●種族・用語辞典 ○種族 人間:普通の人間・・・それ以上でもそれ以下でもない、命界球アーシアで一番多い種族。 ビースト:いわゆる獣人。ビースト内でも様々な種族があり、犬に近いドギー族、猫に近いニャンキー族。兎に近いウサミー族などの哺乳類に似た者から、爬虫類に似たリザーディ族まで様々。アーシアに広く分布。 妖精:森の住人エルフィン。おやつを作る小さな妖精フェアル。地下の住人ドワーフなど、ビーストと同じく様々な種類が居る。同じくアーシアに居るのが殆どだが、一部がフレイスや 魔族:高い魔力を持つ闇の一族。アーシアの裏面を主な生息地にしているが、表面にも存在する。大抵魔物と賞されるゴブリンなどがこの種族の下位だが、高位の存在は高い知能と魔力を持つ。魔王とかが居るのは悪魔でなくこっちが多いかも・・・悪魔からも出たりはするが・・・やっぱり人それぞれという奴で例外も多い。 天使:フレイスに住まう神の使い。聖なる力を持ち、白い翼で空を舞う(長距離を飛ぶ場合は実は転移なのだが、彼らはそれも「飛ぶ」と呼称する)基本的に秩序を重んじる性格の持ち主が多いが、例外はつきもの。 ブリキニアン:錬金術師が作り出した魔導機械人形。ロボロボしたのも居れば人に近い造形のものも居る。種族名の由来からわかる通り、大抵はブリキ製なのが多い。アーシアにて多くが生産。 悪魔:シェールスに住まう黒い羽翼か蝙蝠の翼を持つ種族。悪魔と言うのは彼ら自体が名乗っているものであり、天使たちが「堕天使」と呼ぶように、本来は天使だったが、エーテルの海の外にある「混沌」に触れることで生まれ変わった者達を指す。己の欲望に忠実・・・というと聞こえが悪い・・・というより、確かに悪さもしたりするのだが、絶対悪・・・というわけじゃない。 ○世界・用語 世界球:現実で言えば半分天動説な世界・・・丸い球状の世界結界の中に生命が生息する世界。 命界球アーシア:最も多くの種類の生命が生息する第三の世界球。「創造主の傑作」と天使達は呼んでいる。比較的平らな地面なので表面と裏面があり、表面は自然の豊かな土地だが、裏面はどちらかと言うと岩や山が目立つ・・・空を飛ぶか転移でもしないと二つの面は普通行き来できない。表面は人間・・・裏面には魔族が多く住む。 天界球フレイス:天使たちの住まう常昼の第二の世界球。アーシアから見る太陽である。大地が存在せず、雲の上に建物を建築して天使たちが生活している。自然の植物・・・というのがほぼ存在しないため、緑が存在するのは天使たちが用意した庭園くらいだろう・・・綺麗なところなのだが、整然とし過ぎるのが嫌いな人には向かない世界。 影界球シェールス:悪魔の住まう常世の第三の世界球。別名「捨てられた世界球」。地面は丸いが、表面は荒れ果てており・・・大抵の生物が地下にすまう。フレイスの光が届いていないので表面は寒いが、地下ではマグマ活動があるため暖かいし、温泉などもある。創造神がエーテルの海の中で最初に作り出した世界球だが、うまくいかなかったため放置されたのを、フレイスから逃げ出した悪魔達が拠点として使用している。 混沌:エーテルの外に広がる無明の空間・・・ぶっちゃけ宇宙。天使は混沌に触れると悪魔と化し、神の力を振るえなくなる・・・という言い伝えがある。 地界球ギーア:エーテルの海の外に在るといわれる幻の世界球。神がエーテルの海を作る前に作った最初の世界球で、混沌の中でもその存在を保っているという言い伝えがあるが、基本的に眉唾物とされている。・・・実際は、現実世界の地球だと思ってください。時々ここの住民がエーテルの海の世界に飛ばされてくるというのは、ごく一部の者だけが知っている事実。(つまりトリップ設定OK(ぉ) エーテルの海:神が世界球を混沌から守るために創ったと言われる海・・・というより、ただただ薄く淡く蒼い空間。アーシアの空色は基本的にこのエーテルの海が見えている。呼吸もできるし寒くもないので、空を飛べる者につれてきて貰えば人間でもOK。