Fake___) 【フェリィ】「仲が、良いんだね――なんだか、私と姉様を見てるみたい、かも」その2人を、微笑みながら見つめて。 03:21 (misutan) 【とろいで】「そうさな、長い付き合いになる方じゃな。何年になる?」 03:21 (misutan) 指折り、月日を数えるのを諦めて 03:22 (torazou) 【シュヴァルぺ】「二年になりますお嬢様、正確には2年と56日でございます」 03:24 (misutan) 【とろいで】「よく、覚えておるな。我は、いつからおぬしが付いたのか、覚えておらぬというのに」その、月日の意味を知らず 03:25 (Fake___) 【フェリィ】「…結構長い、ね。私と姉様は…どれくらい一緒に、もう居るんだろう――」ぼんやりと、天井に視線を移し 03:26 (misutan) 【とろいで】「双子なのじゃから、歳と同じではないのか?」怪訝そうに、少女を見上げ 03:27 (torazou) 【シュヴァルぺ】「それは私にとっては忘れられぬ時間で御座いますから」そう言って微笑む、この仮面の下をお嬢様に見せぬ様に 03:27 (Fake___) 【フェリィ】「そういうわけでも無いんだ。冒険者にお互いなる、って決めて――暫く離れていた時期もある。でも、ほとんど一緒に居ることに変わりは無いね」 03:29 (misutan) 【とろいで】「世辞を言うても、菓子くらいしか出ぬぞ」焼き菓子の鉢を、フェリィとシュヴァルペの間に滑らせ 03:30 (misutan) 【とろいで】「それならば、離れていた年月を数えた方が早かろう。野に町に生きる者が、いつから修練を始めるかは知らぬが」 03:30 (torazou) 【シュヴァルぺ】「お嬢様、私がお嬢様に嘘偽りを伝えた事がありましょうか」冗談めかしてくすくすと笑う 03:31 (misutan) 【とろいで】「記憶に無いな」笑って、茶を啜り 03:32 (Fake___) 【フェリィ】「1つ貰うね――」その焼き菓子をかじる。口の中に広がる甘い味に少し表情を緩め…「そうだね、10年…ううん、15年くらいは一緒に過ごしてるかもしれない」 03:34 (misutan) 【とろいで】「うむ、そのために出したのじゃ。それ程の年月か。我の周りには、5年以上居るものなど、居らぬのに」目を丸くして 03:37 (Fake___) 【フェリィ】「…ほら、まず。年齢の差もあるし――双子って、ある意味自分に一番近い人。だから、一緒に居るのがなんだか当たり前みたいで」くすくす、と笑いつつ 03:39 (torazou) 【シュヴァルぺ】「大丈夫ですお嬢様、お嬢様がお望みになる限り私はけして傍を離れる事はありません……それが私の大事ですから」 03:39 (misutan) 【とろいで】「近い人、か。ううむむ」腕を組んで、悩み 03:40 (misutan) 【とろいで】「そうか、では。おぬしがいずれ、我の近い人になるのやも知れぬのじゃな。楽しみが増えたわ」 03:41 (misutan) と、シュヴァルペの背……には届かず、腰を叩き 03:42 (torazou) 【シュヴァルぺ】「どうぞお望み下さいませ、その為に私は居るのです。どうぞ御命じくださいませ、それが出来るのはお嬢様だけでございます」 03:44 (misutan) 【とろいで】「うむ、では宜しく頼むぞ。いずれ我が、あのような顔をできるようにな」びしっと、フェリィのくすくす笑う顔を指差し 03:45 (Fake___) 【フェリィ】「さて、とっ――私もお仕事は終わり。休むことにするね。二人ともお休み――」小さく欠伸を噛み殺し、二人に軽く手を振って食堂を後に 03:46 (misutan) 【とろいで】「大儀であった。存分に休むが良い」と、手を振り返し 03:46 (torazou) 【シュヴァルぺ】「はい。お任せくださいませ……良い夜をフェアリード様」 03:46 (torazou) 【シュヴァルぺ】「ではお嬢様もお召し物を着替えお休み下さいませ」 03:48 (misutan) 【とろいで】「まだ眠くは無いのだが、おぬしが言うのならそうしよう」ふわぁと、大きな欠伸をしつつ、椅子を降りて、歩き出す 03:52 (torazou) 【シュヴァルぺ】「可愛らしい欠伸です事、ではお嬢様お部屋に」 20070726 03:35 (torazou) 島に流れ着いて数日……幸、私達に対しての嫌疑は大分薄れたらしい。監視の目が緩んだことからそう推測される 03:37 (torazou) お嬢様はと言えば怪我も少なかったので、此方の探索者に混ざり仕事を請け負うそうだ……まだ完全に体調の復帰しない我が身が悔やまれる 03:37 (torazou) ……本当に悔やまれるのだろうか? 03:39 (torazou) ……あの時、一瞬でも迷わなければ……助けの手も有ったのだろうが……小さな迷いがお嬢様と私を何所とも知れぬ場所に流したと言える 03:40 (torazou) あの時……一瞬でも見棄ててしまえと考えた自分……それも私のホントウノキモチ 03:41 (torazou) そう思うと憂鬱になり箒を持ったまま溜息を吐く…… 03:41 (torazou) (たっち 03:41 (misuta) とたたたたたた 03:41 (misuta) 軽い足音が近付いてくる 03:42 (misuta) 【トロイデ】「居るか、シュヴァルペ!」 03:42 (misuta) ばたんと、ノックもなしに扉を勢い良く開き。小さな主が、姿を現す 03:43 (torazou) 【シュヴァルぺ】「はいこちらに……お帰りなさいませお嬢様」その姿を見て安堵する……如何やら無事にお帰りに為られたらしい 03:43 (misuta) 扉を開けた手を、さっと後ろに回すものの。後ろに、何かを隠しているのは、見え見えで 03:44 (misuta) 【トロイデ】「うむ、今帰ったぞ。レライエを3匹屠ってやったわ。最も、我のみの力ではないがな」それでも得意そうに、顎を上げて見せて 03:46 (torazou) 【シュヴァルぺ】「初めての冒険は如何で御座いました?怪我など為さいませんでしたか?……それはお疲れ様でした、お嬢様。今お茶とお菓子などをご用意いたします」 03:47 (torazou) その姿が……とても……似ていた為……数瞬反応が遅れる 03:47 (torazou) 【シュヴァルぺ】「ですが次は御供させて下さいませ……ね?」 03:49 (misuta) 【トロイデ】「怪我をせぬはずも無かろう。おぬしの怪我の方は、良いのか? ジークリットは、なかなか良い治癒の腕を持っておったぞ」臓腑の詰まる、ひとたび貫かれた腹を撫でて 03:55 (torazou) 【シュヴァルぺ】「はいご心配をお掛けしましたが随分と動ける様に為って参りました……ではジークリット様には後で私からも御礼を伝えに参ります。ですがシヴァルペの居ない場所で無理は為さらないで下さいませ……お嬢様の身に何か有れば私は……」言葉につまりお嬢様を抱きしめる……無論後悔するに決まっている…… 03:57 (torazou) 【シュヴァルぺ】「道具の身を弁えぬお願いでは御座いますが……お聞き下さいませ」理性では違うと分かっている……だが再び失う恐怖は付いて回る…… 03:58 (misuta) 【トロイデ】「うむ、聞こうではないか」とてとてと、シュヴァルペの傍に寄り。その顔を見上げ 04:00 (misuta) 【トロイデ】「それに、元より、着いてくる気であったのであろう? このような物を、頼むくらいじゃしな」背中から、闇よりもなお黒いメイド服を出して拡げて 04:04 (torazou) 【シュヴァルぺ】「それは……その…主の身一つ護れずして、何の為の道具で御座いましょう。私の生有る限りこの身はお嬢様のお傍に」 04:05 (torazou) 【シュヴァルぺ】「ですがお嬢様……その服は?」 04:09 (misuta) 【トロイデ】「おぬしが注文しておった物よ。確か、シャドウブレイカーと言ったかの? おぬしに合うよう。普段着ている格好に合わせてみたのじゃが」疑問符に、何か間違ったかと小首をかしげ 04:13 (torazou) 【シュヴァルぺ】「それは助かりますが……随分と美しい作りで御座いましたので、余程腕の良い方がお作りに為られたのでしょうね」 04:15 (misuta) 【トロイデ】「腕は知らぬぞ。何せ我が、初めて作った物じゃからな。不具合があれば、我に言うがいい」 04:19 (torazou) 【シュヴァルぺ】「お嬢様が……」 04:20 (torazou) 忘れられない残滓……後悔に苛む記憶……暖かな思い出が入り混じる…… 04:20 (misuta) 【トロイデ】「うむ、不思議な物であったわ。思い描いたものを、具象化するのはの。最も、おぬしの事は、良く知っておるから楽じゃったが」 04:22 (torazou) 【シュヴァルぺ】「では、お嬢様より頂いた初めての贈り物として大切に使わせて頂きます」 04:24 (misuta) 【トロイデ】「贈り物とな? いや、そうなるのか。それでは大切にするが良い。我が初めて贈った贈り物であるが故にな」ベッドに両肘をついて、先程とは違った目でシャドウブレイカーと、シュヴァルペをじっと見て 04:25 (torazou) 【シュヴァルぺ】「…………」語尾の言葉が心を蝕む……私はこんなにも隠し事をしてると言うのに…… 04:26 (torazou) 【シュヴァルぺ】「では早速袖を通す事をお許し下さいませ」 04:27 (misuta) 【トロイデ】「うむ、早く着て、我に見せておくれ」おもちゃの包装を解くような、子供の瞳で 04:31 (torazou) 【シュヴァルぺ】「はい、お嬢様がそれをお望みならば」主従に宛がわれた狭い部屋では着替える為に身を隠す場所も無く……トロイデの目の前で今までの服を脱ぎ 04:33 (torazou) 陶器のように滑らかな肌の彼方此方には治療魔法で癒された後が紅く浮かぶ 04:34 (misuta) 【トロイデ】「癒し手の腕、かのぅ……勿体無い」傷跡を見て、呟き 04:38 (torazou) 【シュヴァルぺ】「それは違います……この程度でしたら自然に治りますので……それにしても勿体無いとは過ぎたお言葉」無論治癒の腕はこの後には関係ないのだが言える筈も無く……癒し手であるあの女伯爵は気が付いただろう……私の身が普通では無いと言う事に 04:40 (misuta) 【トロイデ】「何を言うか。奇麗なものに傷がついておったら、誰しも勿体無いと思うものではないか?」あまりに単純で、素直で、そして、配慮もなく答え 04:42 (misuta) 誰しも、望んで傷を負う物ではないのに 04:44 (torazou) 【シュヴァルぺ】「…………」その言葉が心を打ちつけ白い肌が朱に染まる……まっすぐなまぶしすぎる言葉が気恥ずかしい 04:44 (torazou) その朱を覆い隠すように黒い衣服を身に纏う 04:46 (torazou) 【シュヴァルぺ】「如何で御座いましょう?」 04:48 (misuta) 【トロイデ】「うむ、生のままも良かったが、その服もよう映えておるぞ。白き肌に、黒き服は、まるで研ぎ澄まされた刃のようじゃ」ぺもぺもと、無遠慮に触って確かめながら。我が事のように嬉しそうに 04:53 (torazou) 【シュヴァルぺ】「生のままでとは殿方の台詞でございましょうに……」触られるままに任せ愛しげに自分の主を見つめる 04:54 (torazou) 【シュヴァルぺ】「お褒めの言葉シュヴァルぺは嬉しく思います」 04:56 (misuta) 【トロイデ】「ふむ、そうなのか? まぁ良い。どちらでもある我ならば、どちらの理を選んでも良かろう。シュヴァルペも嬉しいか。我も、嬉しいぞ」からからと笑い 04:58 (torazou) 【シュヴァルぺ】「お嬢様の良いように為さいませ」その笑いにつられるように微笑む 05:00 (torazou) 【シュヴァルぺ】「お嬢様がどのような決断をなされても、私はお嬢様の物ですから……」 05:01 (torazou) ですがお嬢様……お嬢様はお知りになりません 05:02 (torazou) 何一つ残らぬならば……深い傷跡を望む……その様な者がいると言う事を 20070730 22:47 (rouge) 【エル】「……ぅぁー……」 がぼがぼがぼ、と、空気を吐き出しながら水の中を進んでいく。 視界に見えるのは一面水ばかり……。 何でこんなことになっているんだろう、などと回らない頭で考える。 22:49 (rouge) 原因は凄く簡単だった。 ……ここは海で、あたしは人間。 人間は海に適応するようにゃーできてない。 そりゃ沈むわ、うん。 …乗ってる船がぶれいきんぐして波にぼっちゃーんだよ、うあっははは。 …等と想像の中で笑っても、何も変わることはない。 22:51 (rouge) 【エル】(うーあー……つつましく生きてたはずなんだけどなあ……。 行い悪かったかなあ…。 漸くメイドに就職したのに雇い主ぶっ飛ばしちゃった…いやいやそのくらいでその仕打ちはひどくないか…? それとも隣の家のつるぺたろりろりっ子と心行くまで遊んだのが神様の怒りをかったかにゃー…いやまあ、どうでも良いんだけど…あたし、このままだと死ぬなあ… 22:53 (rouge) 危機的状況だというのに、そんなことを考えながら海を漂っていく。 …脳に酸素が回っていない生かもしれないが。 …とりあえず彼女が…、生と死の淵で考えたのは、そんなとるにも足らないことだった。 22:53 (rouge)   22:53 (rouge)   22:53 (rouge)   22:53 (rouge) ■  孤島  海岸沿い 22:53 (rouge)   22:53 (rouge)   22:53 (rouge)   22:55 (misutan) 【トロイデ】「しかし、おぬしの喋り方は聞き取り辛いのぅ」 22:55 (rouge) いつもの通り、孤島の海岸沿いは静かなものである。 ……嵐の後の静けさ…。 1日の激しい雨の後、あたりに飛んだ破壊の跡以外は、静かなものである。 22:57 (rouge) 海岸には様々なものが打ち上げられている。 ……もっとも、何かの破片でしかなかったり、何かの残骸だったり。 大半はガラクタである。 この島にたくましく生きている冒険者たちの手にかかれば、役に立つものになるのかもしれないが。 22:59 (rouge) さて、そんなガラクタだらけの海岸に、明らかにサイズの大きな異物が混じっていた。 …顔の大半を砂に埋め、うつ伏せになって倒れている赤毛の女…であろうか。 そんなのが、一つ。 22:59 (torazou) 【テレーズ】「気にすル事ハ無いのダヨ、麗しの女伯爵ノ数多きチャームポイントと思ってくれたマエ、リトルガール」 23:02 (misutan) 【トロイデ】「爵位など、このような島で何の意味も在るまい。この島を、領地にするのなら別じゃがな。これは何じゃ?」と、流木を拾い上げ 23:04 (torazou) 【テレーズ】「頭に頂く冠は無くとモ、責任は付くのダヨ、リトルガール。ふム、それハ船の竜骨の一部の様だネ……人かネあれハ?先日の君の様ではないカネ?」トロイデに注意を促し 23:05 (rouge) 【エル】「…………」 倒れたまま、自然様のなすがままになっている女。 まだしんではいないのか、呼吸でかすかに体が動くのが見て取れる。 23:05 (misutan) 【トロイデ】「ふむ、人か、ならば土座衛門というヤツじゃな」てててっと、無防備に、うつぶせに打ち上げられた赤毛の何かに近寄って 23:07 (torazou) 【テレーズ】「大丈夫かネ、ガール?死んでいたラ返事をするのダヨー……リトルガールも呼びかけて上げるのだよ?」同じく近寄り、口調こそふざけているか脈、呼吸、骨折等を遠慮容赦無くテキパキと調べだす 23:08 (misutan) 【トロイデ】「手馴れておるのぅ。伯爵になるより、医者になった方が良いのではないか」周りの流木を退け、空間を作りながら 23:09 (rouge) 【エル】「にゅ…むー……? ……うおお、おー……?」 テレーズの行為に、体が反応して薄く目を開ける。 視界に入ってきたのは、二人の女。 片方は女性、片方は少女。 23:09 (torazou) 【テレーズ】「クカカカカカカカ、そう褒めルものでハ無いヨ…ハローガールまだ生きてるカネ?」 23:11 (torazou) 【テレーズ】「コの指は何本ニ見えるカネ?」と人差し指立ててふりふり 23:11 (misutan) 【トロイデ】「おぉ、生きておったのなら土座衛門ではないな。何と呼べばいい?」と、上から顔を覗き込ませ 23:11 (rouge) 【エル】「……おー…おー……多分死んだー…と思うんだけど…。 おあつらえ向きに美人様とあたしごのみのろりっ子が。…ごほうびかしら、あたしへのー…」 まだ、頭をぼーっとしたじょうたいで二人を見つめながら、見当違いの言動を。 23:12 (misutan) 【トロイデ】「ロリっ子? それは、どういう物なのじゃ?」テレーズと、その言葉を発した当人を換わりばんこに見て 23:12 (torazou) 【テレーズ】「クカカカカカカカ、その状態デ色欲が勝ルなら大したモノだよガール」 23:14 (torazou) 【テレーズ】「愛の抱擁ト、何だカ分からなイ液体、どっちが好みかネ?」 23:14 (rouge) 【エル】「……そりゃー……つるぺたろリーはいつでも正義だからね。 ……って、あれ…ちょっと会話がリアルすぎる…? …ね、ここってこの世かな? あ、選べるんなら抱擁で一つ。 この身を焦がすくらいにぎゅーっとやってっ!」 23:15 (torazou) 【テレーズ】「そレは君、決まっているジャ無いカね、容姿を褒め称えられていルのダヨ、リトルガール」 23:15 (misutan) 【トロイデ】「つるぺたろりー? なにやら妙な接頭語が付きおったな」むぅと、誰も答えを教えてくれないので意味を考え始め 23:15 (rouge) ちょっとずつ、会話を交わすうちに、意識がはっきりと戻ってくる。 目の前の人間たちの言葉が、少しずつ理解でき、周りの光景も目に入ってくる。 23:16 (torazou) 【テレーズ】「オッケーオッケー、任せルのダヨ、ガール」ぎゅぎゅーっと抱きついてヒールを掛ける 23:16 (misutan) 【トロイデ】「なるほど、褒め言葉なのじゃな」ぽんと、左拳を右掌と打ち合わせ、得心いった様に頷き 23:17 (torazou) 【テレーズ】「ンフフフフ、判らなけれバ、君の可愛い燕ちゃん二でモ聞くト良いのダヨ」 23:18 (rouge) 【エル】「……おー…あったかやわらか。」 ほふう、と、ひとつ吐息を。 疲労しきっていく体に活力が戻っていくその感覚。 23:18 (misutan) 【トロイデ】「ここがどの世かは知らぬが、ヴァンスターの開拓団が居る事は間違い無さそうじゃな」 23:19 (torazou) 【テレーズ】「人肌デモ恋しかったのカネ、ガール?」ぽんぽんと頭を撫でてやり 23:19 (misutan) 【トロイデ】「他は、まだ仔細を知らぬ故。そこの、おぬしを抱いておる女に訪ねるが良かろう」小さな胸を張って 23:19 (rouge) 【エル】「……あー……うん。 おっけ、頭働いてきた。 …とりあえず、今のうちに役得を堪能しつつ…」 テレーズの抱擁に腕を回して肌の感触を楽しみつつ。 「…えっとつまり…あたし、島に打ち上げられたわけかしらん?」 23:20 (misutan) 【トロイデ】「その通りじゃ。良く、ここが島じゃと分かったな」と、感心したように 23:21 (torazou) 【テレーズ】「そう言う事サネ、運がよかっタとは言えるヨ。無論悪かっタともネ」 23:21 (torazou) 【テレーズ】「クカカカカカカ。何、役得はお互い様ダヨ、ガール」 23:22 (misutan) 【トロイデ】「どのような得をしておるのじゃ? 治癒を受けておるおぬしはともかく、テレーズは何か得をして居るようには思えぬのじゃが」 23:22 (misutan) 小首をかしげ、また2人を見くらべ 23:23 (rouge) 【エル】「まー、結構沖のほう進んでたからねえ、船。 陸地とか近くに見えた覚えもないし…やっぱ島かあ…。」 トロイデの言葉にかくりと肩を落とし。 「…で、このやわらかなおねーさんとろりっ子さんはこんな海岸に何を?」 23:24 (misutan) 【トロイデ】「岸に、船の破片が流れ着いたというのでな。使えるものが無いかと見に来たのじゃ。何分、物が揃っておるわけではないからのぅ」 23:24 (torazou) 【テレーズ】「可愛い子と出会えルのは人生の潤いダヨ、素晴らしイとは思わなイかネ?説明するトダネ、嵐で流されテ来タ物ニ使えル物ガ無いかト探していタのダヨ」 23:24 (misutan) と、辺りを見回して 23:25 (torazou) 【テレーズ】「……それデ君を拾っタ訳だヨ、ガール」 23:26 (rouge) 【エル】「うん。 あたしもお二人みたいな可愛い子に出会えて凄く今人生の幸せ指数急上昇中!」 と、元気よく手を上げて。 「…で、あー。 …つかぬ事を聞くんだけどさ。 船の破片まで拾いにくるってことは…けっこ物資が不足してたりする…無人島的な何かー…ってオチは、ありますか。」 最後の方は、動きをかくかくとさせて。 23:27 (misutan) 【トロイデ】「無論じゃ、日々食うに困っておるわけではないが。鉄などはどうにものぅ」と、肩をすくめ 23:28 (torazou) 【テレーズ】「気が合いそうデ何よりダヨ、ガール……無人島ト言うのハ正確でハないガネ」 23:29 (torazou) 【テレーズ】「開拓団ダからネ、色々やるべキ事ハ多いのダヨ」 23:30 (misutan) 【トロイデ】「ところでテレーズ。拾ったものの一割は、拾得者のものと言っておったが。これはどう分ければいいのかのぅ?」と、名前も知らぬ遭難者を指差し 23:30 (rouge) 【エル】「……うう…幸運と不幸は紙一重かあ…ま、命があっただけでもよしとするかあ…開拓団? そいえば、その名前、さっきも出てきたけれど…」 23:31 (torazou) 【テレーズ】「リトルガールはこノ子をご所望なのカネ?」 23:31 (rouge) 【エル】「あ、欲しいならあげるよ? むしろ大歓迎。 おねーさんでも、ろり子ちゃんでも。」 二人を見回して、ノリよく頷く。 23:31 (misutan) 【トロイデ】「うむ、開拓団じゃ。最も、船を無くしたのでは、ある意味難民と変わらぬがの」と、それに拾われた分際で 23:33 (rouge) 【エル】「まあ、選択権はどっちでもとして…そっちもそっちで大変そうなんだ…。」 ううむ、と、言葉から背景事情などを色々と想像して。 23:33 (misutan) 【トロイデ】「どう分ければよいか、が分からなかったわけじゃが。なにやら、向こうが偉く乗り気じゃぞ?」と、反応に少し戸惑うように 23:33 (torazou) 【テレーズ】「ヴァンスターのダヨ、まア、身の振り方が決まルまデ私ガ預かっテモ良いガ、エリーたん、リーシュたん、フェリィたんには如何するカ聞カネばね」 23:34 (misutan) 【トロイデ】「とりあえず、おぬし。それ呼ばわりも不本意であろう。名前は? 我はトロイデじゃ」 23:34 (torazou) 【テレーズ】「何、成れれバ、何所でモ暮らせるのダヨ。」 23:35 (rouge) 【エル】「お、そだね、ウッカリ倒れこんでたんで名乗るの忘れたよ。 あたしはエルオーネ。 エルオーネ=ラディオス。 エルで良いよ。」 23:36 (misutan) 【トロイデ】「エルオーネか。うむ、しかと覚えたぞ」掌に、エルオーネとメモをするよう指で描き 23:36 (torazou) 【テレーズ】「テレーズだヨ、テレーズちゃんと呼んでクレたまエ?オーケーおーケーエルたんかね。私の美少女リストに追加して置くのダヨ」 23:37 (torazou) ポケットの中のものを弄りつつ 23:37 (rouge) 【エル】「よろしく、トロイデちゃんっ。 テレーズちゃんっ。 うっふふー、あたし美少女? テレーズちゃんの目が高いね、いい物件だよ? あたし。」 23:38 (rouge) 【エル】「とりあえずそれで、偉い人の名前がエリーちゃんにリーシュちゃんにフェリィちゃんか。 響き的に、皆女の子?」 23:38 (torazou) 【テレーズ】「ノリの良い子は嫌いでは無いのダヨ、ヨロシク頼むヨ、マイシスター」 23:38 (misutan) 【トロイデ】「うむ、確かに見目は良いな。もっとも、何故かここには見目の良い者が、片手の指で足りぬほどに居るが」 23:39 (torazou) 【テレーズ】「ソレは会ってノお楽しミなのダヨ」 23:39 (misutan) 【トロイデ】「ふむ、秘匿情報というやつじゃな」テレーズの態度に合わせて 23:40 (torazou) 【テレーズ】「何、楽しミは後ニ取っテ置くものだヨ、リトルガール」 23:40 (rouge) 【エル】「わお、そりゃ、楽園だね。 期待も膨らむってもんだよ。 でも、入り口でテレーズちゃんにトロイデちゃんだよ? 更なる出会いを期待するなーってのが無理ってものよー。」 根が楽観的なのか、遭難したというにしては、底抜けに明るい態度で笑ってみせる。 23:41 (torazou) 軽くウィンクをしつつ 23:43 (misutan) 【トロイデ】「楽園、と言うには程遠いがのぅ。敵も居るようじゃし、危険も多いぞ?」自らは、まだここでは演習しかした事がないのだが 23:45 (rouge) 【エル】「ま、そんな上手くいかないってことかー。 …でもま、それでも何とかしなきゃなんないか。 目の保養には困らない場所っぽいし。」 トロイでのほうを向いて、意味ありげに含み笑い。 23:47 (misutan) 【トロイデ】「目の保養? 生憎我は、緑ではないぞ?」きょとんと、エルの顔を見上げて 23:48 (torazou) 【テレーズ】「ンフフフフフ、まあ気にすルことは無いのダヨ、リトルガール。愛ガ有れバ何でモ目の保養に為るノダヨ」 23:49 (rouge) 【エル】「その美しさを自覚しない無垢なる美しさこそが至高、ってねー。 テレーズちゃんは、そういうの賛同する?」 その視線を受け流し、ぱんぱん、と体についた砂を払いながら。 23:50 (misutan) 【トロイデ】「そういう物なのか? 良くは分からぬが、元気になったのなら、喜ばしいのじゃ」パンパンと、砂を払うのを手伝い 23:52 (torazou) 【テレーズ】「ふム、可愛いもノを愛でルのにハ私も吝かデは無いノダヨ。手付かズの白も良けれバ気高き蒼も棄て難ク、情熱的ナ赤色も美味しそうに見えル。詰りハまあそそう言うことダヨ」 23:53 (torazou) そう言って愉快そうに高笑いを上げる 23:53 (torazou) 【テレーズ】「サテ、動けヌのナラ背を貸すがネ?」 23:54 (rouge) 【エル】「おー、深いね、テレーズちゃんは。 今度語り明かしたいものだね? …ん、だいじょぶになってきた…かなー。 距離あるのかな、ここから二人のいるところまでは?」 んー……と、凝り固まった体を柔軟運動で体をほぐしながら、快活に答える。 23:56 (misutan) 【トロイデ】「多少はあるが、2人で来れるほど、知れておろう。何なら、我が負ぶってやっても良いぞ?」腕を組んで見上げ 23:58 (rouge) 【エル】「それも、だいぶ魅力的な提案だけどねー。 トロイデちゃんはむしろ、おぶさるより抱きしめたいかな。 んと、案内してくれるんだよね? じゃ、後ろからその後姿を眺めつつ、後をついていかせてもらおかな。」 23:59 (torazou) 【テレーズ】「ソレナリはネ、無理ハする物デハ無いのダヨ、マイシスター。無茶は祟るモノだカラネ此処は素直ニ背を借りヌカネ?・・・ふム、ならバ行こうカネ」 00:00 (misutan) 【トロイデ】「うむ、往くぞ。先導せい、テレーズ」自身は、エルの後ろに回って。周囲に視線を配りながら 00:03 (torazou) 【テレーズ】「クカカカカカ、中々聡い子だネ…では行こうかマイシスター」 00:03 (rouge) 【エル】「あるーひ。 海岸でー。 ろりっ子にーでああったー。 嵐でしーにーかーけーてーお姉さんにもでーあーあったー。…んにゅ、ちょっと語呂悪いかなあ…。 なんにせよ、来たならきたで楽しまないとか。」 鼻歌など歌いつつ、あくまでも楽しげに、導かれるままついていく。 00:05 (rouge) こうして、調査船団に新たなる面子が一人加わることになる。  彼女の名はエルオーネ=ラディオス。 職業、メイド。 00:06 (rouge)   00:06 (rouge)   00:06 (rouge)   00:05 (misutan) その先に待ち受けるは、驚きか、失望か。だが、少なくとも、退屈はしないだろう 00:06 (misutan) 何故なら、開拓団には。ギルマス姉妹をはじめ。ロリから豊島園まで。様々な美女たちが待っているのだから 00:07 (misutan) 行け、エルオーネ。ヤれ、エルオーネ。ロリっ子ハーレムを手に入れるその日まで!(マテ