21:32:33(rapunzel_)   21:32:33(rapunzel_) 【魔都物語 -darker than darkness-】模擬戦:1vs1 21:32:33(rapunzel_)   21:32:33(rapunzel_) 天候:夕方の小雨 21:32:33(rapunzel_) 場所:新宿駅構内(ホーム、西口地下噴水前など) 21:32:33(rapunzel_)   21:32:33(rapunzel_) 甲谷芹火 21:32:33(rapunzel_) http://www2.atwiki.jp/h_session/pages/530.html 21:32:33(rapunzel_) アルトゥール・イリヤ・チェルノフ 21:32:33(rapunzel_) http://www2.atwiki.jp/h_session/pages/658.html 21:32:33(rapunzel_)   21:32:33(rapunzel_)   21:32:33(rapunzel_) #視界が歪む。ここはどこ? 21:32:33(rapunzel_)   21:32:33(rapunzel_)  今は黄昏時。 21:32:33(rapunzel_)  昼と夜、二つの世界が重なる。 21:32:33(rapunzel_)  僅かに漂う雨の匂い。 21:32:33(rapunzel_)  遙か遠くに、駅の雑踏の音が聞こえる。 21:32:33(rapunzel_)  すれ違うのか出会うのか。 21:32:33(rapunzel_)   21:32:33(rapunzel_)  帰宅につく大勢の人達がホームを歩いている中、 21:32:33(rapunzel_)  不意に彼等は、ただの人形となり。 21:32:33(rapunzel_)  ――嗚呼、“新宿”よ。この男と女に、何を求めているのか。  21:32:33(rapunzel_)    21:32:33(rapunzel_)   21:32:53(rapunzel_) 《邂逅、あるいは狂演》 21:36:34(akeno ) 彼が其処に存在した、その瞬間。其処だけが、異質なものへと変わる。 21:37:14(akeno ) 全てを魅了する闇…否、それよりも深い色を宿す髪を揺らしながら彼は進む 21:39:00(utai ) /がしゃん、がしゃん。全てが静止したその空間の中において、安寧と平穏を打ち砕く、金属音が聞こえる。 21:40:16(utai ) 炎のような赤い髪、地獄の底を見据えて育ってきた闇よりもなお黒い瞳。―――体型から女であることは見て取れるが―――そんなことは、この存在にとって瑣末なことでしかない。 21:41:06(utai ) /―――ああ、不幸なるかな。二つの闇を抱えた魂は、『そこ』で対峙する。 21:41:30(rapunzel_) (先ほどのアルトゥールの演出を登場演出と解釈します。DPを1点取得) 21:43:22(rapunzel_) 駅構内が。否。新宿全てに存在していた、人間が。 21:43:36(rapunzel_) ……ただの、人形と化していた。 21:43:55(rapunzel_) あるいはマネキン。あるいはぬいぐるみ。あるいは。 21:44:28(rapunzel_) ただ、そこに。沢山の人形と、1人の男と、1人の女が、居た。 21:45:19(akeno ) 耳に届く金属音、そして…何より濃い闇を抱えた存在に口元に薄い笑みを象る。それは、何も知らないものが見たら月の光り、それの祝福受けただろう、そう錯覚させるほどのもので―― 21:47:34(utai ) /芹火「誰かと思えばアンタか、色男。――二年半ぶりに、なるかね」 21:48:09(utai ) 肉食獣の笑みを浮かべたまま、半分機械の女は言った。 21:49:51(akeno ) イリヤ「――もう、それほどに経っていたか。いや、未だそれほどと言うべきか?」 21:50:49(utai ) /芹火「―――ま、アンタら『夜の一族』にしてみりゃ時間なんぞどうでもいいんだろうがね」 21:51:03(utai ) (提案を撤回) 21:51:12(rapunzel_) (撤回了解) 21:51:30(akeno ) 笑みを隠しながら振り向く。深遠の闇、それと思わせる髪が揺れ――そして、月よりも尚冴え冴えとした容貌が芹火の前に現れる 21:52:17(akeno ) イリヤ「あぁ。私にはそのようなものは関係ない……。しかし、人に作られたものにはそれは重要なのであろう?」 21:52:43(utai ) 芹火「やれやれ……うっかりすると惚れそうで怖いねぇ、相変わらず。―――アタシゃ軍人だからね。時間は貴重品なのさ」 21:56:11(akeno ) イリヤ「しかし、お前達には…その耐性はただ人よりもあるだろう?だからこそ、私は楽しいのだがな」 ふっと楽しそうに口元が綻んだかと思うと、その時は一瞬止まった――― 21:59:19(utai ) 芹火「……ち」反射的に内ポケットの拳銃に伸ばした手が止まる。だがそれは一瞬のこと。消音機つきの銃身から、静かに弾丸が放たれる――――。 22:01:48(akeno ) イリヤ「何をする…?私は、お前に敵対していないが?」 放たれた銃弾、それにより時は動き出す。それに動じた様子も無く、彼は自身の闇へと飲み込もうとするかのように、その極上の宝石にも似た、否それよりも力在る瞳で見つめる 22:04:56(utai0 ) /ああ、なんということか。純然たる化学反応によって生じた激烈な爆圧、意志など持たないはずの運動エネルギーの塊と化した金属塊が……美の化身に傷をつけるのを良しとせぬがごとく、平伏すように……壁に、あるいは床に穴を穿つ。 22:07:35(akeno ) イリヤ「芹火……私を、撃つのだろう?」 耳に届く無機質なものを貫く音に綻ぶように微笑を浮かべ、そうして自身の胸を示す 22:08:54(utai0 ) 機械によって制御された芹火の右腕が、細かく震え出す。 22:10:48(akeno ) イリヤ「芹火……」 どうするのだ?そう問う様にただ、名前だけを静かに呼び 22:11:49(utai0 ) 芹火「―――悪いねぇ、イリヤ。アタシらの意志なんざ問題じゃあ、ないんだわ」 22:12:04(utai0 ) /芹火「『決闘場現象 22:12:33(utai0 ) /芹火「『決闘場現象』(フェノメノン・コロッセオ)。―――入るのは二人、出るのは一人。新宿にはよくある話さ」 22:13:07(rapunzel_) /ふと。イリヤは気がついた。……いつのまにか、胸に、何かが入っている。 22:13:17(rapunzel_) (続き) それは……カード。 22:14:16(rapunzel_) 一枚のカードが、イリヤの服の胸の内側に。 22:14:33(akeno ) イリヤ「……そうか」 その言葉にふっと笑みを消し、その表情を冷たいものへと変える。弱きものが見たら、それだけで深い絶望を感じさせるもので 22:14:58(akeno ) 胸あるカードに気付き、それを手に取り確認をする 22:15:22(rapunzel_) ――10.WHEEL OF FORTUNE.(運命の輪)。そんな文字と、絵柄がそこには、在った。 22:16:47(akeno ) イリヤ「ほう……これは」 描かれたものに満足げな様子を見せて 22:17:33(rapunzel_) そして。芹火の目の前。まさに空中に、一枚のカードが出現する。 22:17:38(rapunzel_) それは、くるくると回り。 22:17:42(rapunzel_) 淡い光を、放っている。 22:18:01(rapunzel_) ――8.STRENGTH.(力)。 22:18:20(utai0 ) 芹火「……っくっく。なんともまた、おあつらえ向きの話だ」 22:19:02(utai0 ) /ふと、見れば。動かぬはずの人形達が、彼らを包囲するように取り囲んでいた。『――――かく運命はのたまいき!戦え!戦え!』合唱じみた叫びが、周囲からあがる。 22:19:39(rapunzel_) マネキンとぬいぐるみとビスクドールが、手に手をとって。肩を並べて。 22:21:12(rapunzel_) 叫ぶ。叫ぶ。叫ぶ。 22:24:22(akeno ) その叫び声は…まるで二人を飲み込まんとするかのように響く 22:24:57(rapunzel_) (今のを提案とみなして、DP1点あげます。>イリヤ) 22:27:59(utai0 ) 芹火「………状況を、開始する」空中に浮かんだカードを手に取り、周囲の叫びを切り裂くような鋭い声を、あげた。 22:28:11(rapunzel_) まさしく。運命の輪は、力ずくで、2人を導いていた。 22:30:28(akeno ) イリヤ「…運命の輪……俺が、回して見せよう」 キィィンッと音を響かせながらカードを取り、艶然と微笑を浮かべる 22:30:37(rapunzel_) 《2.イニシアチブフェイズ》 22:31:09(rapunzel_) (双方、どのようにして「場」の支配権を握るのか、宣言+組み合わせを述べてください) 22:36:42(akeno )  /来よ……そう言うかのように闇の中でも穢れぬ御手を叫び続けるマネキン達に向け、呼び寄せるかのように――操り人形の糸を引くかのように一度だけ指が動く (社会・共感+操作・隠蔽+魔魅  神域+2) 22:37:37(utai0 ) 《軍事ドクトリン》+《機敏》+《超装備》 22:37:39(utai0 ) 外観で行動を狂わされるというのであれば、それを視界に入れなければいいだけの話。煙幕手榴弾と閃光手榴弾で双方の視界を奪い、データシステムでイリヤの位置を確認して、銃撃。神域+2 22:38:12(rapunzel_) (残念、その提案はDP入りません。演出は通します>イリヤ) 22:38:25(rapunzel_) (双方、判定をしてください) 22:38:35(utai0 ) 2d6+2 22:38:35(fooldice ) utai0:2d6+2 = [4,5]+2 = 11 22:38:48(akeno ) 2d6+2 22:38:48(fooldice ) akeno:2d6+2 = [2,4]+2 = 8 22:39:20(rapunzel_) 芹火が能動行動の権利を手に入れた。 22:39:28(rapunzel_) 《3.能動行動宣言フェイズ》 22:41:31(utai0 ) 《剛力》+《軍事ドクトリン》+《超装備》。『最大限の攻撃力で、容赦なく叩き潰すべし』常人には持ち上げることすら困難な巨大な対物ライフルを抱え、周囲の人形ごと吹き飛ばす。神域+2 22:44:19(rapunzel_) 《4.受動行動宣言フェイズ》 22:47:17(akeno ) 視界が塞がれた事に動じるもののそれは表に現さず、自身を狙うライフルの弾丸すらも魅了するかのように血も濃密な紅を瞳に浮かべて静かに手をかざす 22:47:48(akeno ) (操作・隠蔽+魔魅+邪眼  神域+2) 22:49:10(rapunzel_) 防御と解釈します 22:49:23(rapunzel_) 《6.達成値判定フェイズ》 22:49:29(rapunzel_) 双方、判定をどうぞ。 22:49:34(akeno ) 2d6+2 22:49:34(fooldice ) akeno:2d6+2 = [4,4]+2 = 10 22:49:41(utai0 ) 2d6+2 22:49:41(fooldice ) utai0:2d6+2 = [5,5]+2 = 12 22:50:05(rapunzel_) 神威の10と神威の12 22:50:58(rapunzel_) ダメージランク0。中傷がイリヤに入る。(流血、額が割れる等といった効果) 22:51:10(rapunzel_) 《1.対話フェイズ》 22:51:38(rapunzel_) (負傷演出その他諸々、どうぞ) 22:52:23(utai0 ) /かすかに風圧で皮膚が裂け、細かなイリヤの完璧な美貌に僅かな傷がつく。だが――――それすらも、荒天の夜に、冴え冴えと輝く月光の美しさに藻に、その魅力にはいささかも翳るところがない。 22:54:50(akeno ) /風圧、それにより一瞬晴れた煙幕…そこに表れる女性は…まさに炎。本来ならば、不似合いであるはずの巨大なライフルも彼女の炎を表わすには未だ足りないだろう 22:56:15(utai0 ) 芹火「――――男前に、なったねぇ!」心底、愉しくて愉しくてたまらないような顔。 22:57:19(akeno ) イリヤ「………何処がだ?」 その傷口に舌を這わせ、その表情には苦々しいものが浮かぶ 22:58:28(rapunzel_) 銃撃の音が止むと、途端に静けさが戻る。 22:58:37(rapunzel_) 2人の耳に、心地よい雨音が聞こえてくる。 22:58:43(rapunzel_) ただ、淡々と。 22:58:49(rapunzel_) 雨は、降り続けている。 22:59:34(utai0 ) 芹火「……傷は戦士の勲章さね……とはいえここは戦場じゃあ、ない!次はアンタの手番だ色男!」何故、そんな言葉が出てきたのか―――わからない。ただ、一片の迷いもなく、そう言った。 23:00:34(utai0 ) (対話フェイズを終了します) 23:00:38(rapunzel_) 《3.能動行動宣言フェイズ》 23:01:00(utai0 ) では、宣言どおりに能動行動をイリヤに譲渡。 23:01:32(akeno ) イリヤ「私は攻撃には向かない…。しかし、芹火。先程の礼だ…受け取れ」 23:02:14(rapunzel_) (譲渡の結果、芹火にDP1点がはいります) 23:04:15(akeno ) 手加減などという無礼は見せない、その決意に呼応するかのように瞳に浮かぶ紅は芹火の髪に宿る色のように炎を思わせるかのように揺らめく。そう、それは…今までよりも強い呪縛の力。只人であれば刹那に自我を失うほどの 23:04:29(akeno ) (操作+邪眼+魔魅 神域+2) 23:04:45(rapunzel_) 《4.受動行動宣言フェイズ》 23:06:28(utai0 ) イリヤに反撃を宣言。 23:07:59(utai0 ) 《軍事ドクトリン》+《機敏》+《超装備》。精密射撃が困難であるなら、周辺ごと抉り取る。対魔ナパームによる焼却。 23:08:37(rapunzel_) 《6.達成値判定フェイズ》 23:08:55(utai0 ) 2d6+2 23:08:56(fooldice ) utai0:2d6+2 = [5,4]+2 = 11 23:09:23(akeno ) 2d6+2 23:09:23(fooldice ) akeno:2d6+2 = [1,4]+2 = 7 23:09:49(rapunzel_) 神域の11と神域の7。PH発生、ダメージランク1 23:09:59(rapunzel_) +1 重傷 □ 骨折したり脱臼したり。 23:10:09(rapunzel_) イリヤは重傷を負う。 23:10:19(rapunzel_) 《1.対話フェイズ》 23:11:00(utai0 ) 芹火「……っ、はっはっは!?なんだい、腕ぇ落ちてないかい!?」 23:11:02(rapunzel_) (負傷演出その他諸々を以下略。能動行動の権利は芹火。いつでも能動行動の宣言をどうぞ。) 23:12:22(akeno ) イリヤ「其処までは…柔ではなくてな」  ゆらりゆらりと瞳に炎が揺れ、自身よりも尚燃え盛るその炎の化身を睨みつける 23:12:54(utai0 ) /炎の中に、イリヤの姿が浮かび上がる。まさに月を愛でる、魔性の宴がごとく、炎とあいまって空間が演出される。 23:14:03(rapunzel_) 人形達が歌う。賛美歌を奏でる。 23:14:14(rapunzel_) 救いの主は ハレルヤ! 23:14:14(rapunzel_) よみがえり給う ハレルヤ! 23:14:14(rapunzel_) 勝ち鬨あげて ハレルヤ! 23:14:14(rapunzel_) 御名を称(たた)えよ ハレルヤ! 23:14:27(rapunzel_) ――やかましく、うるさい。 23:14:46(rapunzel_) ハレルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ! 23:16:18(utai0 ) /そして―――――その歌に気を取られて。芹火は―――注意を一瞬だけそらしてしまった。軍人としてあってはならぬ―――慢心も、その胸中にあった。 23:17:00(utai0 ) 気が、つかなかった。一瞬、ほんの一瞬。イリヤに心を奪われて―――彼の魔眼と、魅力が彼女の魂を犯していたことを。 23:17:21(utai0 ) #能動行動宣言フェイズに移行。 23:18:42(rapunzel_) ――見よ。その一瞬で、その刹那で、十分過ぎたのだ。 23:18:50(rapunzel_) 足の震え。手の震え。 23:19:04(rapunzel_) 身体の震え。……否。 23:19:08(rapunzel_) 魂が、震えている。 23:19:25(rapunzel_) 芹火の瞳が。……イリヤに、吸い込まれる。 23:19:32(rapunzel_) 見るな、見るな、見てはいけない! 23:19:39(rapunzel_) ――だのに!!!!! 23:20:00(rapunzel_) (運切。芹火に致命傷が入る。) 23:20:04(rapunzel_) ジャッジメント。 23:20:19(utai0 ) + 23:20:30(akeno ) + 23:20:33(rapunzel_) + 23:20:54(rapunzel_) 成立。芹火は致命傷に相当するダメージを精神に受ける。 23:21:14(rapunzel_) 《3.能動行動宣言フェイズ》 23:21:58(utai0 ) 芹火「う、うああ、ぁ、あああ。……は、はははは!?」負けた。負けてしまった。すでにもう、この体の主は自分ではないのだ。 23:22:34(utai0 ) 全てをさらけ出してしまいたい。従属してしまいたい。あの美の虜となって使い潰されれば、なんと光栄なことだろう! 23:22:48(utai0 ) ―――だが。見よ。 23:24:41(utai0 ) 彼女の内なる炎が、まだ消えていないことを。彼女の魂が折れて砕けても―――彼女を彼女たらしめる、魂と肉体と、そして武装―――世界最強最悪の怪物、『現代軍隊』の最小構成単位たる『総軍』曹長甲谷芹火は―――いまだに、健在であった。 23:25:39(utai0 ) もはや戦闘は不可能。この特異時空間からの脱出要素は満たされたと判断するも、未だに崩壊の兆しはなし。 23:25:53(utai0 ) ……全火力をもって、現状を打破。撤退する。 23:26:39(utai0 ) 瞬間。甲谷芹火の体に、装甲と武器の権化のような巨大なパワードスーツが着装される。 23:27:19(utai0 ) 破壊、破壊、破壊。ミサイルが、ロケット弾が、銃弾が、レーザー砲が、音が、光が。嵐のように。津波のように。この止まった世界を、ことごとく破壊する。 23:27:35(utai0 ) イリヤのことなど―――おかまいなしで。 23:28:11(utai0 ) (運切。この場所を完全に破壊し、戦闘を中断する) 23:28:18(rapunzel_) ジャッジメント。 23:28:33(akeno ) + 23:28:34(utai0 ) + 23:28:40(rapunzel_) - 23:28:43(rapunzel_) 成立。 23:28:53(rapunzel_) 戦闘中断となる。 23:29:13(rapunzel_)   23:29:25(rapunzel_) ――世界に。ヒビが、入った。 23:29:37(rapunzel_) 割れる。ガラスのように音を立てて、世界が割れる。 23:30:19(rapunzel_) 全てが、薙ぎ払われ、吹き飛び、消失し、そして。 23:33:13(rapunzel_) ……そして、世界は、反転した。 23:33:14(rapunzel_)   23:33:14(rapunzel_)   23:33:38(rapunzel_) ……雨。夕方の小雨。静かに降り続ける、雨。 23:33:59(rapunzel_) 新宿駅の構内は、賑やかで。 23:34:10(rapunzel_) いつも通りに、騒々しい喧噪を振りまいている。 23:34:44(rapunzel_) 芹火と、イリヤは。ある程度の間を置いて、向き合い、立っていた。 23:36:00(rapunzel_) 帰宅を急ぐ人。人。人。少しずつ――入ってくる。 23:36:09(rapunzel_) だが、それはまるで……モノクロームのように。 23:36:28(akeno ) 彼は彼女を見つめ……そうして、ふっと笑む。魔力を持たない、自然な笑みを 23:37:01(utai0 ) 芹火「これにて一件落着、かねぇ、色男」疲れたような……やはり、笑み。 23:37:18(akeno ) /イリヤ「その力……以前より、磨きがかかったようだな。私は…其処までは見たことはなかった」 23:37:52(utai0 ) 芹火「……なあに。非常用さね。アンタ相手でもなければそうそう使ったりはしないさ」 23:39:37(akeno ) イリヤ「……上手い事を言う」  クスリと笑い、芹火へと近づき炎に…その髪に手を伸ばす 23:41:03(utai0 ) 芹火「………ふん、ふふん。髪ならくれてもやるけど――――そう簡単に、口説かれはしないよ?」 23:41:43(rapunzel_) /芹火は内心、舌打ちをした。――なんたる、美か。苦笑する。ここまで綺麗だと……もはや笑うしかない。 23:43:19(akeno ) イリヤ「他者を口説いたことは殆ど無い…。けれど、セリカなら口説き甲斐はあるだろう」 手に取った炎に紅をはいたような唇を寄せる 23:44:19(utai0 ) 芹火「……生憎と。自分よりキレイな顔に口説かれてもその気には、なれんさね」 23:45:54(akeno ) イリヤ「それでも……先は分からない」 23:46:33(akeno ) 簡単ではないだろう、それは分かっている。先程見せた彼女の行動、それが何よりも雄弁に彼女の誇り高さを語っているのだから 23:50:00(utai0 ) 芹火「っくっく。じゃあまあ、モノは試し――――と、いくのも悪くないだろうけど。縁が合えば嫌でも会うのがこの街さね。ソレはまた……別の機会にで」背中を向け、機械の右腕が、ひらひらと振られる。 23:52:30(akeno ) イリヤ「そうか…。なら、次に会うことがあれば―私は本気で口説こう。お前の存在を得るために」 指から離れる炎を見送り、手を振り返すことは無いが笑みを返す 23:53:22(utai0 ) /かくして―――夕闇の狂宴は、幕を、閉じる。 23:54:21(akeno ) /幕が閉じると同時にモノクロームの背景には色が取り戻され、日常を刻みだす 23:56:02(rapunzel_)   23:56:02(rapunzel_)   23:56:02(rapunzel_)   23:56:04(rapunzel_) 【魔都物語 -darker than darkness-】 23:56:11(rapunzel_) 1vs1 模擬戦 23:56:19(rapunzel_) (結果:戦闘中断) 23:56:20(rapunzel_)   23:56:21(rapunzel_)   23:56:24(rapunzel_) お疲れ様でした。 23:56:33(utai0 ) お疲れ様でした。 23:56:34(akeno ) お疲れ様でした。