22:12 (Aroth) 【アラン】「さって、後は服を繕って、と…」そう言って目の前に詰まれたほつれの多い衣服に手を掛けていく 22:12 (Aroth) どうやら本日の仕事は皆が着ていた衣服の修繕の様だ 22:12 (ballock) では、コンコンっと扉を叩く音が 22:13 (Aroth) 【アラン】「ん…誰だ? 開いてるから入って良いぜ?」扉に背を向け、衣服を繕いながら声を掛ける 22:13 (ballock) 【スリア】「それじゃ、お邪魔するね」がちゃっと開けて中に入ってくる。 22:14 (ballock) 聞き覚えのある声 22:14 (Aroth) 【アラン】「おー…ぅ?」ん、と聞き覚えのある声に、此処にはない筈の声に違和感を覚え手を止める 22:15 (ballock) 【スリア】「頑張ってるみたいだね」くすっと笑みを浮べて 22:16 (Aroth) 【アラン】「………おねーちゃん?」いつも助けてくれていた、姉の声を確認するかのように、名を呼んで振り向く 22:17 (ballock) 【スリア】「ん、こんばんは」そこには何時もと若干違う服に下ろしてる髪をみつあみにしている姉の姿 22:17 (ballock) 下ろしてたw 22:18 (Aroth) 【アラン】「え、え、え…あれ、此処街じゃない…? ? ?」何で姉が此処に居るのか、分からなくてあたふたして 22:19 (ballock) 【スリア】「(くすっと微笑んで)そんなに意外だった?此処に居るの」そんなあたふたしてる弟の姿に思わず笑みがこぼれる 22:20 (Aroth) 【アラン】「え、いや、だって、此処、ほら、絶海の孤島だよ?」あたふたして現状を自分で再確認する様に 22:21 (ballock) 【スリア】「私も船に乗ってたんだ…スタッフとしてね」 22:22 (Aroth) 【アラン】「…あー…いや、でも見た…いや、見なかった…うー?」沢山人が居たので見覚えがあるかどうかすら分からない状態で 22:23 (ballock) 【スリア】「そういう所が大雑把なのは何時までたっても変わらないねアラン…」微妙に苦笑しつつ 22:24 (Aroth) 【アラン】「う…だって人沢山居たから…そんな全員の顔までは覚えきれないよ」バツの悪そうな顔を浮かべて 22:25 (ballock) 【スリア】「それで…今日此処に来たのはいう事があったからなんだ」 22:25 (Aroth) 【アラン】「ん…何、っと、ちょっと待ってて」 22:25 (Aroth) そう言って自分の座っている椅子を姉に差し出して、自分は部屋に置いてある酒樽(中身は作成途上)に腰を下ろす 22:26 (ballock) 【スリア】「ありがと」その椅子に静かに腰掛けて 22:27 (Aroth) 【アラン】「で、話って?」 22:28 (ballock) 【スリア】「えっと…ね」少し言いづらそうに 22:28 (ballock) どう言えばいいのかなぁ。的な表情 22:28 (Aroth) 【アラン】「?」取りあえず姉の言葉を待ちながら、果物の皮を剥く 22:29 (ballock) 【スリア】「……私も探索隊に参加する事にしたの」 22:30 (ballock) 少し言いよどんだ後にはっきりと言葉にする 22:30 (Aroth) 【アラン】「へ(ぐさ)って、いったー?!」リンゴをの皮を剥いていながら出た姉の唐突な一言に驚きながら、指をざっくりと切る 22:30 (ballock) 【スリア】「あ、アラン大丈夫?」心配になって傍に言ってハンカチを止血に 22:30 (Aroth) 【アラン】「いてて、ってそれよりおねーちゃん、ちょっと、え、探索隊って俺等と一緒に動くって事?!」痛そうに指を抑えながら姉に問いかける 22:31 (ballock) 【スリア】「うん…そうなるね」止血しながら 22:31 (Aroth) 【アラン】「だ、大丈夫、一応大丈夫」指の根元を押さえ、そこからハンカチを借りて止血して貰う 22:32 (Aroth) 【アラン】「あ、危ないよ、おねーちゃん。 ベースの外って色々あるよ? 猪とか、ゴーレムとか、ペンギンとか」 22:33 (ballock) 【スリア】「その辺りの事も聞いたうえで決めたことなんだ」 22:33 (Aroth) 【アラン】「で、でも…何かあった時に、守れる人とか、いないんだよ? ソレ分かってるよね、勿論?」おろおろしながら 22:34 (ballock) 【スリア】「もちろんわかってるよ」はっきりと言い切る 22:35 (Aroth) 【アラン】「う……で、でも何で今更なのさ。 そりゃ、確かに人手は多いに越したことはないけどさ…」 22:36 (ballock) 【スリア】「アランや他の人を見てて…かな」 22:36 (Aroth) 【アラン】「…俺とか、を?」首かしげ 22:38 (ballock) 【スリア】「だんだん逞しくなってくんだもん…あんな姿を見てたらずっと逃げてるわけにはいかない。って思ってね」何かを思い出すように上を見上げ 22:38 (Aroth) 【アラン】「???」良く分からず首をかしげたまま 22:39 (ballock) 【スリア】「まぁ、個人的な問題だから気にしないで…あと、大丈夫、できない無茶はしないから」安心させるように微笑んで 22:40 (Aroth) 【アラン】「…本当に? おねーちゃん時々ムキになることない訳じゃないし…」愚弟が心配している様子です 22:40 (ballock) 【スリア】「今はアランの方が強いけど…一応これでも先輩なんだよ私」くすっと笑い 22:41 (Aroth) 【アラン】「…へ?」 22:41 (ballock) 冒険者証を見せる 22:42 (Aroth) 【アラン】「おぉ…って、何時の間に?!」 22:42 (ballock) 【スリア】「内緒にしてたけど…取ったのは7年くらい前…かな」 22:43 (Aroth) 【アラン】「え、7年前っつーと…おねーちゃん10歳の時?!」 22:43 (ballock) こくりと頷く 22:44 (ballock) 【スリア】「アランくらいの年まではやってたの」 22:44 (Aroth) 【アラン】「そ、そうなんだ…」はぁ、と感嘆の声を挙げながら半ば呆然としている 22:46 (ballock) 【スリア】「剣を持つのは実際は3年ぶりくらいにはなるけど…ね」 22:47 (Aroth) 【アラン】「はぁ…」 22:47 (ballock) 【スリア】「そんなに信用無いかな、私」苦笑しつつ 22:48 (Aroth) 【アラン】「う、いや、そう言うわけじゃないけど…」 22:49 (ballock) 【スリア】「というわけで、同じギルドに所属することになったから。それで、ね」 22:49 (Aroth) 【アラン】「でも…おねーちゃんが痛い目にあうとか…そう言うのが、ちょっと」俯いて 22:50 (ballock) 【スリア】「アラン、それは私も同じだよ?最近無茶してるって聞いてるし」ぽんぽんと頭を軽く 22:51 (Aroth) 【アラン】「う…で、でも大丈夫だよ? アバラの半分折れたけど、くっついたし?」軽く視線を外す 22:53 (ballock) 【スリア】「(苦笑しつつ)私はそういう所が心配なの。何しても大丈夫の一点張りで通すつもりでしょ?」 22:53 (Aroth) 【アラン】「う゛…」 22:55 (ballock) 【スリア】「私は大丈夫だから。足を引っ張るようなことしたくないからね」 22:55 (Aroth) 【アラン】「うん…」自分の分が悪いこともあり、黙って俯く 22:56 (ballock) 【スリア】「これからよろしくね」手を握り微笑んで 22:57 (Aroth) 【アラン】「…うん、よろしく」手を軽く握り返して、その微笑に笑みを返して 22:58 (ballock) 【スリア】「と こ ろ で…他に女の子をよく引っ掛けてるっていう噂を聞くんだけど…」(ぇ 22:58 (Aroth) 【アラン】「?! ど、何処からそんなデマが?!」 22:59 (ballock) 【スリア】「割と色んな噂好きな人達がよく…」 22:59 (Aroth) 【アラン】「嘘だ、嘘だ?! そりゃ色々世話焼いてることは多いけど、引っ掛けてなんかー?!」 23:00 (ballock) そして色んな言い訳の中墓穴を掘っているアランの姿があったとかなかったとか