22:04 (rapunzel)   22:04 (rapunzel) ――ハアハア ハアハア 22:04 (rapunzel)   22:04 (rapunzel) 男の息は、荒い。足取りはおぼつかぬ。 22:04 (rapunzel) ここは真昼の新宿。男はビル街の片隅で、よろめいていた。 22:04 (rapunzel)   22:04 (rapunzel) ――ハアハア ハアハア 22:04 (rapunzel)   22:05 (rapunzel) 男の視線が、自分の腕をみる。注射痕。 22:05 (rapunzel) 嗚呼。……景色が、ぶれる。目の前の、群衆が、ぶれる。 22:05 (rapunzel)   22:05 (rapunzel) ――ハアハア ハアハア 22:05 (rapunzel)   22:05 (rapunzel) 不意に。男の額から、角が。一本の角が、生えて出た。 22:05 (rapunzel) 男は……血を吐いて、倒れる。 22:05 (rapunzel)   22:05 (rapunzel) 群衆の一部は、血を吐いて倒れた男のそばに立ち寄る。 22:05 (rapunzel) ……見ているだけ。皆、見ているだけ。――誰も、助けようとはしない。 22:05 (rapunzel)   22:05 (rapunzel) 【魔都物語 -darker than darkness-】 22:05 (rapunzel)      〜「支配者の黄昏」〜 22:05 (rapunzel)   22:05 (rapunzel)   22:05 (rapunzel) 《天宮 杜人の導入》 22:05 (rapunzel) ――夜の新宿。月夜の中に、新宿のビル街が己を主張する。 22:05 (rapunzel) だが、今日の新宿はいささか……慌ただしい。 22:05 (rapunzel) 「Ggggg... 新宿署より巡回中の各車両へ。新宿署より巡回中の各車両へ」 22:05 (rapunzel) 「新宿三丁目の路地にて殺人事件発生。犯人は頭髪を金色に染めた若い男で 22:05 (rapunzel) 、現在旧職安通りを河田町方面へ逃走中。付近の車両は至急追跡に当たって 22:05 (rapunzel) ください」 22:05 (rapunzel) 「なお犯人は、新宿区最重要指定殺人事件97号の可能性があり――追跡に当 22:05 (rapunzel) たる警察官には無条件で裁判所の発砲許可が下ります」 22:05 (rapunzel) 「被害者は若い女性で――」 22:05 (rapunzel) 「こちら歌舞伎町派出所前です。救急車を回してください!」 22:05 (rapunzel) 「犯人を取り押さえようとした暴力団員数名と警官二名が負傷――」 22:05 (rapunzel) 「109、河田町に着きました。犯人は見あたりません――」 22:06 (rapunzel)   22:06 (rapunzel) 日暮里「――すまんな、天宮」 22:07 (rapunzel) よれよれのトレンチコート、不精髭、口には爪楊枝、片手には紙パックの牛乳。 22:07 (nyanshiro) 「いえいえ、気になさることないですよ?日暮里さん」 22:07 (nyanshiro) 彼の者はそう、笑みを浮かべて首を横に振った。 22:07 (rapunzel) 日暮里「どのみち97号だと、並の奴等の手には負えないんでな。俺が陣頭指揮を執らざるを得ない以上……」 22:08 (nyanshiro) その動きに伴い、豊かな土壌の色をした髪が揺れる…。 22:08 (nyanshiro) その瞳はあたかも紅茶のような…見事な美しい紅の色をして、見る者の視線を離さない。 22:08 (nyanshiro) その肢体はあたかも野生動物のそれで…しなやかな身体の躍動美だけでも周りの者を魅了するだろう。 22:08 (nyanshiro) …彼の名は天宮 杜人。 22:08 (nyanshiro) …神に仕えていた、凛々しく優しき狼である…。 22:08 (rapunzel) 日暮里「天宮。アンタに頼むしかない」 22:09 (nyanshiro) 杜人「はい、日暮里さんは、これ以上被害が広がらないようお願いしますね?」 22:09 (rapunzel) 日暮里警部は、口に咥えた爪楊枝を弄びつつ。 22:09 (rapunzel) パトカーの無線に向かって、叫ぶ。 22:09 (rapunzel) 日暮里「どうだー。角はあるか、田島?」 22:10 (rapunzel) 「Gggg....ありますが、小さいですね。背格好からも97号でないことは確かです」 22:10 (rapunzel) 日暮里「よーし、そのまま包囲しとけ。絶対に手ぇ出すなよ」 22:10 (rapunzel) 「103より本署へ 103より本署へ 新宿7丁目の路地で犯人を包囲した。犯人は若い女性を抱えている」 22:11 (rapunzel) 日暮里「……まあ、そういうわけなんでな、天宮。始末、頼むわ」 22:11 (rapunzel) 日暮里は、そう言って。やる気なさそうに、親指で後方を……警官隊が包囲している方角を、指さす。 22:12 (rapunzel) 新宿警察署捜査一課所属、日暮里警部。それが彼の呼称だ。 22:13 (nyanshiro) /一つ頷きを返し…にこにこと笑みを浮かべた杜人が退出していく…その姿に、警官たちも日暮里ですら、つい思わず「ホウッ」とため息を漏らして見送ってしまう…。 22:13 (rapunzel) 日暮里「……絵になるねぇ」 顎をさすりながら、日暮里は苦笑する。 22:13 (rapunzel)   22:13 (rapunzel) 《ライザ・リアノーシェの導入》 22:14 (rapunzel) 警官隊が、包囲網を引いている。その周囲を、野次馬が囲んでいる。 22:14 (rapunzel) その囲みの中に、偶然、ライザは居合わせていた。 22:14 (seduki) ふと、足を止めた。 22:15 (rapunzel) 犯人の男は、身体中から血を流し。口には、肉片をまとらせ。 22:15 (seduki) /群集を押し退けながら、少しずつ、前へ、前へ、間近へ。 22:16 (rapunzel) 警官達の包囲の目の前で――人間の女を犯しながら、『食べている』。 22:16 (seduki) ――言い知れぬ怒り。湧き上がる苛立ち。 22:16 (rapunzel) ライザは、あり得ない光景を見ている。 22:16 (seduki) 不名誉な死、貪られる屈辱。それを、人間に与えるなどとは。 22:17 (rapunzel) その女。今まさに、喰われている女。 22:17 (rapunzel) ――戦乙女。 22:17 (seduki) “KEEP OUT”と書かれたテープをくぐり、その間近へ、さらに、近くへ。 22:17 (rapunzel) ああ、確かに人間なのだろう! ……今は! 22:18 (rapunzel) 先ほどまで、それは――この場にいる者の中で、果たして知っている者がどれだけいるか――美しき、不死の娘。 22:18 (rapunzel) ライザは知っている。戦乙女だった、あの娘。 22:19 (rapunzel) だった。――過去形。 22:19 (seduki) /細い腕が警官をさらに押し退け、そして、“食べているもの”の首根を掴んだ。 22:20 (nyanshiro) /しかし「食べている者」は食らうことをやめようとはしない… 22:20 (rapunzel) (今のは自己演出なのでDPは入りません。先刻のは登場演出なのでDPは入ります)>ライザ 22:20 (seduki) (かしこまり 22:20 (rapunzel) 男「……あんだぁ、おめェ」 22:20 (rapunzel) 警官「き、危険だ、キミ!離れたまえ!」 22:20 (seduki) 「貴様には…死すら生温い」 22:21 (nyanshiro) (続き)狂ったように腰を振りながら、男は「食事」を続けていたが…顔を上げると、唐突に、男はそう言った…。 22:21 (rapunzel) 女「……たす……け……て……」 22:21 (rapunzel) 人は、どの程度身体を維持していれば、ヒトなのだろう。 22:21 (rapunzel) 戦乙女だった過去が、災いした。 22:22 (rapunzel) 身体の3分の1を失ってなお、意識がある事実。――それは、地獄でしかない。 22:22 (seduki) /「助けてやる、スルーズ!」呼んだのは、女の名。細い腕に渾身の力を込め、一気に引き剥がす。 22:22 (rapunzel) /杜人の歩む前。警官隊の輪の中で、そんな光景が展開されていた。 22:23 (nyanshiro) 杜人「…もう、お眠りなさい…今のは全て悪い夢…目が覚めれば…元通りに…」…杜人は、ライザも、犯人の男も気にすることなく…まず、被害者の女性に近付くと…その額に、一枚のカードを押し当てて、そう囁きかける。 22:23 (rapunzel) (引きはがそうとする行為に、能力の行使を要求します。組み合わせをどうぞ>ライザ) 22:24 (seduki) (了解 22:25 (seduki) <機敏><操作><戦乙女> 22:25 (rapunzel) 日暮里「いいかおめーら、手ぇ出すなよ。遺書を家族の元に送るのは、切手代がもったいねえ」 22:25 (nyanshiro) /女「…あ…」杜人のカードと囁きに、女性は苦痛を感じることのない深い夢の淵へと送り込まれ…これ以上、意識が苛まれる事のない場所に、逃げることに…。 22:25 (rapunzel) 日暮里警部は、無線でそんなことを指示している。 22:25 (seduki) ――仲間を助けよう…ただ、それだけの願い。それが、細い腕に力を与える。 22:25 (seduki) 神域+2 22:25 (nyanshiro) GM、ライザを援護します。許可ください。 22:25 (rapunzel) 許可します。 22:26 (rapunzel) 援護内容を。 22:28 (nyanshiro) 杜人「貴方には…豚箱行きがお似合いですよ」クッと酷薄な笑みを浮かべ…杜人は犯人の男を、その繊細な指を握って作った鉄拳で、殴り飛ばす…!(「機敏・移動」「獣人」を組み合わせて、犯人の男に向けて「邪魔」です) 22:29 (rapunzel) ――男の首が、舞った。 22:29 (rapunzel) 身体が、吹き飛ぶ。 22:30 (rapunzel) 嫌な音を立てて、男の身体が……壁に激突し、動かなくなった。 22:30 (seduki) 「…っ!?」穢らわしい返り血が、少女の白い頬に飛ぶ。 22:30 (rapunzel) スルーズと呼ばれた女は。……震える指先を、それでも必死にライザに伸ばし。 22:31 (rapunzel) スルーズ「……ラ……イ、ザ……、あ、り……が……」 22:31 (seduki) 「スルーズ!?」その身体を抱き止めようと、彼女もまた腕を伸ばす。 22:32 (rapunzel) 片腕や、胸。内臓。それらをほぼ失った『人間』の女は。 22:32 (rapunzel) ライザの腕(かいな)の中で、息絶えた。 22:32 (rapunzel) パン!パン!パン!パン! 22:32 (rapunzel) 警官隊が、男の身体に一斉に射撃する。 22:33 (rapunzel) 「現場より本署へ!たった今犯人を射殺しました!」 22:33 (rapunzel) 「被害者はどうだ?!」 22:33 (rapunzel) 「ダメです!」 22:33 (seduki) 「…スルーズっ…私が遅かったばかりに!」射撃音よりも激しい、慟哭。 22:34 (rapunzel) 日暮里「たった半月の間に、同様の事件が5件……どの事件も皆、先月の連続殺人事件に酷似している」 22:34 (rapunzel) 「おい、鑑識はまだかッ」 22:34 (rapunzel) 日暮里警部は、2人のそばに歩み寄る。 22:34 (nyanshiro) /杜人「しかし、彼女は貴女に助けられて…救われたようですよ?」ポンと、ライザの肩に手を置く杜人の言うとおり…スルーズのその死に顔は…悲惨さとは違い…穏やかなものだった…。 22:35 (rapunzel) 日暮里「オレはこの日本一の犯罪都市新宿で25年刑事をやってるが――そうは、"無い"な」 22:35 (rapunzel) むくり。 22:36 (rapunzel) 頭を失い、身体に銃弾を撃ち込まれ、壁際でボロクズのようになっている「塊」が、起きあがる。 22:36 (seduki) 起き上がった。何かが鎌首をもたげた。 22:36 (rapunzel) (DP1点どうぞ>ライザ) 22:36 (seduki) (了解です 22:36 (rapunzel) [機敏]+<天弓>+<構造の支配者> 22:37 (seduki) 「まだ…だな」呟いた。 22:37 (rapunzel) 刹那よりも短い時間。 22:37 (rapunzel) 日暮里警部が口に咥えていた爪楊枝は。 22:37 (rapunzel) 男の身体――鳩尾。水月のあたり――に、刺さっていた。 22:37 (rapunzel) 軌跡すら、見えなかった。 22:38 (rapunzel) 音もなく。男の身体が、砂となり。 22:38 (rapunzel) 目に見えて、崩れ落ちていく。 22:38 (seduki) /「…まさか、“そういう人”が署内に居るとは、物騒なものだ」面白そうなものを見る目で、日暮里を見る。 22:38 (rapunzel) 日暮里「女の腹に頭突っ込んで内臓を貪る趣味のある男が、それもこんな短期間に……全員一斉に我慢の限界に達したわけではあるまい」 22:39 (nyanshiro) /杜人「…随分と精巧な肉人形でしたね…」杜人が呟く通り、あの犯人である「人でないもの」は、一見したところ人間そのものであった。…この場に居る人ならざるものでも、パッと見見極められそうにないほどに…。 22:39 (seduki) /「…女に、共通点は?」 22:40 (seduki) ライザの、温もりの残った身体を、未だ、抱き締めたまま。 22:40 (rapunzel) 日暮里「肉人形?いいや、見たとこ人間だぁな。共通点は……強いていや、皆、美人ってことぐらいか」 22:41 (seduki) 「……ふざけているな」吐き棄てる様に。 22:42 (rapunzel) 日暮里「……そうか、"お前さん"……仲間だった、のか」 22:42 (nyanshiro) 「…何者かが背後に居ることは確定ですが…さっさと片付けないと、安心して暮らせませんね」そう、肩を竦める杜人…。 22:42 (rapunzel) ライザを見て。無精髭で、トレンチコートな男は言う。 22:43 (seduki) /「“仲間”? 正確には違う。我々は、お互いが姉であり妹。同じ父から生み出されし、神の娘」 22:43 (seduki) 姫抱きにし、日暮里を見る。 22:44 (rapunzel) 日暮里「なあ、あんた。頼みがあるんだ。話だけでも聞いてやっちゃくれんか」 22:45 (rapunzel) 牛乳をすすりながら、男はライザを見る。 22:45 (seduki) /「…何だ? 最近の警察は囮捜査でもさせるのか。引っかかるかどうかは知らないが」首を横に軽く傾けて。 22:45 (nyanshiro) /月下にて血臭漂う現場に…爽やかな風が吹く。男の残骸たる砂がそれにさらさらと音を立て…。 22:45 (rapunzel) 日暮里「そこの色男にも頼んだんだがね。――鬼退治にゃあ、興味ないかい。お嬢さん」 22:47 (seduki) 「頼まれなくとも、仇は討つつもりだった」軽く微笑み、スルーズの亡骸を姫抱きにして立ち上がる。 22:47 (nyanshiro) 杜人「色男って…そういう呼び方はやめてくださいと言ったじゃないですか、日暮里さん〜」苦笑いするその困ったような表情ですら、周りの警官たちの視線を集め、作業を滞らせている男が何を言うのか。 22:48 (rapunzel) 日暮里警部は、牛乳の紙パックのストローを口に咥えて、ぷらぷらと揺らし。 22:48 (seduki) /「それで、誰が色男なんだ?」周囲を見渡している。 22:48 (rapunzel) 日暮里「……まぁ、話そうか。くだらない話さ……」 警部は、ゆっくりと語り出した。 22:48 (rapunzel)   22:48 (rapunzel)   22:48 (rapunzel)   22:49 (rapunzel) 《ヴァ二ソック=デトライアンの導入》 22:50 (rapunzel) その家の主が、屋敷に帰ってきた時。 22:50 (rapunzel) 家は半ば、崩壊していると言っても過言ではなかった。 22:51 (rapunzel) 「全てのトラップが作動」し。 22:51 (dain_) Σ(゜Д゜) 22:51 (rapunzel) 全てを、力ずくで乗り越えられ。 22:52 (rapunzel) 己の下僕達は、全て。男も女も、全て。 22:52 (rapunzel) 1人の、いや。1体の「鬼」に。 22:52 (rapunzel) 喰われ、あるいは犯され、あるいはただ、殺されて。 22:53 (rapunzel) ヴァニソック=デトライアンの、目の前で。 22:53 (rapunzel) ――そいつは。その、巨体は。血まみれの、一本角の、「鬼」は。 22:53 (rapunzel) 新宿中に響き渡るのではないか、と言わんばかりの咆吼を、あげた。 22:57 (rapunzel) その「鬼」は、女の乳房を愛しそうに、口内でしゃぶり。 22:57 (rapunzel) 見せつけるように……飲み込んだ。 23:01 (dain_) /ええと。飲み込んだ脂肪の塊が急に形を変える。ぬるぬるとした血液が灼熱の酸に、柔らかな厨房は鋼に 23:02 (dain_) 怪物の口内で凶悪に姿を変容させた 23:02 (dain_) 「如何かね?デザートの味は」 23:03 (rapunzel) (自己演出なので、行動にDPは入りません。その台詞を登場演出と解釈し、その意味においてDPをあげます) 23:03 (dain_) (はい) 23:04 (rapunzel) (行動の組み合わせを教えてください) 23:04 (dain_) 吸血鬼+操作+トラップマスター 23:04 (dain_) 神域+2です 23:06 (dain_) 「一応いっておくとだ。私はコレクションには全て万が一のことを考え、何時でも破壊されるようにしているのだよ。デザートの隠し味は血液変化と肉体の物質再構成いったところだ、お気に召したかね?」 23:06 (dain_) ふっていいんですか? 23:06 (rapunzel) ジャッジメント。血が酸に変わった理由、乳房が鋼に変化した理由の説明を追加要求したい 23:08 (rapunzel) (ジャッジメント宣言。参加者は全員、判定に参加してください。不成立の場合、説明の追加要求を求めます) 23:08 (seduki) (了解 23:08 (dain_) ー 23:08 (utai) * 23:08 (nyanshiro) - …んー、こっちで 23:08 (seduki) * 23:08 (zatusou_) * 23:08 (rapunzel) - 23:08 (rapunzel) 不成立。変わった理由の説明を追加でください。 23:09 (dain_) ああ、+にしなくちゃだめなのか 23:10 (rapunzel) dainさんが+でも残念ながら不成立です。 23:10 (dain_) 「私はコレクションの収集には熱心でねえ?彼女もコレクションにした時点で我が家に伝わる秘法を施し、そのトラップとしての完成度を高めてあげたのだよ」 23:11 (rapunzel) (いいでしょう、問題ありません) 23:11 (rapunzel) 鬼は。つまらなそうに、家の主を見る。 23:11 (rapunzel) その酸を。その鋼を。 23:11 (rapunzel) ”それ”ごと――飲み込んだ。 23:12 (dain_) 「さて、食事の次は・・・運動がお望みかね?ああその前に、もう一つ隠し味を言い忘れていたよ・・」 23:13 (dain_) /「はじけ飛べ」 その合言葉と同時に、鬼の体内にはいった身体は。小型の爆弾並の威力を炸裂させる 23:13 (rapunzel) (自己演出なのでDPは入りません) 23:14 (dain_) (かまわない、ダメージとか判定は?) 23:14 (rapunzel) ばくん。 23:14 (rapunzel) 爆発が、飲み込まれ。鬼の腹に。穴が開く。 23:14 (rapunzel) 開いて。……見る間に、塞がれた。 23:15 (rapunzel) 鬼は、にやりと笑うと。 23:15 (dain_) 「・・おやおや。稀に見る大食漢のようだ、もっとボリュームのあるものを用意すべきだったね、失礼した」 23:15 (rapunzel) ヴァニソック=デトライアンに、背を向けるや否や。 23:16 (rapunzel) ――超加速。 23:16 (dain_) 「・・おやおやお帰りかな?宴はこれからだというのに」 23:16 (rapunzel) 瞬き以下の時間で。 23:17 (rapunzel) 用事は終わったとばかりに……逃げた。 23:18 (dain_) /一瞬後、鬼は数KM先で驚愕する。目の前にいたのは先ほど自分を見送っていたヴァニソックにそっくりの男だった 23:18 (dain_) 「・・・やあ、おかえり?(くっくっく」 23:21 (rapunzel) (GM権限で今の運命の提案を却下します。むしろこれは、運切に属する項目です) 23:21 (rapunzel)   23:21 (rapunzel)   23:21 (rapunzel) 《羅紗・ガタリの導入》 23:23 (rapunzel) 静香「失礼します」 23:23 (rapunzel) 女が、頭を下げる。 23:23 (utai) /なんとも、ちぐはぐな女であった。 23:24 (rapunzel) 顔はとても綺麗なのに。 23:24 (rapunzel) 身体は……造り物だ。 23:26 (utai) 羅紗「……別嬪さんですなあ」 23:26 (rapunzel) 新宿の、何気ない喫茶店。 23:27 (rapunzel) 綺麗な黒髪を持つ女は、相席の前に頭を下げた。 23:28 (rapunzel) 静香「橘静香と申します。早速で申し訳ありませんが、単刀直入にお話させていただきます」 23:28 (utai) 羅紗「……どうぞ、初めてくださいな」 23:28 (rapunzel) 静香「――"鬼"を。捜して欲しいのです」 23:28 (rapunzel) 女は、羅紗の顔色を伺う。 23:29 (utai) 羅紗「……鬼、といいますと?」 23:29 (utai) /女は、内心舌打ちする。本当に教えてもらったとおりの男なのだろうか? 23:30 (rapunzel) 静香「鬼といっても、漠然としたものではなくて……正体はわかっているんです」 23:30 (utai) まるで茶飲み話でもするかのように―――男の顔には、一切の動揺というものがない。 23:30 (rapunzel) 静香「あの……私がこれから話すことは、とても信じられない話かもしれませんが」 23:31 (rapunzel) 静香「実際、新宿中の探偵やその手の人を回って、私の話を最後まで聞いてくれたのは、貴方を紹介してくれたあの方だけでした」 23:32 (utai) /羅紗「……ふぅ、む。お元気でしたかな、あの青年は」 23:33 (rapunzel) 静香「……ええ」 微笑。 23:34 (rapunzel) 静香「先日、新宿セントラルパークで起きた連続殺人事件、ご存じですか?1週間で18人の女性が殺された――」 23:34 (utai) 羅紗「噂は耳にしておりますが……それが?」 23:35 (rapunzel) 静香「蔵座英次という男が、その犯人です。……いえ、正確には、もともとは蔵座英次という人間だった――」 23:36 (utai) /羅紗「……蔵座、くらざ……はて。あの家系に鬼種の血なんぞ一滴も混ざってはおらなんだような」 23:36 (rapunzel) 静香「……蔵座は私の恋人でした。私たちはお互い学生で同棲していました」 23:37 (rapunzel) 静香「先月の初め頃です。蔵座が熱を出して寝込んだのです。何日も熱が引かず、日に日に衰弱していく身体とは逆に、異常な程の食欲で必ず吐くまで食べ続けるんです」 23:37 (rapunzel) 静香「――まるで、食べても食べても足りないという感じで」 23:38 (utai) 羅紗「…… 23:38 (utai) 羅紗「……」こつ、こつと机を指で叩いている。 23:38 (rapunzel) 静香「セントラルパークで、その連続殺人事件の最初の殺人のあった晩のことです。彼は、私の前で……鬼と、変化しました」 23:39 (rapunzel) 静香「私は大学で古典文学を専攻していて、今昔物語や古今著聞集などに目を通してあったので……それがいわゆる『鬼』であることはすぐにわかりました」 23:40 (rapunzel) 静香「――そして、その日の夜に、新宿中央公園で3人の女性が殺されたんです」 23:40 (rapunzel) 静香は、ゆっくりと立ち上がる。 23:41 (rapunzel) 静香「私の首から下は、ほとんど作り物です。――ご覧になりますか?」 23:41 (utai) 羅紗「いや、結構。見せて楽しいものでもありますまい?」 23:42 (rapunzel) 静香は、悲しそうな顔をする。いや、むしろ――自嘲というべきか。 23:42 (rapunzel) 静香「鬼に変貌した蔵座に犯されたんです。身体中を、爪や牙で引き裂かれて」 23:43 (rapunzel) 静香「……どうか。どうか、お願いします。羅紗さん。あいつはきっと今でも、この新宿で生きているんです」 23:43 (utai) 羅紗「さぁて……さてさて。どうしたものかなあ」 23:43 (rapunzel) 静香「――あんな姿で生きてるぐらいなら、いっそ……これ以上罪を重ねるぐらいなら、いっそわたしがッ!」 23:43 (rapunzel) 冷静そうな静香が、声を荒げた。 23:44 (rapunzel) 静香は、分厚い封筒を、胸元から取り出す。羅紗の前に、静かに置く。 23:45 (utai) 羅紗「……これは?」 23:45 (rapunzel) 静香「たいした金額ではありませんが、今の私に用意できる精一杯です。お願いします。貴方に断られたら、私もう……自分でやるしか……」 23:47 (utai) /羅紗「この縁……確かに請け負いましょう。それから……これを飲むとよろしい」懐から、散薬の包みを差し出す。「――魂魄が、その身に馴染みやすくなる薬効がある」 23:48 (rapunzel) 静香「……ありがとう、ございます」 23:48 (rapunzel) 女は、散薬を受け取り。 23:49 (rapunzel) 涙を――流す。 23:50 (utai) 涙を拭うと……羅紗の姿は、すでに店内からは消えていた。 23:50 (nyanshiro) /…ふと、羅紗の懐から鈴の音が鳴る。以前杜人と会った時「何か連絡したい時に鳴らしますので」と渡された鈴の…音が… 23:50 (utai) 羅紗「……やぁれ、やれ。縁というのはどうしてこう……絡みやすいのかねぇ?」 23:51 (rapunzel) /羅紗は、肩をすくめた。 23:51 (rapunzel)   23:51 (rapunzel)   23:51 (rapunzel) 《アリシア=ベルスターの導入》 23:54 (rapunzel) 道行くアリシアの前に、巨漢の男が2人、立ち塞がる。 23:54 (zatusou_) アリシア「あら、南アの御用かしら 23:54 (rapunzel) 男A「えくすきゅーずみー。めりけんがーる」  発音は棒読みだ。 23:55 (rapunzel) 男B「兄貴、日本語大丈夫みたいですぜ」 23:55 (rapunzel) 兄貴と呼ばれた方は、言った方を見る。 23:55 (rapunzel) 兄貴「馬鹿おめー、それじゃオレが馬鹿みてーじゃねーか」 23:55 (rapunzel) 弟者「へえ、すんません兄貴」 23:56 (rapunzel) 兄貴「話があんだけど。少しつきあってもらえねぇかなあ?」 23:56 (rapunzel) 男達の姿は、いわゆるパンク系のチンピラだ。 23:56 (rapunzel) 非常に――わかりやすい。外も、中も。 23:56 (zatusou_) アリシア/「あら、その前にどちら様でしょうか?」 23:57 (rapunzel) (自己演出ですが、最初の1回ですので登場演出と解釈します。DPはあげます) 23:58 (rapunzel) 兄貴「ほら、なんつの?天使?みたいな?ガハハハハ」 23:58 (utai) /弟者「兄貴……もうちょっと捻ったほうがいいんじゃないですかい?」 23:58 (zatusou_) アリシア「天使ですか、そのわりにエンジェルリングがありませんね」 23:59 (rapunzel) 兄貴「捻るったって何捻るんだよ。俺等に犯られて、ヤクザに売られて、薬漬け。これを天使の所業と言わずしてなんと言おう」 00:00 (rapunzel) 弟者「……兄貴、それ、ペ天使ってやつじゃないですか」 00:00 (rapunzel) ごいん。 00:00 (rapunzel) 弟の脳天に、兄貴は一発拳を落とした。 00:01 (rapunzel) 弟者「……っつう」 00:01 (zatusou_) アリシア「まあ、何て正直な方でしょう。でも、悪漢をやるには正直すぎますわ。お笑いコンビでもお組になったらいかがかしら?」 00:01 (rapunzel) 兄貴「まあ、そういうわけなんで、メリケンガールちゃん。大人しく犯られてヤクザに売られて俺等の小遣いになってくれねぇか」 00:02 (rapunzel) 弟者「お笑いコンビだって、うひひひ。似合うかもですよ、兄貴!」 00:02 (rapunzel) ごいん。 00:02 (rapunzel) 弟者「……っつう」 00:03 (zatusou_) /アリシアはサテンのドレスの右太股に手をあてた。そこにはガータベルトに挟まった魔銃ブラックローズがある。 00:03 (rapunzel) (自己演出。DPは入りませんが演出は通ります) 00:04 (zatusou_) そして、呟く。 00:04 (zatusou_) アリシア「殺す価値はあるかしら?」 00:05 (rapunzel) 弟者は、口笛を吹く。 00:05 (rapunzel) 弟者「あ、兄貴。餌探しなんて辞めて、逃げた方がよくないですかい?」 00:05 (rapunzel) 兄貴「馬鹿野郎!こんな玩具、偽物に決まってるだろ!」 00:06 (rapunzel) 兄貴は、己の人差し指を、ブラックローズの銃口に……突き入れる。 00:06 (rapunzel) (失礼、まだ抜いてませんね 00:06 (rapunzel) (キャンセルします 00:06 (rapunzel) 兄貴「馬鹿野郎!ここで俺たちが引いてどうすんだ!」 00:07 (zatusou_) ブラッローズは答える。「価値はないので活き殺しで」 00:07 (rapunzel) 兄貴「パツキンのチャンネー!うほ!いいねえ!」 00:07 (rapunzel) 兄貴は、自分で自分の胸を、揉む。 00:07 (rapunzel) 兄貴「あはぁんうふぅん」 00:07 (rapunzel) 弟者「……気持ち悪いっす、兄貴……って、今どこかから声がしたような……」 00:08 (zatusou_) アリシアはサテンドレスのスカートを持ち上げ太股を晒す。 00:08 (rapunzel) 兄貴「ふともも!ふともも!」 00:08 (rapunzel) 弟者「銃?!なんで?ええええ?」 00:08 (zatusou_) 淑女の微笑でガータベルトからブラックローズを引き抜く。 00:09 (zatusou_) (指入れていいですよ) 00:09 (rapunzel) 兄貴「馬鹿野郎!こんな玩具、偽物に決まってるだろ!」 00:09 (rapunzel) 兄貴は、己の人差し指を、ブラックローズの銃口に……突き入れる。 00:09 (rapunzel) 兄貴「ほら、な?平気だろ?」 00:09 (rapunzel) 弟者は、ガクガクと震えている。 00:09 (rapunzel) ――本物なら。その程度で銃弾が止まることは、無い。暴発すらあり得ない。 00:10 (zatusou_) アリシア「あら、貴方が入れたい「穴」はこの穴じゃないないんじゃないですか?」 00:10 (rapunzel) ただ、問題は……魔銃ブラックローズは、"本物"どころの騒ぎではない、というだけで。 00:11 (rapunzel) 兄貴「ほーら、ちゃんと話がわかる姉ちゃんじゃねぇか、弟よ。ん?話せばわかってくれるって言っただろう」 00:11 (rapunzel) 銃口に指先を突き入れたまま、兄貴は笑う。 00:11 (rapunzel) 弟は、アリシアの妖艶な雰囲気に、ごくりと唾を飲む。 00:12 (zatusou_) アリシア「私が穴を空けてあげますね。あなたの股間に」引き金を引く。 00:16 (zatusou_) /アリシアは淑女の微笑でブラックローズの引き金を引いた。乾いた銃声が響く。本来なら兄貴の指先が吹っ飛ぶはずだ。しかし、弾は兄貴の指先を素通りし、股間の右弾を貫いた。 00:17 (zatusou_) /ブラックローズの弾丸は次元を潜行し障害物をすり抜ける。 00:18 (rapunzel) (自己演出ですので、DPは入りません。演出は余裕で通しです) 00:19 (rapunzel) 兄貴「……あ……れ?」 00:19 (zatusou_) アリシア「ニコニコ」 00:19 (rapunzel) 兄貴は、呆然と……自分の股間を見る。 00:19 (rapunzel) ……血が。落ちる。 00:20 (rapunzel) まるで、お漏らしだ。 00:20 (rapunzel) 色は、紅い。 00:20 (zatusou_) /弟「やっ、ヤべーよ!」 00:21 (rapunzel) ガクガクと、震える。 00:21 (zatusou_) /弟「俺がヘロインで昇天しそうになった時よりかやば過ぎる!」 00:22 (rapunzel) 兄貴「……な、いま、何を……した?」 00:22 (rapunzel) へたり。座り込む。 00:22 (rapunzel) すぽん。指先が抜ける。 00:22 (rapunzel) 兄貴の股間は、今や。生暖かい血と。生暖かい小水で、塗れそぼり。 00:22 (zatusou_) アリシア「穴を空けてあげましたのよ。股間に」 00:23 (rapunzel) 小水特有の異臭が、軽く鼻をつく。 00:23 (rapunzel) 弟者「う、う、うわああああああああ」 00:23 (rapunzel) 兄貴を見捨てて、弟者は走り出した。 00:23 (zatusou_) /弟「だから俺は止めようと言ったんだよ!」 00:24 (rapunzel) 確かにイイ女だ。金髪だし、巨乳だし。……でも。 00:24 (rapunzel) 薔薇には刺がある。 00:24 (rapunzel) そう、言ったのに、 00:24 (zatusou_) /弟「魔都新宿で美人が一人で歩いてるなんて異常なんだよ!」 00:24 (rapunzel) 兄貴「ま、まて、こら、に、逃げるな!」 00:25 (utai) /……でも、いくらなんでも。……『猛毒の棘』なんてのは……反則だ。 00:25 (rapunzel) 弟は――ぼろぼろと、泣きながら。 00:25 (rapunzel) 涙で顔をぐちゃぐちゃにして、逃げ去った。 00:25 (rapunzel) 兄貴「……あ、あの、その、お姉さん。か、勘弁してください」 00:25 (rapunzel) 異臭。 00:26 (rapunzel) 血の匂い、小水の匂い。 00:26 (rapunzel) 涙と、畏怖と、そして。 00:26 (rapunzel) /アリシアは、微笑んだ。 00:26 (zatusou_) /アリシア「あら、さっきからこちらを見ている人、出てきたら?」 00:28 (nyanshiro) 杜人「おや、気付かれてしまいましたか…」と姿を現すのは…一人の、青年。 00:29 (zatusou_) アリシア「あら、覗き見が趣味ですの?イケメンさん」 00:29 (seduki) ライザ「…」ため息をつく。…全く、こういう下品なやり方は見ていて好きではないのに。 00:30 (rapunzel) 兄貴「ま、待ってくれ。た、頼まれただけなんだ。お、オレは悪くねぇんだ」 00:30 (nyanshiro) 杜人「いやいや、私は知り合いから仕事を頼まれていまして…彼女と情報を探して歩き回っていたところ、偶然この騒ぎを耳にしてしまったと言うか…」そう、アリシアに肩を竦め返して… 00:31 (nyanshiro) 杜人「…ほう?それは面白い話ですねぇ…」笑顔のまま、兄貴分の肩に手をかける。 00:31 (seduki) ライザ「見苦しいから、早く、カタをつけなさい」杜人をちらりと見てから、アリシアを急かす様に。 00:31 (zatusou_) アリシア「あら、どなたに頼まれたのかしら?」 00:32 (seduki) ライザ「分かっている癖に…」頭を振りながら。 00:32 (seduki) ライザ「大方、予想はつくだろう? 雨宮が動いている時点で、誰が依頼しているかは」 00:33 (rapunzel) 兄貴「そ、そりゃあもちろん、紅龍会の」 刹那。 男の首が落ちた。 00:33 (seduki) ライザ「…何?」 00:34 (rapunzel) いつのまにか。着流しの男が。近場の電柱の上に立っていて。 00:34 (rapunzel) ……チン 00:34 (nyanshiro) 杜人「…おや。この間と同じですね」突然落ちた兄貴分の首を興味深げに見つめながら…監視しているものが存在しないか、辺りを見回す杜人…。 00:34 (rapunzel) 日本刀を、鞘に収めた。 00:34 (seduki) /首の切断面を見る。…滑らかな、刃物で落としたかの様な。血が噴出してよく見えないが、確かにそうだ。 00:34 (zatusou_) アリシア「サムライソード?」 00:35 (rapunzel) ??「今宵の村正は良く斬れる……」 00:35 (seduki) ライザ「…我が名はライザ。汝、名を名乗れ」歩み寄る。 00:35 (nyanshiro) /杜人「…見事な居合いの技ですね…そこまで熟達するのにどれほどの鍛錬を重ねたのか…」相手の動きを見極めたのか、感心したような杜人の呟きが漏れる…。 00:36 (rapunzel) 狂也「狂也。神風狂也。――人斬り狂也、だ」 00:36 (seduki) ライザ「汝、何故狂う? 何が悲しくて狂う?」 00:36 (zatusou_) ブラックローズ「ほう、俺と同族だ」 00:37 (rapunzel) 狂也「少々小者を使いすぎた。それだけの話だな」 何かが、空から落ちてきた。 00:37 (rapunzel) どさり。 00:38 (rapunzel) それは、ほんの少し前に空に跳ね上げた、弟者の首。 00:38 (rapunzel) それが今頃、落ちてきた。 00:38 (rapunzel) 男の立つ電柱の下。 00:38 (rapunzel) そこを、血で彩る。 00:39 (zatusou_) /弟の首は驚愕の表情で狂也を見上げている。 00:39 (seduki) /見える。見えてしまう。不遇の死を遂げた、先程まで首と身体が繋がっていた者の魂も、そして狂おしい程に輝いている目の前の男の魂も。 00:38 (seduki) ライザ「…つまり、貴様に遣われなければ、この者達も無意味に死ぬ理由は無かったのか」 00:39 (utai) /眼がかすかに上下して……、恨み言を二言三言呟くように唇が動いて……それきり、首が動かなくなる。 00:39 (seduki) “汝”と“貴様”には、大きい隔たりがある。 00:40 (seduki) /不遇の死を遂げた者の魂は、ヴァルハラではなく、輪廻転生の輪へと魂が飛ぶ。誉ある死後から遠ざかる。 00:40 (rapunzel) 狂也「……ほう、人外が……こんなにも、1つ処(ところ)に集まるかよ」 顎の無精髭を、さすりながら、ニヤニヤと、言う。 00:41 (utai) /なんとも、嬉しげな笑みだ。先ほどまで漂っていたわずかな酒臭さが、瞬時に消えて失せる。 00:41 (zatusou_) ブラックローズ「アリシア聞け。こいつらと行動を共にしろ。村正は俺の敵になる」 00:41 (seduki) ライザ「…死すら生温い…いや、死を齎す事すら、貴様には勿体無い」 00:41 (nyanshiro) 杜人「この街ではこれくらい普通でしょう?貴方も十分「人外」ですし」ニヤニヤ笑う相手の表情が気に触ったか、杜人には珍しく嫌悪の表情を浮かべて言う…。 00:41 (rapunzel) キ……イィィィィィン! 00:42 (rapunzel) 共鳴。妖刀村正と、魔銃ブラックローズが、響いて、鳴った。 00:44 (seduki) /まるで、他のもの(物/者)との共鳴を拒むかの様な、何かを裂く様な音。 00:44 (rapunzel) 狂也「人外、か。お前等は本当に面白ェやな。――だが、"また今度"さね。村正が……止まらねぇ。こいつぁいくねぇ」  00:45 (zatusou_) ブラックローズ「俺を抜け、アリシア!どうして抜かない!」 00:46 (rapunzel) 狂也「……正直、預けてェな。――場が、悪い」 00:46 (zatusou_) アリシア「…抜けないのよ。この共鳴を止めてよ!」 00:47 (rapunzel) 狂也「どうでい、皆の集。ここはひとぉつ、わっちの顔に免じて」 にかり。どうしてこの男は、こんな笑顔ができるのか。 00:47 (rapunzel) 既に、口調が違う。 00:47 (nyanshiro) 杜人「…ええ、どうやら互いに「時期」ではないようです…また、別の夜にお会いしましょう」そう、狂也の言葉に頷きを返して…。 00:47 (rapunzel) 対外的な――演技を消して。素を出している。 00:47 (seduki) ライザ「禍を撒いておきながら、貴様は高みの見物、さらには撤収か」 00:48 (seduki) アリシアの銃を見ながら、呟く。 00:49 (rapunzel) 狂也「――チャイニーズ。チャイニーズに、気をつけやぁな。"風使い"さね」 ライザの様子に、軽く肩をすくめて。 00:50 (seduki) ライザ「忠告感謝するが…次はその口を魂魄ごと裂く」 00:51 (rapunzel) 狂也「へへぇ。そいつぁどうも。……そちらさんと、そちらさん。名前、教えちゃもらえやせんか」 アリシアと、杜人を見る。 00:52 (nyanshiro) 「杜人、天宮 杜人と申します」服装に似合わず、丁寧な態度でペコリと一礼をする、杜人。 00:52 (zatusou_) アリシア「私はアリシア=ベルスター、そして魔銃ブラックローズ」 00:53 (rapunzel) 狂也「へぇ、へぇ。では……いずれ、だぁなあ」 狂也は、両手を広げて。そのまま背後に……落ちる。 00:54 (rapunzel) 地面にぶつかる、その寸前に。 00:54 (rapunzel) 一閃。 00:54 (rapunzel) その剣術たるや。――空間すらも引き裂き。 00:54 (rapunzel) 彼は、その渦の中に……かき消えた。 00:55 (rapunzel) 村正の力か、それとも。 00:55 (rapunzel) そして、静寂が戻った。 00:55 (zatusou_) /狂也が消えると同時に、共鳴も消え去った。 00:56 (seduki) ライザ「…アリシア、と言ったか。大丈夫か?」 00:56 (zatusou_) アリシア「ええ。何だか巻き込んだ形になって御免なさいね」 00:56 (nyanshiro) 杜人「…さて、紅龍会ですか…日暮里さんに調べてもらわないといけませんね…」新たな情報をゲットしたのえ、早速連絡をしている杜人…。 00:56 (seduki) ライザ「構わない。それより、“あれ”をどうするかだ」 00:57 (nyanshiro) 杜人「たぶん、私たちが巻き込まれるのも因果だったのでしょうしね。この街ではよくあることです」そう、杜人もライザと同じように気にしていないと…。 00:58 (seduki) 白いワンピースの少女は、腕を組む。幼さの残るその身体は、おおよそ、人間に見えるのだが。 00:58 (zatusou_) アリシア「宜しければ、お話を聞かせて頂けませんか。何かの縁ですし力になりますよ」 00:59 (seduki) ライザ「先程の、悪党に対する態度とは打って変わって、良心的な対応だ。…まあいい」アリシアを見て、少し微笑む。 00:59 (seduki) 少しずつ、話し出す。 00:59 (zatusou_) ブラックローズ「それでいい、アリシア」 01:00 (seduki) 自分の旧知の知人が殺された事、警察に協力を要請された事。 01:00 (seduki) 自らが“人間ではない”事はすでに知られているが、“戦乙女である”事は知られてはならない。だから、旧知の友人という表現を用いた。 01:00 (nyanshiro) そして、独自に捜査をしているうちに偶然、先程の現場に通りがかった事…。 01:03 (zatusou_) /話を聞いたアリシアはライザ達と行動を共にする事になった。 01:04 (seduki) ライザ「…こんな所か」話し終え、一息つく。 01:04 (rapunzel) ――新宿の、長い夜が、始まろうとしていた。 01:04 (rapunzel)   01:04 (rapunzel)   01:04 (rapunzel)   注釈:後編はヴァ二ソック=デトライアンのプレイヤーが不在のまま強行した。 21:16:50(rapunzel_)   21:16:50(rapunzel_)   21:16:50(rapunzel_) 【魔都物語 -darker than darkness-】 21:16:50(rapunzel_)   〜「支配者の黄昏・後編」〜 21:16:50(rapunzel_)   21:16:50(rapunzel_)   21:17:34(rapunzel_) 《邂逅 〜羅紗・ガタリ〜》 21:19:25(rapunzel_) (気配察知に絡むランク判定を要求。) 21:20:39(rapunzel_) (こちらは[隠蔽]+[移動]+<風使い> 神域+2) 21:21:37(utai ) <操作>+<運命織り>+<神仙>使用。天地陰陽を巡る気の流れの中から、ここにある気を感じ取り、その運命の糸を引きずり出して相手をこちらの視界に出す。神域+2. 21:21:49(rapunzel_) 2d6+2 21:21:49(fooldice ) rapunzel_:2d6+2 = [1,3]+2 = 6 21:22:08(rapunzel_) 神域の6 21:22:10(utai ) 2d6+2 21:22:10(fooldice ) utai:2d6+2 = [1,4]+2 = 7 21:22:21(utai ) 神域の7. 21:22:45(rapunzel_) ――つけられている。まさしく巧妙。常人ならば気づくことは不可能。 21:22:51(rapunzel_) 常人、ならば。 21:23:23(rapunzel_) 運命の糸に手繰られ、そして。 21:24:17(rapunzel_) やや離れたところ。羅紗の前と、後ろに。それぞれ、中国系の顔立ちの男女が、音もなく……姿を見せる。 21:24:37(utai ) 羅紗「―――とりあえず、こちらの氏素性を語る必要は、あんまりなさそうだわなあ。用件を伺おうかい?」 21:24:53(rapunzel_) /誰もいない、新宿のガード下。煌々と、街灯が周辺を照らす。 21:25:32(seduki ) /一条の夜風が、男女の髪を揺らして、過ぎて行く。 21:25:38(rapunzel_) ??「……これは驚いた。まさか――引きずり出されるとは」 21:25:53(rapunzel_) 男が口を開く。流暢な日本語。 21:26:04(utai ) /チェシャ猫のように笑い、ただの影のように、印象が薄い。 21:27:20(rapunzel_) ??「[イ尓]好」 羅紗の背後。艶やかなチャイナドレスの女性。 21:27:48(rapunzel_) ??「いやあ、なに。安心してくれ。大した用じゃないんだ。……手間は取らせない」 21:28:31(utai ) /羅紗「……だったら、服の下に伸ばしてる剣呑なものから気を逸らしてくれんかね。怖くて怖くて」 21:29:08(rapunzel_) ??「こんなのはただの"飾り"さ。気にしないでくれたまえ」 21:29:39(rapunzel_) ??「……さっき君が引き受けた件を全て忘れて欲しい。そうだな……お金だけ貰って何もしない、というのもいい」 21:29:46(utai ) 羅紗「飾り!だったらなおさら用心せんとなあ……。ま、いいや。名をいただけるかね、お二方」 21:31:13(rapunzel_) 晃龍「……晃龍。あちらは茜龍(チェンロン)」 21:31:41(rapunzel_) チャイナドレスの女性は、名前を呼ばれた事に反応し、笑顔で手を振る。 21:32:22(utai ) 羅紗「……まあ、こちらの名などとうに知ってはおるんだろうがね。……まあ、手短に済ませようかい。断ると言ったら、どうなるのかな?」 21:33:07(rapunzel_) 羅紗のそばの街灯の明かりが、不意に消えた。 21:33:30(rapunzel_) 綺麗な切断面を残し――"ずれ"、そして落ちる。 21:33:49(rapunzel_) 派手な音を立てて、街灯のガラスが地面に落ちて、割れた。 21:34:07(rapunzel_) 晃龍「……どうかな。参考になったか?」 21:34:23(utai ) 羅紗「おお、怖い怖い。―――なら、なおさら受けるわけにはいかんなあ?」 21:35:04(rapunzel_) 晃龍の眉が、しかむ。 21:35:10(nyanshiro) /対する羅紗は…相手の技を目にしても、いつもの飄々とした態度のままである…動揺した様子などどこにもない…。 21:36:07(utai ) /晃龍は、肩をすくめて―――残念がるように、溜息をひとつ。 21:36:23(zatusou ) /街灯が消えた暗闇に革靴の音が響く。 21:36:26(rapunzel_) 晃龍「“糸織り”羅紗。あまり事は構えたく無いのだが――」 21:37:14(rapunzel_) チャイナドレスの女性が、視線をついと、足音の方に動かす。 21:37:23(zatusou ) /靴音は羅紗の方へと向って来る。 21:37:37(seduki ) /ライザ「ならば、早々に立ち去ればいい」羅紗の背後から暗闇に浮かび上がるのは、白いワンピースの少女と… 21:38:28(utai ) /羅紗「そういうお前様は、“断金風” 晃龍と……“山河不在”の茜龍、か。いやはや。まさかこんなところでお目にかかれるとは……」 21:38:33(zatusou ) /サテンのドレスを纏った金髪の巨乳。 21:39:10(rapunzel_) 晃龍「……これも、祖国で伝え聞く"糸織り"の力か。お前の仲間だとするなら――偶然ではなく、必然といううことか」 21:39:31(utai ) 羅紗「さあて、ねえ……?」 21:39:57(seduki ) ライザ「巡り合わせもまた運命。しかし、今は事を構える刻ではない。貴様等が立ち去れ」 21:40:10(rapunzel_) 風が、吹く。強く。強く。強く。 21:40:24(rapunzel_) その場にいる皆の髪や服が、強くはためく。 21:40:24(seduki ) 羅紗の隣に立つ。いざとなれば、庇える位置に。 21:40:31(rapunzel_) ――ふわり。 21:40:46(rapunzel_) 晃龍が、浮いた。茜龍も、浮いた。 21:41:22(zatusou ) ブラックローズ「おい、アリシア。こいつ等が神風狂也が言っていたチャイニーズのようだな」 21:41:35(rapunzel_) 晃龍「そちらの2人。……名を聞こうか」 21:42:06(seduki ) ライザ「ライザ・リアノーシェ」凛とした声が響く。 21:42:52(zatusou ) アリシア「アリシア=ベルスターですわ」の場違いなのほほんとした声が響く。 21:43:39(rapunzel_) 晃龍「……"糸織り"よ。交渉は不成立、というわけだな?」 21:43:56(utai ) 羅紗「巡り合わせが悪かった―――そういうことにしちゃもらえんかな?」 21:44:49(rapunzel_) 晃龍は、中国語で何事かを告げる。こくりと、茜龍が頷く。 21:45:44(rapunzel_) 晃龍「ならば、花束を受け取って貰えるかな。――お近づきの印に」 21:47:04(utai ) 羅紗「是非もない」 21:48:07(rapunzel_) そう言うと、茜龍は己の身を抱きしめ。晃龍が手をあげると、茜龍を中心に、大きな風が、生まれた。 21:48:11(seduki ) ライザ「…気をつけろ」身構える。 21:48:39(rapunzel_) ――見よ。その風は、その場の全てを。 21:48:58(rapunzel_) ガードを、壁を、床を、街灯を、そして、3人を。 21:49:07(rapunzel_) 高く、高く、高く、高く―― 21:49:19(rapunzel_) ほんの、まばたき程の時間。 21:49:40(seduki ) /声を上げる間も無く、高く、高く天空に上げられ… 21:49:52(rapunzel_) 3人と、周囲の全ては……新宿上空、高度数千メートルに。 21:49:58(utai ) /羅紗「……“山河不在”あるいは“落花嵐”の茜龍、か。久しぶりにいい技を見せてもらったなあ……」 21:50:29(rapunzel_) 眼下に、新宿、いや、東京の夜景が見える。 21:50:39(zatusou ) /風とともに舞うはアネモネの花びら。 21:50:51(rapunzel_) なんたる業。なんたる技量。――まさしく、神なる腕。 21:51:09(zatusou ) /花言葉は…消えた希望。 21:51:12(rapunzel_) (運切。3人を新宿上空高度数千メートルの位置に吹き飛ばす) 21:51:15(rapunzel_) ジャッジメント。 21:51:21(utai ) /空気の質が転じ……人を、否、生命を拒んでいく。 21:51:34(utai ) + 21:51:35(rapunzel_) + 21:51:38(seduki ) + 21:51:41(nyanshiro) + 杜人「…やれやれ、おいたはいけませんよ?」 21:51:48(nyanshiro) 見よ………。 21:51:49(zatusou ) + 21:55:45(nyanshiro) 地上にて風に巻き上げられた彼らを視認している者が居た。 21:55:48(nyanshiro) 人の姿を持ちながら、狼の影を地面に写す者…天宮 杜人。 21:55:50(nyanshiro) 「風たちよ、私を愛してくれるというのであれば、その三人だけでも無事に帰してくれませんか?」 21:55:52(nyanshiro) そうポツリと、彼が呟きを漏らした時…突如、茜龍から風は制御を離れ…。 21:55:53(nyanshiro) フワリと、優しく羅紗、ライザ、アリシアの三名を包み込んで…やはり、瞬きほどの時間を要して、地面に下ろす…。 21:56:09(nyanshiro) (運切。3人をその位置から救出) 21:57:07(rapunzel_) ジャッジメント 21:57:38(seduki ) + 21:57:50(rapunzel_) * 21:57:50(utai ) * 21:57:59(zatusou ) + 21:58:03(nyanshiro) * 21:58:11(rapunzel_) 成立。 21:58:28(rapunzel_) 破壊の限りを尽くされた、その"場"に。 21:58:40(rapunzel_) 3人が降り立ち、1人が迎え入れる。 21:58:56(rapunzel_) 晃龍と茜龍の姿は、そこにはもう、ない。 21:58:56(seduki ) ライザ「…このままヴァルハラへ連れて行かれるかと思ったが」気付くと、少女の背には白い半透明の翼。 21:59:12(seduki ) /恐らく、風と共に消えたのだろう。 21:59:24(utai ) 羅紗「はっはっは……助けられたなあ、狼殿」 21:59:24(nyanshiro) 杜人「まったく、どうにかなると判断はしたのでしょうけれど、幾らなんでも油断しすぎですよ?」三人が降りてきた時、そこで笑顔を浮かべる…色香漂わせる青年。 21:59:33(zatusou ) アリシア「奇蹟の風が吹いて助かったわ」 22:00:23(seduki ) ライザ「…確かに油断し過ぎた」恥ずかしいのか、杜人から顔を逸らす。 22:01:20(zatusou ) アリシア「羅紗さん。この方は?」 22:02:03(nyanshiro) 杜人「反省してくれれば、それでいいんです♪…で、やはり彼らは「紅龍会」の関係者…なんでしょうか…」そう、彼らが去る時に向かった方向を見つめながら…。 22:02:58(utai ) 羅紗「ん。名は天宮杜人、というてなあ。ついこの間まで神の使徒だったはずが……今じゃあ、文字通りの立派な狼殿さ」 22:03:44(seduki ) ライザ「神の使徒だったのか」少し驚いた様に。 22:04:34(zatusou ) アリシア「私はアリシア=ベルスターです。神の使徒ですか…」 22:04:40(nyanshiro) 杜人「一応、占い師として生計を立てています。お悩みなどあればどうぞ、よろしく♪」にこりと笑って、優雅に一礼をする杜人…その一挙一動が目を引き、どこか誘惑するかのような…。 22:05:16(nyanshiro) 杜人「…今の私しか知らない方は、皆さんそのように驚かれますね」と苦笑>ライザ&アリシア 22:05:33(seduki ) ライザ「…ライザ・リアノーシェだ」呟く様に。 22:06:05(seduki ) …どうも、杜人の様な男は、苦手…というより、どう接したらいいのか、難しい。 22:06:39(nyanshiro) 杜人「…それにしても羅紗さん…『また』厄介ごとに首突っ込んだんですか?」と、どこか仕方ないなぁという表情を浮かべて…。 22:06:47(zatusou ) /そんな奇妙な和やかな雰囲気を反感するような二つの影。 22:07:19(utai ) 羅紗「なあに……務めというやつさ」 22:09:15(zatusou ) /晃龍「あちらにも風使いがいるとはな…」 22:09:39(rapunzel_) 茜龍「違うわ兄さん。あれは……風使いじゃない」 22:10:03(rapunzel_) そして二人は、完全に姿を――消した。 22:10:07(zatusou ) /晃龍「何?」 22:10:14(nyanshiro) /茜龍「…あれは…風を使うのではなく…風が、協力をしていた…」 22:10:28(rapunzel_) (通し。そしてここで場面切り替えます) 22:10:31(rapunzel_)   22:10:31(rapunzel_)   22:10:59(rapunzel_)   22:10:59(rapunzel_)   22:10:59(rapunzel_) 綺麗な黒髪を持つ女。橘静香は、身を竦めた。 22:10:59(rapunzel_) 目の前の、時代を無視した着流しのヤクザは、可愛そうに、という目で。 22:10:59(rapunzel_) 狂也「悪ぃやね。紅龍会までついてきてもらおうかい。日本人の女が……必要でねぇ?」 22:10:59(rapunzel_) 普通、この台詞を言って殺気を放てば、女は黙る。失禁する。 22:10:59(rapunzel_) ……だが、この女は――違った。 22:10:59(rapunzel_) 静香「――わかりました。行きます」 22:10:59(rapunzel_) 狂也は、少しだけ、眉をひそめた。 22:10:59(rapunzel_)   22:10:59(rapunzel_)   22:10:59(rapunzel_) ファンファンファンファン…… 22:10:59(rapunzel_)    22:10:59(rapunzel_) 慌ただしくサイレンを鳴らし、パトカーが急停車する。 22:10:59(rapunzel_) 荒々しくドアを開け、中から出でるは……日暮里警部。 22:10:59(rapunzel_) 日暮里「どうだ?」 22:10:59(rapunzel_) 刑事「酷いもんです。ここに追い込むのに7人殺られました」 22:10:59(rapunzel_) 日暮里「角はあるのか?」 22:10:59(rapunzel_) 刑事「角は確認されてません。ただ銃が効かないらしくて……もう何十発も打ち込んでいるはずなんですが」 22:11:41(rapunzel_) 日暮里警部は、刑事を連れて歩き出す。 22:12:22(rapunzel_) 警官隊が、一人の男を包囲していた。男は――服がボロボロに引き裂かれた女性を、腕に抱いている。 22:12:45(rapunzel_) 警官隊が、手に手に銃を持ち。男に狙いを定める。 22:13:07(rapunzel_) 男は、どこから見てもその辺に転がっているようなチンピラだ。 22:13:37(rapunzel_) 男「……おいおい、そんな物騒なモノ持ち出してきて大丈夫かよ? とってもつええ不死身の俺様はいいけどよ……」 22:13:57(rapunzel_) 男の指先が、女性の下腹部に伸び……下着の中に、指を突き入れる。 22:14:17(rapunzel_) 男「化粧品売り場のデパガのお姉ちゃんには――」  ひいっ、と女性が悲鳴をあげる。 22:14:43(rapunzel_) 男「ちょーっと激しすぎるんじゃねーのかぁ〜?」 男は舌を伸ばし、女性の首筋に這わせる。 22:15:10(rapunzel_) 女性は、嫌悪と羞恥と恐怖に満ちた顔で、我慢している。 22:15:28(rapunzel_) 男は、そして。その舌を、耳に這わせ…… 22:15:31(rapunzel_) ガリッ 22:15:40(rapunzel_) 女性の耳を、食いちぎった。 22:15:51(nyanshiro) /警官隊たちは人質を取られたことに舌打ちし…男の暴挙に硬直する 22:16:05(rapunzel_) 女「いやああーーーーーっ」 22:16:18(rapunzel_) 男「ほらなあ、こんなもんでこんなになっちゃうんだぜぇ?」 22:16:28(rapunzel_) 女「痛いよお、痛いよお!」 22:16:35(seduki ) /ライザ「――止めろ!」 22:16:43(seduki ) 上空から、着地。 22:16:49(rapunzel_) 男「それを、そんな凄いモノぶち込まれたら壊れてしまいますってよォ! アハハハハッ」 22:16:57(rapunzel_) 警官隊「!」 22:17:07(rapunzel_) 刑事「……警部!」 22:17:15(rapunzel_) 日暮里「……黙って見てろ」 22:17:16(seduki ) 走り込み、男の間に割って入ろうと。 22:17:32(rapunzel_) 男「……なっ?なんだおまえっ!?」 22:17:52(seduki ) ライザ「…離れろ。今すぐに」 22:17:56(utai ) ぱちん、ぱちん、と―――鋏で何かを断ち切る音がする。 22:18:18(seduki ) 女性を庇える位置に。うろたえている間に、男を女から離そうと。 22:18:31(utai ) すると、どうだろう。万力のように締め付けられている腕の力が緩み、女性に届かなくなる。 22:18:37(rapunzel_) 男「なんだおまえ、人の食事の邪魔すんじゃねぇよ」 22:18:50(rapunzel_) 男「……お?おおお?」 22:18:59(nyanshiro) /杜人「申し訳ありません、日暮里さん。遅くなりました」日暮里「…いや、今回は間に合った方だ」 22:19:16(nyanshiro) 警官たちの居る方では、こんな会話が…。 22:19:33(rapunzel_) 日暮里警部はそう言うと、懐から牛乳パックを取り出し、ストローを刺して飲み始める。 22:20:09(seduki ) ライザ「無力な人間に手を出すなど…私が許さない」 22:20:16(rapunzel_) 服装がボロボロで、見るも無惨で痛々しい女性は、男の腕を離れ、ライザに抱きつく。 22:20:39(rapunzel_) 彼女の左耳は、可愛そうに、男の歯形の形を残して――欠けている。赤く、紅く。 22:21:15(seduki ) ライザ「…杜人。居るのだろう? 彼女を早く…」 22:21:46(seduki ) 口から血を滴らせる男から視線を逸らさずに、叫ぶ。 22:22:48(zatusou ) /そんな二人をアリシアはバーの二階の窓からバーボンを飲みながら眺めている。 22:22:48(nyanshiro) 杜人「ええ、お任せください…」ライザにそう答えると、男に囚われていた女性に近付き、その耳に手を当てる杜人…もう片方の手には、死神の絵が描かれているカードが逆さに握られて…。 22:23:24(zatusou ) /ブラックローズ「行かなくていいのか?」 22:23:35(seduki ) ライザ「…覚悟は出来ているな?」男に向き直る。細い指先には、白い羽根の一片。 22:23:48(rapunzel_) (ブラックローズの台詞のDPだけキャンセル) 22:24:08(nyanshiro) 「我が命の元、来たれ死神。彼の者に与えられし穢れを、刈り取らんがために…!」そして、耳の怪我を跡形もなく消して、再生してしまう杜人…。 22:24:20(rapunzel_) 男「俺のォ食事をォ 邪魔するなァァァッ!」 22:24:24(rapunzel_) 跳躍。 22:24:34(rapunzel_) 常人ではあり得ぬ高度。 22:24:39(seduki ) 同じく、跳躍。 22:24:57(seduki ) 彼女の背には、半透明の光翼。 22:25:02(zatusou ) アリシア「相手が見えれば、ここからでも援護できるわ」 22:25:05(rapunzel_) 人の力をあきらかに超えた跳躍であった。まさしく、超人と言える。 22:25:09(rapunzel_) だが、相手は。 22:25:19(seduki ) 人ではない。 22:25:25(rapunzel_) 「人」としての範疇を――超えていた。 22:25:38(nyanshiro) 杜人「さて、彼女はお任せしますね」そして、適当な警官に女性の身柄を委ね…男と、戦場、そこに広がる仲間たちを視界に捕らえる…その目には、バーボンを飲むアリシアの位置ですら把握していて…。 22:25:40(seduki ) 戦神に愛されたる娘、ヴァルキリー。 22:26:16(seduki ) /余程飢えているのか。男は首筋を狙って飛び掛ってきた。 22:26:32(zatusou ) アリシアは杜人に投げキッスを送って応援する。 22:26:34(seduki ) しかし、本能に根ざした、単純なその直線軌道が読めない筈は無く。 22:26:39(rapunzel_) 男「シャアアアアア!」 22:27:20(seduki ) ライザ「…来い! 人間に仇為す者の末路を教えてやる!」 22:27:46(nyanshiro) 杜人「ライザさん、熱血するのはいいですけど、半殺し程度にしてあげてくださいね〜」 22:28:03(rapunzel_) 男は、人を超えた速度で……ライザの首筋を食いちぎろうと。 22:28:40(seduki ) そして、その首筋を覆うかの様に、一瞬にして白銀の甲冑を霊質から構築する。 22:29:46(seduki ) /ぎぃいんっ、という、金属音。 22:30:09(seduki ) 羽根の一片は、槍に姿を変え。 22:30:21(seduki ) 男は、その槍に牙を立て。 22:30:45(seduki ) …つまり、牙すらもが尋常な硬さではない事を物語っている。 22:30:55(zatusou ) ブラックローズ「あのライザとかいう女、ヴァルキリーのようだな」 22:31:12(nyanshiro) /女性「…て…天使…?」ライザの技を目にし、杜人から警官に預けられた女性は思わずポツリと…。 22:32:15(seduki ) ライザ→ラーズ「…半殺し…出来るかどうか分からんが…」槍を両手で握り、空中で凌ぎ合う。 22:32:19(utai ) 羅紗「……なんとも、荒事向きが揃ってると楽でいいやね」警官隊の中に、いつの間にかもぐりこんでいた人影が、呟いた。 22:33:09(rapunzel_) 男「おめえっ!そんなにうまそうなのにッ!」 22:33:20(seduki ) ラーズ「何せ、これは仇討ちだからな…神を屠ったこの者達は万死に値する」 22:33:30(nyanshiro) 杜人「とか言って、さっきコッソリお得意の技を使っていたじゃないですか…」といつの間にか羅紗の隣で苦笑を浮かべる杜人だが…。 22:33:50(seduki ) 美味そう、と言われ、僅かに微笑む。戦神の娘が、戦が楽しくない筈が無い。 22:34:32(nyanshiro) 杜人「…ああ、そういえば、そうでしたね…とのことなんですが、日暮里さん。殺っちゃってもいいんでしょうか、この場合?」と、現場責任者に質問を投げかける。 22:34:53(seduki ) ラーズ「ふ…そう簡単には食われてやらないが?」徐々に、徐々に、押し返す。 22:36:05(rapunzel_) 日暮里「あ?イチゴ牛乳、結構イケるぞ」 杜人に紙パックを差し出す警部。 22:37:27(nyanshiro) 杜人「あ、本当ですか?」と警部からイチゴ牛乳を受け取り…。 22:37:37(rapunzel_) <剛力><創られし鬼> 超人+1  男が、力任せに戦乙女に襲いかかる。 22:38:30(seduki ) <自我><戦乙女> 神域+2 22:38:42(nyanshiro) 杜人「…まぁ、考えれば死体からも事情聴取、やろうと思えば出来ますからね。というわけで許可は下りましたよ、ライザさん!」と煽る杜人 22:38:49(seduki ) それを、力で伏せようと。 22:39:09(seduki ) そして、その一言を聞き、さらに押し返し。 22:39:32(nyanshiro) GM、ライザに協力していーい?>その対決に 22:39:39(zatusou ) /杜人は背中にふくよかな感触を感じた。振り返るとバーボンを持ったアリシアが胸を杜人の背中に押し付けて立っている。 22:40:09(rapunzel_) (どうぞ〜) 22:40:34(nyanshiro) 杜人「…あれ、アリシアさん。何時の間に後ろに?」と不思議そうに振り返る杜人 22:40:50(zatusou ) /よっぱらい声で、あいつの弱点占ってくれる?占い師さん? 22:42:16(nyanshiro) では…「ライザさん、頑張って!ライザさんならその程度余裕でしょう!」と<操作・隠蔽><傾国>で精神を昂揚させて協力。神域+1 22:43:19(zatusou ) アリシア「援護しないと彼女押されてるぽいからね」 22:43:35(seduki ) ラーズ「余裕は無いが…助かる!」 22:43:44(rapunzel_) (杜人の傾国は超人なので、超人の+1になります) 22:43:56(nyanshiro) (あ、ミスりました、すみません) 22:44:11(rapunzel_) (判定します) 22:44:14(rapunzel_) 2d6+1 22:44:14(fooldice ) rapunzel_:2d6+1 = [2,3]+1 = 6 22:44:20(rapunzel_) 超人の6 22:44:28(nyanshiro) 2d6+1 22:44:29(fooldice ) nyanshiro:2d6+1 = [6,2]+1 = 9 22:44:35(nyanshiro) 超人の9です 22:46:07(seduki ) 2d6+2 22:46:07(fooldice ) seduki:2d6+2 = [5,2]+2 = 9 22:46:14(seduki ) 神域9 22:46:24(nyanshiro) /杜人「…戦いの場で、この手の占い当たった経験ないんですけど…」そう苦笑しつつも、杜人はタロットを捲り…しかし、今回はさまざまな要素が絡んだせいか、占いの感覚が冴えている様だ…やがて、杜人はすっと男のある場所を示す。…今までの男たちが角を生やしていた場所…そう、額こそが、彼の弱点…!! 22:46:42(rapunzel_) 超人の6と神域の10。ダメージランク2。 22:47:11(seduki ) 大きく押し返した後、その隙に槍を構え直す。 22:47:21(rapunzel_) 一瞬で、男の脚がちぎれ飛んだ。 22:47:29(rapunzel_) 男「あんぎゃああああああ!」 22:47:43(zatusou ) アリシア「願掛けみたいなものかしら。額ね…有難う」 22:48:09(seduki ) ラーズ「額…成程」 22:48:14(rapunzel_) 男は、震える手で懐からカプセルを取り出し。 22:48:23(rapunzel_) 飲み込もうとする。 22:48:28(seduki ) そのカプセルを… 22:48:49(seduki ) 白い羽が撃つ。 22:49:14(rapunzel_) 男「ああああっ」 22:49:20(seduki ) <機敏><操作><戦乙女>←判定要る? 22:49:28(rapunzel_) いりません 22:49:30(seduki ) ラーズ「させるか!」 22:49:47(rapunzel_) 男「ひっ、ひいっ!頼むから殺さないでくれよお!お願いだよお!」 22:50:04(seduki ) ラーズ「悪いが…手加減出来んぞ?」 22:50:08(rapunzel_) 男は、口から女の血を流しつつ。脚からは己の血を流しつつ、乞う。 22:50:26(seduki ) 構え直した槍は、すでに額を狙っている―― 22:50:46(rapunzel_) 男「へっ、変な中国人の男女に貰ったんだ、こ、これを飲めば強くなれるからって――」 22:51:06(rapunzel_) ずずずずずずず 22:51:12(seduki ) ラーズ「それすらも予想済みだ。…強くなって、どうするつもりだった?」 22:51:24(rapunzel_) 日暮里警部は、そんな音を立てて、牛乳を一気飲みした。 22:52:00(rapunzel_) 男は、恥ずかしそうに笑う 22:52:10(rapunzel_) 男「へ、へへ……女を喰ってみたかった」 22:52:28(utai ) /羅紗「ふむ……生まれ持っての血筋も無しにここまで顕現させるとなると……怪屍芝の類、かな?」 22:53:02(seduki ) ラーズ「…下らん。来世ではせめて、犬畜生とは違う道を歩まん事を」 22:53:50(seduki ) 吐き捨てる様に呟き、槍を握り締め。 22:54:35(utai ) 羅紗「日暮里さん……解剖に立ち合わせちゃもらえんかな?」 22:55:33(nyanshiro) 杜人「私からもお願いします。なんでしたら、解剖執刀関係者に私から直接「お願い」もしますし…」と羅紗に並んで頼む杜人 22:56:15(rapunzel_) 日暮里警部は、手の中で紙パックを握りつぶす。 22:56:15(utai ) 羅紗「いや、お前様が出ると血迷う輩がたくさん出るから止したほうがよくはないかな?」 22:57:58(nyanshiro) 杜人「でも警察って頭固い人も多いから、無関係者が入るのはちょっと難しいかと…妥協案として、どこかで経由した映像を見る。という手もありますけど」 22:59:07(zatusou ) /アリシアは地面に散らばる薬を拾い上げた。 22:59:39(rapunzel_) (今のアリシアの演出は通します。DPは入りません) 22:59:42(seduki ) そして、一気に額に向けて―― 23:00:06(seduki ) ラーズ「神に牙を剥いた事を悔いるのだな…逝け! カーム・オヴ・セラフィスタ!」 23:01:04(seduki ) 音も無く、白銀の神槍が突き刺さり。 23:02:20(seduki ) 血すらも蒸発させる、霊質を纏う槍は、彼女の手から離れ… 23:03:52(seduki ) 男の身体は、どうっ、という音を立てて、仰向けに倒れ伏した。 23:04:36(rapunzel_) 日暮里「――主成分は人工的にアレンジされた数種のウイルスを仮眠状態にしたものだ。プラスミドDNAを人の細胞内に侵入させ、細胞の形質転換を強制的に促す。そのプラスミドDNAに組み込まれた人以外の高等生物のDNAは――政府が未だに認めていない、御仁(オニ)のものだ」 23:05:43(nyanshiro) 杜人「…御仁…ですか?」 23:05:48(utai ) 羅紗「いやはや、お見事。流石に本職の手並みは違うなあ……」 23:05:52(seduki ) 槍が、甲冑が消え。 23:06:10(seduki ) 地に膝を付く。 23:07:23(rapunzel_) 刑事「……警部!緊急です!ジュクコウエン!……ああもう、今日は一体なんなんだ!」 23:07:44(rapunzel_) パトカーの無線を手に、刑事が叫ぶ。 23:08:06(rapunzel_) 日暮里「――そりゃ、なあ――」 日暮里警部が、上を見上げる。 23:08:19(rapunzel_) 日暮里「こォんなに、丸いんだもんなァ……」 23:08:33(rapunzel_) 綺麗な真円。 23:08:38(rapunzel_) それは、そこに在った。 23:08:44(seduki ) ラーズ→ライザ「…じゅくこうえん?」警部の方を見て。 23:08:45(nyanshiro) 杜人「…こんなに見事な満月では…それはもう、狂気が踊りますよねぇ…」 23:09:00(utai ) /まるで、無慈悲で冷酷な何者かの瞳のように。 23:09:03*nari quit (Connection reset by peer) 23:09:05(rapunzel_) 日暮里警部は、笑う。 23:09:06(nyanshiro) 杜人「新宿公園ですね」ライザに解説してやる杜人 23:09:32(rapunzel_) 日暮里「"騒ぐ"かね、天宮」 23:09:34(seduki ) ライザ「ああ…」頷く。顔からは疲れの色が消えない。 23:10:36(nyanshiro) 杜人「…見て、分かりませんか?」クスリと笑みを浮かべる杜人は…その全身で、人を誘っているかのようでも…。 23:10:55(rapunzel_) 日暮里警部は、懐から新たな牛乳パックを取り出し、またストローを刺す。 23:11:09(seduki ) ライザ「杜人、面白そうだな? 期待でもしているのか」 23:11:45(nyanshiro) 杜人「…まぁ、冗談はさておき…コレは一々芽を潰しても話になりませんね」と、いつもの人の良さそうな雰囲気に戻って、思案を。 23:11:50(rapunzel_) 日暮里「……さて皆の衆。新宿中央公園で、"角の生えた巨躯の男"の目撃情報と、周辺の緊急避難命令が出た」 23:12:31(rapunzel_) 日暮里「勿論、皿まで喰ってくれるよなァ?」 ……まるで、杜人やライザ達が、毒でも食べたかのように。 23:12:42(utai ) 羅紗「折角なんで……反則でも使うかねえ」 23:12:56(seduki ) ライザ「…」無言で立ち上がり、微笑んで見せる。 23:13:37(zatusou ) アリシア「……」 23:13:47(zatusou ) ブラックローズ(こいつは面白くなって来たな…この薬…以前上海を放浪した時も見た事があるぞ…) 23:13:59(nyanshiro) 杜人「ここまで関わらせた上で、これ以上手出しさせないつもりですか?」笑みを浮かべながら 23:14:12(rapunzel_) (そのブラックローズの台詞にDP一点あげます) 23:14:47(rapunzel_) 日暮里警部の、よれよれのトレンチコートが、風になびく。 23:14:56(rapunzel_) 警部は、もう一度、空を見上げて―― 23:15:06(rapunzel_) いい月だなぁ、と呟いた。 23:15:12(rapunzel_)   23:15:13(rapunzel_)   23:15:13(nyanshiro) /女性「…あ、あの!…ありがとう、ございました…!!」そして、助けられた女性はこの場を離れようとする彼らの背中に…そう、声を…。 23:15:21(rapunzel_)   23:15:21(rapunzel_)   23:15:28(utai ) /月を観客に……終演の、幕が、開く。 23:15:45(rapunzel_) 一行の話の、少し、そう、ほんの少し前。 23:15:59(rapunzel_)   23:15:59(rapunzel_)   23:15:59(rapunzel_) 紅龍会の事務所の地下牢で、晃龍と茜龍はニヤニヤと見ていた。 23:15:59(rapunzel_) 鎖に繋がれ、手足に枷をはめられた鬼が、牢屋の中にいる。 23:15:59(rapunzel_) 狂也は、鬼の餌として、静香を連れてきた。 23:15:59(rapunzel_) 餌として女が喰われて、それで……おしまい。 23:15:59(rapunzel_) ――その、はずだった。 23:15:59(rapunzel_) 異変は、女を牢に入れ、鍵を閉めてから始まった。 23:15:59(rapunzel_) 静香「英次!私よ、静香よっ!忘れたのっ、英次!」 23:15:59(rapunzel_) 狂也「――知り合い、だとッ?!」 23:15:59(rapunzel_) 静香「英次……お願いっ!死んで、英次!」 23:15:59(rapunzel_) 女は飛びかかり、オニが殺す。たった、それだけ。 23:15:59(rapunzel_) 静香「……愛してるわ、英次」 23:15:59(rapunzel_) オニ「……静香」 23:15:59(rapunzel_) 記憶を無くしていたオニは、全てを思い出した。 23:15:59(rapunzel_) 即座にオニは跳躍し。一瞬で全てを引きちぎり。牢屋も何もかも破壊して。 23:15:59(rapunzel_) 紅龍会事務所の外へと――新宿の街へと、出て行く。 23:15:59(rapunzel_) 狂也「なして、言わなかったんかのう。この女がオニの知り合いだと――なぁして、黙ってたんかのう?」 23:15:59(rapunzel_) 晃龍「……クックック、笑止。知っていたらどうだというのです?昔の恋人だから情をかけて逃がしてやる? 23:15:59(rapunzel_) いまさらヒューマニズムは無いでしょう。その女を逃がせば、また別の女が必要になる」 23:15:59(rapunzel_) 周囲に、沈黙が落ちる。 23:15:59(rapunzel_) 狂也「そういや、わっちの剣……見てみたい言うとりましたんなぁ」 23:15:59(rapunzel_) 殺気が、満ちていく。 23:15:59(rapunzel_) 晃龍「霹靂刀……茜龍!小心刀!(居合いだ……茜龍、一の太刀に気をつけろ!)」 23:15:59(rapunzel_) 茜龍「知道了!(わかったわ!)」 23:15:59(rapunzel_) ――狂也が、魔剣・妖刀村正の柄(つか)に、手をかけた。 23:15:59(rapunzel_)   23:15:59(rapunzel_)   23:15:59(rapunzel_) 《狂演 〜新宿中央公園〜》 23:17:07(rapunzel_) オニは、新宿中央公園にある、小さな人工池の真ん中で。 23:17:27(rapunzel_) 血に塗れた、己の手を……ただ、じっと見つめている。 23:17:57(rapunzel_) そこに。 23:18:11(rapunzel_) 中国系の顔立ちの、男と女が、ふらりと現れる。 23:18:50(rapunzel_) 晃龍「……安心しろ、殺しはしない。残念だったな、"思い出し"さえしなければ、我らから逃げおおせることも出来たろうが……」 23:19:22(rapunzel_) 茜龍「傷は大丈夫、兄さん?(中国語)」 23:19:52(rapunzel_) 晃龍「……ああ。極度に太刀筋の限定されるあの地下牢でなければ……首を落とされていたところだ」 23:20:09(rapunzel_) 茜龍は、兄の首筋を、ちろりと舐める。 23:20:22(rapunzel_) 兄の首には、一筋の朱色の線が、浮かんでいた。 23:20:50(utai ) /ただそれだけの光景が、淫靡に見えるのは……月が、こんなにも輝いているからだろうか? 23:21:04(rapunzel_) ――嗚呼、満月が。新宿中央公園を、ただ、照らしている。 23:21:55(utai ) 羅紗「いかんねぇ………いかんよ、いかん」 23:22:16(utai ) 濃紺の帽子に、揃いのマント。 23:22:18(utai ) 下手をすれば漆黒より闇に溶け込む服を纏い、舞うように歩を進めている。 23:22:22(utai ) 手にはやたらと大きな陶製の酒瓶を抱え、腰には何やら柑橘の類と、白桃の実が枝ごと腰に差されていた。 23:22:34(utai ) 右の手には鋏、左の手には針に通された糸。 23:22:59(utai ) 羅紗「……こんなにいい月なのに、そうほいほい血を流しちゃあ、いかんよなあ」 23:23:33(rapunzel_) 兄妹は、糸織りの方を……見る。 23:23:50(rapunzel_) オニは、人工池の真ん中で。じっと、手を見つめたままだ。 23:24:17(utai ) 羅紗「………さすがに血に飽いたと見えるなあ、鬼殿」 23:24:56(rapunzel_) オニ「……なあ。あんた、知ってるかい。なんで俺はこんな姿で、なんで俺はこんな力を持っていて――」 23:25:16(rapunzel_) オニ「――なんで、静香を殺しちまったんだろうなあ」 23:25:45(utai ) 羅紗「………さあて、なあ。色々答え様はあるが……別にお前様が知りたいのは答えじゃあるまい?」 23:26:14(rapunzel_) オニ「……なんで……なんでこんなに、涙が止まらないんだろうなあ」 23:26:39(seduki ) /その人工池の水は、オニの涙を映し、オニの涙を溶かし。 23:28:09(rapunzel_) ……ちゃり。 23:28:33(rapunzel_) 地面の石と、抜き身の刀が、こすれあう音がした。 23:29:18(rapunzel_) 抜き身の日本刀を手にした――着流しの男。 23:29:47(rapunzel_) 狂也「おんやぁ。先客ですかいなあ」 23:30:07(utai ) /羅紗「おうおう、人の血に飽くことを知らん奴が来たぞ……上海以来か。あん時は世話になったなあ……」 23:30:46(rapunzel_) 狂也「羅の字けぇ。わっちの刀があんさんを覚えてませぇな」 23:32:17(rapunzel_) 刀の背で、狂也は己の右肩を、まるで肩たたきのように、軽く叩く。 23:32:51(utai ) 羅紗「それは幸い。………さぁて。いささか縁が読みづらいなあ。一体何がどうなっとるんだ?」 23:33:08(seduki ) ラーズ「…邂逅か」金属質の靴音。 23:33:12(zatusou ) /アリシアは公園の木陰で様子を覗っていた。 23:33:38(zatusou ) ブラックローズ「村正が出て来たぞ」 23:33:48(rapunzel_) 狂也「――どうにも。どうにもわっちの虫の居所が悪くてなあ。皆殺しにしろと、胸が騒ぎよる」 23:34:15(zatusou ) アリシア「また共鳴起こしたりしないでしょうね?」 23:34:22(seduki ) 戦に際しての正装。槍を携え、オニを、狂也を、二人を見渡し。 23:34:30(utai ) 羅紗「あちゃあ……私が請け負った縁はそこの鬼を殺すことなんだがなあ……」 23:35:18(rapunzel_) 晃龍「簡単です、糸織り。我々が新宿を実験場にした。紅龍会はその踏み台。そちらの人斬りさんは、大仰騙された。……そんなところです」 23:35:46(zatusou ) /ブラックローズ「それはない。この前は初顔合わせで互いに武者震いしただけだ」 23:36:19(nyanshiro) 杜人「…そちらの男女は紅龍会の方…基、その上の存在、村正使いさんは用心棒、御仁さんは実験場に必要な試薬の材料…ということですか」 23:36:24(seduki ) ラーズ「つまり、人の因果もろともを腐らせようが何をしようが、御構い無しか。踏み台とは。…笑わせる」 23:36:45(rapunzel_) 狂也「……もうええ、もうええ、もうええ。わっちはもう、何も見なかった。何も聞かなかった。だーらなぁ?”この場”に居るヤツ、みィんな斬って。斬って斬って斬って。それで仕舞いやンのォ」 23:37:04(zatusou ) アリシア「それならいいわ」 23:37:14(nyanshiro) そんな呟きが、辺りに響く。 23:37:16(nyanshiro) …まず彼の者の姿で目を引くのは、そのしなやかな肢体…その躍動美だけでも時には人や獣ですら魅了することだろう。 23:37:18(nyanshiro) /爽やかな風が通り抜け、その動きに伴い、豊かな土壌の色をした髪が揺れる…。 23:37:20(nyanshiro) そして見事な紅の色を湛え、目の会った相手の心を射抜く視線を放つ瞳…。 23:37:22(nyanshiro) …その瞳は、今はどこか悲しみに揺れていたが。 23:37:26(utai ) 羅紗「だったらまあ………話は早い、か。悪縁ことごとく切って払って紡ぎなおして織りなおす。いつもの務めに違いはない」 23:37:40(nyanshiro) 杜人「…遅くなりました、皆さん。情報を洗うのに手間取ってしまいまして…」 23:38:37(seduki ) ラーズ「…簡単な考え方が出来る者が相手にも居るのは助かる限りだ」狂也を見据え。 23:38:39(utai ) 羅紗「ほい、お疲れ様」 23:38:41(zatusou ) アリシア「では行こうかしら」満月の光に照らされてアリシアが姿を現す。 23:38:51(rapunzel_) 《1.対話フェイズ》 23:39:13(rapunzel_) 晃龍「……要は。最後に、ここに立っていた者が勝ち。単純なことです」 23:39:42(nyanshiro) 杜人「とりあえず私は、あちらの御仁さんを助けてあげたいとは思っているのですが…」と、サラッと爆弾発言 23:39:56(seduki ) ラーズ「勝者には栄光を、敗者には死を。分かりやすい理由だ」 23:40:36(rapunzel_) 茜龍は、深紅のチャイナドレスの胸のボタンを外し。そのふくよかな胸を、より強調する。 23:41:20(zatusou ) アリシア「皆さん、もう少し冷静になって…むりですかね〜」 23:41:58(nyanshiro) 杜人「頭に血の上り易い方も多いですから」うんうんとアリシアの言葉に頷く杜人 23:42:35(seduki ) ラーズ「…誰の事だ」杜人を、じろりと睨んで。 23:42:42(utai ) 羅紗「……いやまあ、なあ。受けた以上は為さんとなあ……」 23:42:50(zatusou ) アリシア「最悪、この場に誰も立っていない事にもなりかねないと思いますけど…」 23:43:16(rapunzel_) ……ザザッ。 人斬り狂也は、地面に大きく脚を広げ。手を交差させるように、右手を左前方につきだし。刀の先は右肩。左手は切っ先に添えるように。 23:43:27(nyanshiro) 杜人「え、だってあの狂也さん…でしたっけ?処理しきれない情報に壊れてるっぽいですけど」ラーズにしれっと 23:44:10(utai ) 羅紗「なあに。色々あったらとりあえず切り伏せてから考える奴なのさ。逢うのは久しぶりだが……何も変わってない」 23:44:11(seduki ) ラーズ「…もういい!」てっきり自分の事かと思ったのか。赤面して槍を構える。 23:44:27(rapunzel_) 狂也「ひの、ふの、みぃ……ああ、もうええ。もうええ。数えるのも……面倒になったァわ」 23:44:46(rapunzel_) 狂也「みぃんナ、斬り捨てりゃァ……ええやんナ?」 23:44:54(nyanshiro) 杜人「(ラーズさんも結構、単純なところがおありのようですが)」…中身はこんな奴である。 23:44:55(zatusou ) /ブラックローズ「こんな形の戦いでいいのか?村正?」 23:45:08(rapunzel_) 晃龍「茜龍。……来るぞ!」 23:45:29(rapunzel_) 茜龍「わかってる、兄さん(中国語) 23:45:42(seduki ) ラーズ「…終わらせてやる、全てを」 23:46:20(rapunzel_) オニ「オオオオオオオオオォ」 オニが、鳴く。泣く。……啼く。 23:46:31(nyanshiro) 杜人「…なにがあったのかを大体知ってしまった以上、最後はハッピーエンドにひっくり返したいところなんですけどね〜」困ったように頬を掻きながら・。 23:50:04(rapunzel_) 《2.イニシアチブフェイズ》 23:50:17(rapunzel_) (各自、場をどのようにして支配するか、宣言せよ) 23:51:37(seduki ) ラーズ「貴様等だけは…赦してはおけない。人間の尊厳を負踏み躙る貴様等を赦す理由は無い!」 23:52:08(seduki ) その目は、晃龍と茜龍を真っ直ぐに見据え。 23:53:00(seduki ) <移動><感覚><戦乙女> ともすれば、一瞬でこの間合いを詰める程に、地を踏み締め。 23:53:33(rapunzel_) “断金風”晃龍:[操作][機敏]<風使い>神域の+2、暴風を巻き起こし、一瞬の機先を制する。 23:53:37(nyanshiro) <機敏・移動><知力・創造><獣人>3手4手5手と更なる先をその卓越した「知恵」で読み、その「獣人」としての身体能力で最良の行動を取るために「機敏」に行動する杜人。神域+2 23:53:43(rapunzel_) “山河不在”茜龍:<風使い>神域、晃龍のアシスト。 23:55:20(utai ) <社会>+<操作>+<運命織り>この場所と自らの縁を土地神クラスに強固なものとし、律を書き換えてあらゆる動きを制する。 23:55:49(rapunzel_) “極道”神風狂也:[機敏]<剣術><村正> 絶技“先の先の先”。なによりも、だれよりも、全てに先ず。 23:59:31(rapunzel_) オニ:[剛力]<超加速><御仁> 全てを先読みし、全てに先んずる。 00:00:33(zatusou ) <機敏>+<銃撃>+<神秘なる力> 神域+2 ペンタグラムガード 弾丸を次元に潜行させ、自身に降りかかる攻撃を全て防御(撃ち落す)防御技。 00:01:04(rapunzel_) NPCから判定します 00:01:10(seduki ) 了解です 00:01:16(rapunzel_) 2d6+2 晃龍 00:01:16(fooldice ) rapunzel_:2d6+2 = [5,6]+2 = 13 00:01:28(rapunzel_) 2d6 茜龍 00:01:28(fooldice ) rapunzel_:2d6 = [4,6] = 10 00:01:35(nyanshiro) 勝てるかっ!? 00:01:40(rapunzel_) 2d6+2 狂也 00:01:41(fooldice ) rapunzel_:2d6+2 = [6,4]+2 = 12 00:01:42(nyanshiro) 2d6+2 00:01:42(fooldice ) nyanshiro:2d6+2 = [1,1]+2 = 4 00:01:51(seduki ) ダイス神様がハァハァなされておられる 00:01:53(rapunzel_) 2d6+2 オニ  00:01:54(fooldice ) rapunzel_:2d6+2 = [5,5]+2 = 12 00:02:07(nyanshiro) あ、クリティカル舌 00:02:07(utai ) 2d6+2 00:02:08(fooldice ) utai:2d6+2 = [1,4]+2 = 7 00:02:27(nyanshiro) …って御仁もクリティカルしたーッ!?(涙 00:03:08(seduki ) 続いてこちら側かな 00:03:16(rapunzel_) はい。 00:03:28(seduki ) 2d6+2 00:03:28(fooldice ) seduki:2d6+2 = [3,4]+2 = 9 00:03:30(nyanshiro) 神威の4、ゴメン、さっき振っちゃった…;; 00:03:36(seduki ) むりぽー 00:03:44(zatusou ) 2d6+2 アリシア 00:03:44(fooldice ) zatusou:2d6+2 = [3,1]+2 = 6 00:04:35(rapunzel_) 神威の12。オニの先行となる。 00:05:20(nyanshiro) 御仁がどう動くかだよな〜…;; 00:07:10(seduki ) 全員振ったよね? 00:07:23(rapunzel_) 《3.能動行動宣言フェイズ》 00:08:13(rapunzel_) 狂也「……しゃらくせぇッ!」 00:08:13(rapunzel_) ――見よ!狂也の構えた村正が、紫色のオーラを刀身にまとう! 00:08:13(rapunzel_) 狂也「絶技“先の先の先”から“鏡華水月”!受けりゃぁね!」 00:08:13(rapunzel_) 一歩。ただ一歩。踏み込んで、狂也は村正を振る。 00:08:13(rapunzel_) おお。なんたる技。その一降りで、新宿中央公園の周囲ごと――「真横」に、空間ごと切断された。 00:08:24(rapunzel_) (運切。皆殺し。) 00:08:34(rapunzel_) ジャッジメント。 00:08:36(rapunzel_) + 00:08:46(utai ) + 00:08:48(nyanshiro) + 00:08:55(seduki ) + 00:09:14(zatusou ) + 00:09:24(rapunzel_) 成立。 00:09:32(seduki ) …いや。 00:09:36(rapunzel_) 刹那、全てが――真横に切断される。 00:10:01(seduki ) 一部分は、確かに切れたが―― 00:10:45(seduki ) ラーズ「我が名は“計画を壊す者”、来世でも覚えておくがいい」 00:11:06(seduki ) 斜線上、彼女の場所に最初に踏み込んだのが、良く無かった。 00:11:58(seduki ) 細い腕(かいな)で、そしてその延長、槍の切っ先で、その一太刀の力点を“すでに”止めている。 00:12:49(seduki ) (運切、受け止めます。 00:13:22(rapunzel_) ジャッジメント。 00:13:40(utai ) + 00:13:43(seduki ) + 00:13:48(nyanshiro) + 00:13:52(rapunzel_) * 00:13:52(zatusou ) + 00:13:54(rapunzel_) 成立。 00:14:04(rapunzel_) 音すらなく。 00:14:35(rapunzel_) 狂也の刀が、槍の穂先で――止まる。 00:15:24(rapunzel_) 狂也「……わっちのコレを止めりゃんなぁ……ジュクは広いのう」 00:15:35(seduki ) ラーズ「汝、人の子よ。余り有る力を今すぐ捨てよ。それとも、最早、刀に踊らされるがのみか?」 00:16:28(rapunzel_) どさ、どさ、どさ。周囲の木々が、切られて落ちる。それは綺麗に、剣が止められるまでの半円の先。 00:16:41(seduki ) 羽兜の奥、瞳は穏やかで。 00:18:25(rapunzel_) オニは、まさにその瞬間、動いた。あまりにも、悲しくて。何もかも、悲しくて。 00:19:26(rapunzel_) 目の前に見える全てと。自分を殺せば…… 00:19:33(rapunzel_) 静香は、許してくれるだろうか? 00:20:00(rapunzel_) 動いた、と思った瞬間。 00:20:33(zatusou ) /オニ体に異変が起こった。 00:21:01(rapunzel_) オニの身体が大きくふくれあがり。 00:21:07(rapunzel_) その巨躯が、より一段と。 00:21:12(rapunzel_) ――そして。 00:21:16(rapunzel_) 杜人の、ライザの、羅紗の、アリシアの、晃龍の、茜龍の、狂也の、その全ての背後に―― 00:21:30(rapunzel_) 同時に、オニは。その爪を、振り下ろした。 00:22:06(rapunzel_) [剛力]<超加速><御仁> 超加速による同時分身攻撃。神域+2。 00:23:05(rapunzel_) 《4.受動行動宣言フェイズ》 00:23:40(rapunzel_) “断金風”晃龍:[操作][機敏]<風使い>神域の+2、風が兄妹の周囲を覆う。爪は触れることすら叶わない。 00:23:50(rapunzel_) “山河不在”茜龍:<風使い>神域、晃龍のアシスト。 00:23:58(zatusou ) /アリシア「その薬は上海では宝貝(パオペイ)と呼ばれていたわ。服用期間が長いと、細胞が膨れ上がり組織崩壊を起こす」 00:24:45(seduki ) ラーズ「つまり…あの身体は長くもたないのか?」 00:24:59(seduki ) (/↑付け忘れた 00:25:15(rapunzel_) ストップ。 00:25:34(rapunzel_) アリシア、その発言を実行するなら、是非、運切でやってほしい。どうする? 00:30:13(zatusou ) /ブラックローズ「アリシア。こいつは上海のやつとはモノが違うようだぞ」 00:31:01(rapunzel_) (アリシア&ラーズ発言のDP取得をキャンセルとします。演出は通し) 00:31:02(nyanshiro) 「火のエレメント、杖の9よ…皆を守ってください!」[創造][操作]<カードマスター>どこからともなく現れた9本の杖が、PCたち4人を守るように宙を飛び、鬼の爪を弾き飛ばす! 00:31:24(nyanshiro) 防御で 00:32:14(rapunzel_) “極道”神風狂也:[機敏]<剣術><村正> 秘剣「水枕」。その身は水のように、柔らかく。完全に受け流す。 00:34:03(utai ) 羅紗・ガタリ:[操作]<神仙><運命織り> 手にしていた桃の枝を放り投げ、必ず当たるように縁を結び、鬼の力を封じる。 オニへの妨害。 00:37:07(zatusou ) 機敏>+<銃撃>+<神秘なる力> 神域+2 ファイブスターショット 弾丸を5連射して鬼の腕を撃ち落とす。 00:37:24(rapunzel_) 反撃と解釈します。 00:37:37(seduki ) 咄嗟に、その爪から受身を取る。<機敏><自我><隠蔽> 00:37:55(rapunzel_) 《6.達成値判定フェイズ》 00:37:59(rapunzel_) NPCから判定します 00:38:02(nyanshiro) …全体防御してる私の立場って…。 00:38:13(rapunzel_) 2d6+2 オニ 00:38:13(fooldice ) rapunzel_:2d6+2 = [1,1]+2 = 4 00:38:28(rapunzel_) 2d6+2 晃龍 00:38:28(fooldice ) rapunzel_:2d6+2 = [5,6]+2 = 13 00:38:33(rapunzel_) 失礼、+3です 00:38:45(rapunzel_) 2d6 茜龍 00:38:45(fooldice ) rapunzel_:2d6 = [1,4] = 5 00:39:05(rapunzel_) 2d6+2 狂也 00:39:05(fooldice ) rapunzel_:2d6+2 = [6,3]+2 = 11 00:39:19(utai ) 2d6+2 羅紗 00:39:19(fooldice ) utai:2d6+2 = [3,3]+2 = 8 00:39:30(nyanshiro) 2d6+2 杜人 00:39:30(fooldice ) nyanshiro:2d6+2 = [1,6]+2 = 9 00:39:53(seduki ) 2d6+2 ラーズ 00:39:53(fooldice ) seduki:2d6+2 = [1,6]+2 = 9 00:39:57(zatusou ) 2d6+2 アリシア 00:39:57(fooldice ) zatusou:2d6+2 = [1,1]+2 = 4 00:41:15(rapunzel_) オニは神威の4。 兄妹は神域の14で防御。防御成功、PG二段階、ダメージランク−2。ノーダメージ。 00:41:59(rapunzel_) 狂也は神域の11、防御成功、PG1段階、ダメージランク−1、軽傷 00:43:21(rapunzel_) 杜人は、防御成功、PG1段階、ダメージランク−1、PC達四人は軽傷が保証される 00:43:56(rapunzel_) 羅紗&ラーズは杜人の影響下 00:44:21(rapunzel_) アリシアも神威の4だとダメージランク0、つまり杜人を優先。 00:44:35(rapunzel_) PC達4人は軽傷を受ける。 00:44:44(rapunzel_) 能動行動の権利は晃龍が握る。 00:45:00(rapunzel_) 《1.対話フェイズ》 00:45:30(rapunzel_) オニは、膝から崩れ落ちて、泣き出した。 00:45:42(rapunzel_) 本気だったのに。殺せなくて。 00:46:00(rapunzel_) これでは、静香が許してくれないかもしれない。 00:46:19(nyanshiro) 杜人「…マズイ…英次さん、自分が静香さんを手にかけてしまったことに錯乱してる…!!」 00:46:51(seduki ) ラーズ「…心を…戻す事は…出来ないのか…?」 00:47:53(nyanshiro) 杜人「できることはできるんですけど…邪魔が入りそうな気がして…」と狂也や中国兄妹を目で示す 00:48:01(rapunzel_) (GM:達成値的に、アリシアの反撃より杜人の全体防御を優先しました) 00:48:36(seduki ) ラーズ「ならば、あの3人を止める他無い…」 00:48:50(utai ) 羅紗「……なら、まあ。私があの三人をどうにかしてみようかねえ」 00:49:03(rapunzel_) 晃龍「まったく、どうにもこうにも、ここ(新宿)は化け物揃いだ」 00:49:21(nyanshiro) 杜人「…お願い、します。私はその間に…彼を、止めますから」と頷いて… 00:49:27(rapunzel_) 茜龍は、愛しそうに晃龍の腕に、己の腕を絡める。 00:50:12(nyanshiro) 杜人「はっ!笑わせてくれるな。私たちは確かに身体的にバケモノかもしれんが、ソレを言えばお前たちは私たちを遥かに凌ぐ、精神のバケモノだろうが!」 00:50:27(seduki ) ラーズ「…早くしなければ」これ以上は、オニが苦しむ様を見るのが辛かった。だから。 00:51:06(zatusou ) /杜人の脳裏に依頼人との約束がよぎる。 00:51:09(rapunzel_) 晃龍「我が祖国でも、あなた方のような力量を持つ者は、まれです」 そう言って、笑う。 00:55:07(rapunzel_) 晃龍「……だから、もうそろそろ……終幕といたしましょう」 茜龍。自分の妹に、軽く口づけをする。 00:55:13(utai ) 羅紗「……銃の旦那と、使い手の別嬪さん。悪いが、村正との決着は……またにしてもらえんかな?」 00:55:46(zatusou ) アリシア「ええ、いいですよ」 00:56:14(zatusou ) ブラックローズ「楽しみは後に取っておくとするか」 00:56:44(rapunzel_) 晃龍「――私を無視するなッ、糸織り!」 00:56:49(seduki ) ラーズ「どうせ、また巡り合わせがある。新宿に居る限り」 00:57:17(utai ) 羅紗「なあに………お前様方との縁は、ここまでさ」 00:57:21(rapunzel_) 見よ!晃龍が手を伸ばし!……その手の先は、アリシア。 00:57:58(rapunzel_) 晃龍と茜龍の合わせ産んだ「風」が。次元すらも切り裂く風と代わりて。 00:58:31(rapunzel_) ”銃の旦那と、使い手の別嬪さん”と、糸織りが呼んだ対象を―― 00:58:44(rapunzel_) ズタズタに、千切りにする。 00:59:08(rapunzel_) (運切:次元刀っぽくアリシアを千切り) 00:59:12(rapunzel_) ジャッジメント。 00:59:14(rapunzel_) + 00:59:20(nyanshiro) + 00:59:23(seduki ) + 00:59:54(zatusou ) + うほ。 00:59:58(utai ) + 01:00:06(rapunzel_) 成立。 01:00:39(rapunzel_) アリシアの姿が、刹那。まるで料理かなにかのように……ちぎれる。 01:01:07(utai ) だが、見よ!――――その実、何が起きていたかを! 01:01:51(utai ) 確かに、アリシアの姿は切り裂かれて見えた。 01:02:47(utai ) 確実に獲物をしとめた達成感に……兄妹はある事実に目を向けることが出来なかった。 01:03:14(utai ) ………即ち、ズタズタに切り裂かれたのは、自分達の周りの風景「そのもの」であったことに。 01:03:48(utai ) 羅紗「………やあれ、やれ!一番の難事たる次元の裂け目を自ずから生み出してくれるとは何たる僥倖!」 01:06:41(utai ) 羅紗「天羅地網を紡ぎて織る、因果よ巡れ糸車! 汝ら六道、修羅をこそ相応しきと知るべしや!風使う血族よ!すでに汝ら六道三界と悉く乖離し、もはや蜘蛛の糸を手繰るとも出づる先は五十六億七千万の後と知れ!」 01:07:51(utai ) 羅紗「凶刃よ!汝、再び血と殺戮に酔わんと欲するなら、風使う血脈の五体魂魄、微塵に帰すが良し!―――これにて、運命よ、成就されたし!」 01:09:42(utai ) (運切:晃龍と茜龍の作り出した次元断層を掌握、制御、拡大し、狂也もろともに飲み込み、この世界との完全な無縁の世界へと送り込む) 01:10:12(rapunzel_) ジャッジメント。 01:10:29(utai ) + 01:10:32(zatusou ) + 01:10:36(seduki ) 物凄い勢いで+ 01:10:38(nyanshiro) + 01:10:42(rapunzel_) + 01:10:48(rapunzel_) 成立。 01:10:48(nyanshiro) 謡井さんかっこよすぎーw 01:11:22(rapunzel_) 狂也は、狂気と、驚喜と、狂喜の笑みを浮かべる。 01:11:57(rapunzel_) 狂也「は、は、は。また会りゃぁな――羅の字!」 01:12:24(rapunzel_) まず、狂也が「世界」に飲み込まれた。 01:12:52(rapunzel_) 晃龍と、茜龍は。抱き合って、口づけを交わし。 01:13:33(rapunzel_) 晃龍「いつかまた地獄で会おうぞ(中国語)」 01:13:53(rapunzel_) ――そのまま、消えた。 01:14:13(rapunzel_) ああ、真なる月が―― 01:14:20(rapunzel_) 新宿中央公園を、照らす。 01:14:45(nyanshiro) …残すは…御仁…ただ一人…。 01:14:49(utai ) 羅紗「ちょっちょいのぱっぱ……とは流石にいかなんだが。オニの方は、まあ、頼むわな」 01:15:02(nyanshiro) 杜人「…ええ、お任せください」 01:15:16(nyanshiro) ニコリと笑って、杜人はスッと足を進める。 01:15:37(nyanshiro) 皆から離れ、御仁の元へと近寄って…。 01:15:58(nyanshiro) …ああ、見よ。 01:16:43(nyanshiro) 杜人「「月(THE MOON)」よ、貴女の夢に預けた彼女を…」 01:16:44(nyanshiro) 杜人が一枚のカードを取り出して呟きを漏らし…それによりカードが消え去ると、あたりは霞に包まれる。 01:16:46(nyanshiro) …その中から現れ、ふらつく足取りながらもその場に立っていた人影は信じられないとばかりに声を漏らす…。 01:16:48(nyanshiro) 静香「…そんな…私は死んだはずじゃ…!?」 01:16:51(nyanshiro) その人影とは…御仁が確かに殺したハズの女性(ヒト)…静香嬢、その人…。 01:16:53(nyanshiro) 御仁「…静…香…!?」 01:16:54(nyanshiro) 彼女の姿に御仁も驚愕の表情を浮かべ…その身体から、荒ぶる力が抜けていく…。 01:16:56(nyanshiro) 杜人「…まったく「死」に「お願い」をして、涅槃に静香さんが連れて行くのをやめさせるの、大変だったんですからね?」 01:16:59(nyanshiro) ああ、この優しき狼は…「死」ですら誘惑し、その手を跳ね除けてしまうのか…。 01:17:00(nyanshiro) 杜人「…さぁ、英次さん。静香さんと一緒に帰りましょう?」 01:17:03(nyanshiro) (運切:静香嬢復活による英次(御仁)の戦意剥奪、及びPL側のNPC化) 01:17:24(rapunzel_) ジャッジメント。 01:17:29(seduki ) + 01:17:31(nyanshiro) + 01:17:41(zatusou ) + 01:17:45(utai ) + 01:19:11(zatusou ) アリシア「羅紗さん有難う。本当に助かったわ」 01:19:37(seduki ) ラーズ→ライザ「…全くだ。ああいう芸当まで出来るとはな」 01:19:54(seduki ) 其処に居るのは、白いワンピースの少女。そして… 01:19:56(nyanshiro) 杜人「しかも相手の技を利用して返すあたり、相変わらず腕は確かですね〜♪」 01:20:07(utai ) 羅紗「流石に疲れるんで、そう易々とやりたかないがなあ」 01:20:16(seduki ) さらには。 01:20:32(seduki ) ライザ「…二人とも、“お帰り”」 01:20:47(zatusou ) ブラックローズ「新宿は本当に面白い奴らがいる街だな」 01:20:52(rapunzel_) 英次と静香は、涙を流し、皆の処へ―― 01:20:55(rapunzel_)   01:20:56(rapunzel_)   01:20:58(rapunzel_) 《終幕 〜後日、雨の降る新宿で〜》 01:21:15(rapunzel_) 雨が、静かに降っていた。 01:21:30(rapunzel_) あれだけの騒ぎで、あれだけの死人が出たのに。 01:21:37(rapunzel_) ――新宿は、いつも通りで。 01:23:52(rapunzel_) カラン。コロン。カラン。コロン。 01:24:06(rapunzel_) 場違いなゲタの音を響かせて、男は歩く。 01:24:32(rapunzel_) 1人の男が、鼻歌交じりで、古めかしい和傘を差して、雨の降る新宿を歩いている。 01:24:47(rapunzel_) 着流しの男は、ふと。空を見上げて―― 01:25:03(rapunzel_) 「わっちの故郷は、やっぱりここやんなァ」 01:25:14(rapunzel_) からん。ころん。からん。ころん。 01:25:45(rapunzel_) 男は、懐かしそうに。 01:25:52(rapunzel_) 歩く、歩く、歩く。 01:27:54(utai ) 羅紗「―――おう。一杯やってかんか?」マントの男が、愉しそうに酒瓶を掲げて見せた。 01:28:33(rapunzel_) 着流しの男は、その言葉に、嬉しそうに頷いて――マントの男と、肩を組んだ。 01:28:50(rapunzel_) 嗚呼。新宿は、今日も……「平和」である。 01:28:58(nyanshiro) そして同時刻 01:29:00(nyanshiro) 杜人「…ふぅ、なんだかここ(杜人の家)…人が増えて賑やかになってきましたね…」…御仁と人形の若い夫婦が引っ越して来た自分の家で、どこか楽しげに笑いながら…雨の降る窓を見つめた…。 01:29:14(nyanshiro) 一頭の狼が居た…。 01:29:21(seduki ) さらに、同刻。 01:29:29(seduki ) …見よ。 01:29:57(seduki ) ライザ「…安らかに。そして二度目、再び神の愛を受け、またこの地に降り立たん事を」 01:30:27(seduki ) ふわり、ふわりと、魂の輝きが昇る。 01:30:43(seduki ) (運切、スルーズの転生を 01:30:51(rapunzel_) ジャッジメント。 01:30:53(rapunzel_) + 01:30:55(utai ) + 01:30:58(nyanshiro) + 01:31:04(seduki ) + 01:31:08(zatusou ) + 01:31:12(rapunzel_) 成立。 01:31:25(seduki ) 雨の空、暗い雲を刺す、魂の輝き。 01:31:38(seduki ) こうやって、命はきっと巡っていく。 01:31:49(seduki ) 少女は、それをただ見つめる。 01:31:59(rapunzel_) スルーズの笑顔が、ライザには見えた。……そんな、気がした。 01:32:19(zatusou ) そして、新宿のレトロホテルでは。 01:32:55(zatusou ) アリシア「そうしたの、ブラックローズ?何だか楽しそうだけど?」 01:33:45(zatusou ) ブラックローズ「村正が帰って来やがった。こんなに楽しい事はないだろ?」 01:34:26(zatusou ) アリシア「そうね…私はバーボンがあれば楽しいけどね」 01:35:04(rapunzel_) アリシアは、そう呟くと。 01:35:10(rapunzel_) バーボンを掲げて。 01:35:22(rapunzel_) バーボンの色越しに……新宿の町並みを、眺めた。 01:35:49(rapunzel_) 雨の新宿は、ただ静かに。”そこ”に、在った。 01:35:54(rapunzel_)   01:35:55(rapunzel_)   01:35:55(rapunzel_)   01:35:55(rapunzel_)   01:36:20(rapunzel_) 【魔都物語 -darker than darkness-】 01:36:27(rapunzel_)      〜「支配者の黄昏」〜 01:36:32(rapunzel_)   01:36:39(rapunzel_) −完− 01:36:42(rapunzel_)   01:36:42(rapunzel_)   01:36:42(rapunzel_)   01:36:47(rapunzel_) お疲れ様でした! 01:37:12(seduki ) お疲れ様です( ´¬`) 01:37:13(NamelessC) おつかれれ〜 01:37:17(nyanshiro) お疲れ様でした〜!w 01:37:36(zatusou ) お疲れでした。